ラッキョウの育て方について 上手に美味しく育てるコツを紹介します

ラッキョウは中国原産の野菜で、
丈夫でやせ地でもよく育つ特徴があります。

ラッキョウのタネ球は、
毎年新しいものを購入して植えると大きくなります。

1年目に収穫しないでそのまま据え置きし、
翌年掘り上げると、
分球して小さな球根がたくさんついた
「花ラッキョウ」になります。

そこで今回は、
ラッキョウの育て方について
上手に美味しく育てるコツを紹介します。

 

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ラッキョウの品種について

エシャレット

エシャレットというのは商品名で、
ラッキョウを生で食べるために、
若いうちに収穫したものです。

本来の呼び方は「根らっきょう」だったのですが、
売れ行きが格段に変わるということで、
エシャレットと名付けられました。

エシャレットが成長すると、ラッキョウになります。

エシャレット

 

 

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ラッキョウの育て方について

8月に植え付けて、翌春に収穫するのがエシャレットで、
初夏から夏に大きくなったものを採るのがラッキョウです。

 

ラッキョウの栽培時期・栽培スケジュールは次のようになります。
緑色が植える時期、
オレンジ色が、収穫時期になります。

ラッキョウは、夏に収穫します。

 

 

 

土づくりについて

 

使用する道具

 

畑は使用する2週間前までに耕し、
苦土石灰を適量散布して、
土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。

1週間前になったら、元肥を投入して、
土とよく混ぜ、畝を立てる(全面施肥)。

プランターで育てる場合は、
市販の野菜用培養土を使用します。

 

適正な土壌pHは5.5~6.0です。

土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。

 

 

 

ラッキョウを植えていきます

鉢・プランター植えの場合は、
深さが15cm以上ある容器であれば、
株同士の間隔を7~10cm空けられれば育てられます。

10号鉢なら2~3株、
60cmプランターなら5~6株が植え付けの目安です。

容器の縁から下2~3cmのところまで土を入れ、
中心に溝を付けて7~10cm間隔を空けて、
種球の太い方を下にして置いていきます。

 

 

種球が半分隠れるくらいまで土を被せたら、
たっぷりと水やりをして完了です。
地植えの場合は、
幅50~60cmの畝を立て、表面を平らにならしましょう。
そして鉢・プランター植えと同じように、
種球同士の間隔をとって植え付けていきましょう。

 

 

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ラッキョウの肥料の与え方

 

使用する道具

 

ラッキョウは、
植え付けるタイミングで土に、
緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。

そして、植え付けから1ヶ月くらい後と
2ヶ月後にそれぞれ1回ずつ追加で肥料を施します。

 

 

1回の目安は、1株につき大さじ1杯(10g)くらいです。

土と混ぜ込んで、まし土をしていきます。

追加で肥料を与えるときに、
肥料を混ぜ込んだ土を株元に寄せていきます。
このとき、茎が曲がらないよう
ていねいに土を寄せていくのがポイントです。

 

 

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ラッキョウを収穫します

ラッキョウは、秋に植え付けた後、
6月に収穫をしていきます。

株を軽く掘り起こしたら葉っぱをつかみ、
土から引き抜いていきましょう。

 

最後に肥料を与えてから、
30~40日ほど経って、一旦掘りあげて
球根が十分大きくなったら収穫のタイミングです。

適期を逃すと、茎や球根部分が固くなってしまうので注意してください。
葉っぱがやわらかいうちに収穫してくださいね。

 

 

ラッキョウの病害虫対策について

ラッキョウの害虫対策

 

使用する道具

 

 

アブラムシ

殺虫剤「ベニカR乳剤」や殺虫殺菌剤「ベニカグリーンVスプレー」を散布しましょう。
植えつけ時に殺虫剤「GFオルトラン粒剤」を植え穴に、さらに生育時には株元へ散布しておくと、アブラムシの発生を抑える効果が持続します。

 

 

 

ラッキョウの病気対策

 

使用する農薬

 

 

灰色かび病

「STダコニール1000」や有機農産物栽培に使える殺菌剤「カリグリーン」で防除しましょう。

 

 

乾腐病

「ベンレート水和剤」を散布して、被害が広がらないようにします。

 

 

 

まとめ

3~4月、エシャレットが収穫できます。
以降、6月に株を引きぬくと、
ラッキョウとして収穫ができますよ。

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

野菜の育て方について(目次)

 

 

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