グラジオラスの育て方 球根からの育て方から、来年も咲かせる方法を紹介します

グラジオラスは、
春植え球根の代表格です。

夏になると、花壇を彩り、
横向きに整然と並んで次々に咲き上がる様子は壮大で、
花壇の中でも特に目を引きます。

すらりと伸びた花穂と剣のような形の硬い葉が特徴で、
学名のグラジオラス(Gladiorus)はラテン語で、
「小さな剣」という意味があり、
葉や蕾の形からつけられています。

そこで今回は、
グラジオラスの育て方
球根からの育て方から、来年も咲かせる方法を紹介します。

 

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グラジオラスの種類・品種について

グラジオラスは原種が300以上存在し、
品種改良によって生み出された、
園芸品種は現在5,000を超えるとされています。

花の大きさや色、形のバリエーションが豊富なことが、
グラジオラスの魅力です。

自分好みのグラジオラスを見つけて、
切り花やガーデニングで楽しめば、
すてきな夏が過ごせるかもしれませんよ。

 

トパーズ

大輪咲き品種で、
黄色の花を咲かせるグラジオラスの中で、
最も発色がよいとされています。

 

グラジオラス トパーズ

 

コロラド

白の花に赤いブロッチが入った複色の品種です。
比較的小型なので、プランターで楽しむのがおすすめです。

 

グラジオラス コロラド

 

トラベラ

ラベンダー色の花びらをつけ、
やさしい印象を与えてくれるグラジオラスの原種です。
早く育つという特徴があります。

 

 

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グラジオラスの植え方について

 

土づくりについて

 

使用する道具

 

グラジオラスは、水はけのよい土を好むので、
庭土や赤玉土に堆肥や腐葉土を混ぜて、
土壌の状態をよくしておきましょう。

中性~弱酸性(pH5.5~6.5)の土を好むので、
庭の土を利用する場合は、
苦土石灰などを混ぜて、酸性度合いを調節しておくと安心です。

 

 

グラジオラスを植えます

 

使用する道具

 

グラジオラスの植えつけ可能な時期は長く、
3月から6月まで可能です。

植えつけの時期を少しずつずらすと、
花の咲く時期も少しずつずれて、
結果として長期間花を楽しむことができます。

3月に植えるよりも、
気温が充分に上がった6月の方が、
多少生育が早く植え付けてから花の咲くまでの期間が短いです。

植え方として、
球根の高さの2倍くらいの土がかぶさるような深さに植えます。
間隔は10cm以上あけます。

 

グラジオラスを植えます

 

丸みと厚みのある球根がよい球根で、
扁平なものはよくありません。
木子は直径1cm以上あれば十分開花します。
大きな球根は2つに切り分けて、
切り口に石灰などをつけて植えるのもよい方法です。

鉢で育てる場合は直径6号鉢(直径18cm)に、
3球くらいが目安です。

庭植えにする場合、
大球の場合は深さ10cmで15cm間隔、
木子は深さ3~5cm、3cm間隔で植え付けます。

球根を選ぶときは、
つい大きいものを選びたくなりますが、
グラジオラスは小ぶりでも丸っこい、
ずんぐりとしたものを選びましょう。
大きくても平べったい(もしくはそれに近い形の)球根は、
質があまり良くありません。

グラジオラスを育てるのに、
最も適した肥料が、マグアンプです。

マグアンプは、花をキレイに咲かせる
リン酸がふんだんに使用され、
花を大きくきれいに咲かせます。

 

マグアンプ

元肥として、マグアンプをぱらぱらと撒いて
土とよく混ぜておきます。

 

 

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グラジオラスの育て方

グラジオラスの水やりについて

乾燥には強いのですが、
成長期には十分な水分を必要とします。

庭植えでは、バークチップなどでマルチングをするか、
丈の低い草花を株元に植えるのもよい方法です。

 

アマリリスの水やり

 

鉢植えは、本葉が出てから開花まで、
土の表面が乾いたら、
たっぷり水を与えます。
開花後は、やや乾かし気味にしてもかまいません。

 

 

グラジオラスの肥料のやり方について

 

使用する肥料

 

グラジオラスはやせた土地でも元気に育ちます。

逆に肥料を与えすぎてしまうと、
花つきが悪くなってしまいます。

そのため、元肥としてマグアンプを土に混ぜ込んで施した後は、
追肥として花が咲くまでに、
2〜3回化学肥料を株元に少量まけば大丈夫です。
化成肥料は、窒素分が少なく、
リン酸やカリウムの多いものを選ぶといいですよ。

 

 

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花が終わったら、花を茎の根元から切ります

花が終わったら、タネがつかないように
花穂の一番下で切りとります。

葉は残しましょう。
そして、葉っぱが黄色くなって枯れ始めたら、
球根に栄養を蓄えられなくなった合図なので、
冬越しの準備をします。

 

10月ごろに球根を掘り上げます

グラジオラスは寒さに弱いので、
10月頃に球根を掘りあげ、翌年まで保管します。

球根は花が咲いてから、
60日で翌年の分の養分を貯めこむことから、
花が咲き終わり、葉が枯れはじめたら、
茎を元の方から切り取り、
球根を傷つけないように掘りあげてください。

 

グラジオラス堀り上げる

 

茎が完全に枯れてから掘りあげると、
分球に必要な木子(きご)がバラバラになって、
採取しづらいので注意してください。

掘りあげた後は、日陰でしっかり乾燥させてください。
乾いたら茎を完全に切り取って、
保存します。

0度以下の場所では球根が枯れてしまうので、
ネットなどに入れて、
暖かく、風通しのいい場所に吊るして保管するといいですよ。
保管した球根は、翌年の3~6月にまた植え付けていきます。

 

 

グラジオラスの増やし方について

グラジオラスは、
新球のまわりにできる木子をとって増やすことができます。
球根を掘りあげた際に木子を採取し、
3~4月に植え付けていきます。

大きい木子の方が育ちやすいので、
たくさんついている場合は、
必要な分だけ選ぶようにするといいですよ。

 

 

まとめ

グラジオラスは、
他の球根と比べ、肥料をあまり必要としません。

逆に肥料をやり過ぎると、
花付が悪くなってしまいます。

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

お花の育て方について(目次)

 

 

 

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