べと病の原因や症状について 感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します

べと病は、
玉葱やキュウリに多く発生する病気です。

一度発症すると治療が難しく、
発症しないように、
予防する方法が主流になります。

ベト病の初期は、
葉が点状に茶色く変色してそれが広がるのです。

そこで今回は、
べと病の原因や症状について
感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します。

 

 

スポンサードリンク




 

べと病の症状について

葉に汚れたような模様が現れます

べと病は、葉に汚れたような模様が現れます。
罹病部の色が薄くなります。

色の抜け始めた部分を6倍くらいの虫眼鏡で見ると、
カビがポヤポヤっと生えているのが分かります。

 

 

 

 

一度病気が発生すると、治療は困難です

病気が発生してから予防薬をまいても効き目はなく、
治療的な効果が高いものを使う必要があります。

というか、病気が発生してから病気を治すのは、
かなり難しいことです。
普通は病気が出る前から、予防的にやるものです。

 

 

土の中で、10年以上も生き続けます

べと病の病原菌は、
土の中で10年以上生存しますから、
毎年植える場所を変えたとしても、
いずれ同じ場所に戻ってくるようになりますから、
長い目で見れば、菌の密度を下げておく必要もあります。

農薬で殺菌する方法がおすすめです。

 

 

べと病の原因について

べと病の原因菌は、カビで、生きている植物にしか発生しません

べと病は、活物寄生菌で、
生きている植物にしか寄生しません。

また、肥料切れになると蔓延しやすくなります。

 

 

 

べと病の対策について

べと病は、高温多湿で発生しやすくなります

ベト病は高温多湿で、
より多く発生します。

特に夜間の温度や湿度が高いと、
すぐに発生してきます。

これから夏になると気温が高くなります。
夜温が高くなりそうな場合は、
夕方の潅水を控え、風通しを良くし湿度を下げましょう。

 

 

 

ダコニール1000で予防しましょう

ベト病は、けっこう発生しやすい病気になります。

ダコ二ールを早期に散布したり、
対病性のある種を使うことで、
かなり抑えることができます。

あとは株元は常に、風通しをよくしておくとよいですね。

 

 

 

玉ねぎのべと病は、春先の農薬散布で予防しましょう

べと病は、秋のうち苗床で発生したり、
春先早くわずかに発生したりしますが、
あまり被害はなく経過します。

第一次発生のときに、完全に防いでおけば、
あまり心配ないので、
春先にダニコール水和剤やジマンダイセンの所定濃度液を散布し、
その後、葉が盛んに伸びだしたころに、同じ薬剤を散布しましょう。

 

 

 

水しぶきにより、植物に感染します

そもそも土にいる菌が、水しぶきや
湿気などで浮遊・付着して発病します。
ですので、梅雨時期に感染しやすい病気です。

また、植物が密集していて、
風通しが悪くなると、発生しやすいので
注意が必要です。

マルチを行い、毎年交換するのも効果があります。
あとは、何時間も濡れたままだと
発病しやすくなりますので、
鉢植えの場合は、
降雨の当たらない場所に移すという方法もあります。

また、降雨前の殺菌剤散布も効果があります。

 

 

 

スポンサードリンク




 

追肥して対策します

まず、ベト病は木が疲れると発症しやすいので、
必ず追肥して下さい。

ベト病の菌は雨で地面の砂などが跳ねて木を傷つけ、
そこから伝染していきます。
しき藁などで対処しましょう。

病状の酷い葉は早めに除去しましょう。

必要でしたら安全性の高い農薬を、
規定の倍率で定期的に散布しましょう。

 

 

 

HB101を使用する

HB101は、宣伝がすごかったので、
初めて使ってみました。

効果は気がついたら「病気が出なくなっていた」です。

以前バラに定期的にやっていました。
実感がわかずに辞めました。

そして気がついたら、
使用している時は病気の症状が出なかった。
辞めたら発生した、です。

それと最近口角のところが割れてきたのですが、
101を塗ったら治った、です。

もちろん治る時期だったのかもしれません。
できたのに気がついて塗って2、3日で良くなりました。

HB-101

 

 

 

べと病に効く農薬について

べと病の感染前・予防におすすめ

ダコニール1000(お勧めです)

広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。

 

ダコニール1000

 

 

 

オーソサイド水和剤

世界で広く長く使用されている総合殺菌剤です。

生育期散布のほか、種子消毒、幼苗期の土壌灌注などにより、
腐敗病や苗立枯病などの
土壌病害にも優れた効果を発揮します。

 

 

 

 

サンボルドー

塩基性塩化銅を主成分とし、
各種病原菌に予防効果がある保護殺菌剤です。

水でうすめて散布します。

 

 

 

エムダイファー水和剤

果樹、花などの広範囲の病害防除に効果が高い薬剤です。
すぐれた予防効果のある保護殺菌剤です。
水和剤ですが、
収穫物への薬剤の付着が目立たないのが特長です。

 

 

 

まとめ

べと病は、玉ねぎに発生しやすい病気です。

一度発生してしまうと、
治療は困難なため、予防対策が重要となります。

ダコニール1000の散布が有効ですので、
病気が発生する前に対処しましょう。

 

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の植物の病気対策についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。

植物の病気対策について(目次)

 

 

ガーデニングや植物の育て方、気になる知恵袋の検索に利用してください          ↓   ↓   ↓     スポンサードリンク


コメントを残す