波板の張り方について 自分で簡単に貼り替える方法を紹介します

DIYで波板を張り替えたことはありますか?

波板は、建物の屋根や壁に使用されています。
貼り方を間違えれば、
雨漏りや耐久性に違いが出てきます。

そこで今回は、
波板の張り方について
自分で簡単に貼り替える方法を紹介します。

 

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波板の種類について

塩ビ波板

塩ビ系の波板で柔軟温度が高い波板です。
一般的に最も値段が安く、
耐用年数も低めです。

耐用年数は、1年~3年です。

 

 

ガラスネット波板

塩ビ波板をガラス繊維で補強し、
劣化にくく耐久性に優れた高級塩ビ波板です。

車庫、テラス、バルコニーなどでお勧めです。

対応年数は、5年になります。

 

 

ポリカーボネート波板

最もよく使われている波板です。
紫外線を通さない特徴があり、
大変耐久性に優れています。

耐熱、耐衝撃性に優れています。
裏表があるので注意をし、広い範囲でお使い頂けます。

対応年数は、10年です。

 

 

カラートタン波板

カラーが豊富で、昔から親しまれてきた波板の定番です。
メッキなので、年数が経つと錆びてしまいます。

薄鋼板にサビ止め処理をし、合成樹脂染料を焼き付けたものです。
小屋、住宅の屋根、外壁に適しています。

耐用年数は、5年です。

 

ガルバリウム波板

耐食性耐熱性に優れているので
小屋、住宅の屋根、外壁に適しています。

ガルバリウム 鋼板は、アルミニウムと亜鉛の特徴を併せ持ち、
一般的な住宅材よりも「耐久性・耐食性に優れている」
「加工しやすい」「サビに強い」といった特徴があります。

耐用年数は、7年です。

 

 

波板釘の種類について

波板の止め金具

フックボルト
c51-4-1.jpg (7130 バイト) 主に鉄骨建築の屋根や外壁用の波板類を、アングル(山形鋼)の鉄骨に取り付ける時に用意する
通常、亀座金、メッキナットと組んで使われる
バイプボルト
c51-4-2.jpg (8973 バイト) 建物の屋根または外壁のストレート、亜鉛鉄板、プラスチック類で作られた波板を、パイプの骨組みに取り付ける時に使われる。
通常、亀座金、スポンジ、メッキナットと組んで使われる
カサクギ  
a03-03-16.JPG (10806 バイト) 頭部に傘をセットしてあり手間が省け、強度も大きい
トタン、塩ビ、ポリエステルの各波板に使用する。
トタンクギ  
a03-03-25.JPG (4469 バイト) 頭が平らで大きい
トタンに使う

 

 

 

波板の張り方について

波他の必要枚数を確認しましょう

波板の長さは、
3尺・4尺...~12尺くらいまであります。

1尺が、約30cmですので、
例えば10尺だったら、約3mになります。

 

波板の幅は、655mmあります。
波板は重ねて使用しますので、
1枚当たりの幅は60cmとして、
必要枚数を計算します。

 

 

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波板を必要な長さにカットします

 

使用する道具

 

波板を切るときは、
波板切りハサミを使用すると便利です。

金切りハサミに、
波板の様に波打ったハサミになります。

 

 

では、波板を貼っていきましょう

ポリカ波板は、裏表があります。
ですので、ポリカ波板自体にシールが貼っているので、
それの表示を参考に、
裏表を間違わないように使用します。

ちなみに、ポリカ波板以外は
裏表はありません。

 

 

波板は、2.5山重ねて張り付けていきます

幅方向の重ね代は2.5山以上として下さい。
重ね代は必ず固定して下さい。
風下側から葺いて下さい。

 

 

波板に下穴をあけます

 

使用する道具

 

 

あらかじめ、穴をあける位置にマジック等で印をつけます。
穴は5山ごとに、必ず山になる部分にあけて下さい。
必ず山になる部分にあけて下さい

 

長さは、450mmごとになります。
波板に、先に下穴を開けます。

穴の大きさは、
取り付ける釘やフックボルトの
直径より1~2ミリ程度大き目にあけてください。

長さは、450mmごとになります

 

木下地の場合はステンレス傘釘を使用します。
山の頂点に山がへこまない程度まで打ち込みます。

屋根の端には、波のすくい部分で終わる様にすると、
雨が端から落ちる事も無く、
木下地も端から控えて切れるので変色や腐食も少なくなります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
波板は、どのくらいの間隔で
釘を打てばよいのか分かれば、
結構簡単に出来ますよ。

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他のDIYの豆知識についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。

DIYの豆知識について(目次)

 

 

 

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1件のコメント

  • 安田 浩司

    カラートタン波板には、伏せと受けの2種類の使い分けで、壁に貼るには表側になるように、交互に使用して貼ればよいのでしょうか?

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