体が冷えた時は、腰を温めるのが効果的です。 おばあちゃんの知恵袋を検証

冷え性

体が冷えた時は、どこを温めますか?
首には太い血管が通っているので、
首を温めると温かい血が全身にいきわたり温まるとか、
お腹を温めると良いとか言われていますが、
実は、昔から腰を温めるのが良いと言われてきました。

では、本当に
体が冷えた時は、腰を温めるのが効果的なのか
詳しく調べてみました。

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最近では低体温症の人が増えています

最近では、低体温症の人が増えています。
低体温症とは、脇の下で体温を測定した状態が、
36℃以下の状態をいいます。
低体温症

低体温症の人は、午前中の体温が特に低く
体温が上昇するまでの間は、活動が鈍くなってしまいます。
低体温では、体の酵素が十分に活動できず、
代謝も上手くいかないからです。

 

[illust_bubble subhead=”人間の平均の体温は” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]本来、私達人間の体温の平均は、
36.5℃くらいであり、
これは体内の酵素が最も活性化され、
働いてくれる温度です。[/illust_bubble]

また、体温が1℃下がると、
白血球の働きが30%も低くなってしまいます。
その為、体温が低いと免疫力を低下させてしまいます。
つまり、病気になりやすくなるということです。

 

[illust_bubble subhead=”酵素とは” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]体内における全ての働きというものは、
酵素が関係しており、
酵素があってはじめて円滑に働きます。
健康体においては、
必要な酵素が体内で随時作られていますし、
また酵素は食物からも摂ることが出来ます。
[/illust_bubble]

 

体温は、自律神経によりコントロールされています

体温は、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスで
コントロールされています。
簡単に言えば、私たちの身体は、
緊張している時には交感神経、
リラックスしている時には副交感神経
によって支配されています。

そして、副交感神経の働きが弱い時、
また、副交感神経の働きが強すぎる時に、
体温が低くなってしまいます。
交感神経と副交感神経のバランス

 

副交感神経の働きが弱くなる要因

副交感神経は、
心身を休め回復させる、体のメンテナンスを担う神経です。
交感神経が緊急時に頑張るための神経なのに対し、
副交感神経は睡眠時、休息時などリラックスしている時、
体を回復している時に働きます。

おもに、夜の睡眠中、お風呂に入っている時、食事をしている時です。
マッサージされて、トロ~ンと眠くなっている状態も、
副交感神経による働きです。

筋肉がゆるんで血管がひろがるので、
栄養・酸素・体温が全身にいきわたり、
体の修復がおこなわれます。

現代人はストレス過多の為、
交感神経を発動させやすいので、
副交感神経の働きが低下しやすくなっています。

副交感神経がはたらく時間が短ければ、
体がじゅうぶん回復できずに、疲れがとれない、
体が重たい、目覚めが悪い、肩や首がこる、
めまい、微熱など、さまざまな不調があらわれてきます

 

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副交感神経の働きが強すぎる要因

逆に、全くストレスを受けない場合は、
副交感神経の働きが強くなってしまいます。
まったくストレスのない生活も、
かえって自律神経のバランスを崩してしまいます。
全く運動しない、体を全く動かさない状態は、
副交感神経を強くしすぎる原因となります。

 

 

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体が冷えた時は、腰を温めると効果的です

昔から体が冷えた時は、腰を温める
と言われていますが、
これには、ちゃんと根拠があります。
腰を温める

 

腰を温めると、副交感神経を刺激します

実は、腰(特に仙骨の周辺)には、
副交感神経が集中しています。

[illust_bubble subhead=”仙骨とは” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]脊椎の下部に位置する大きな三角形の骨で、
骨盤の上方後部であり、
くさびのように寛骨に差し込まれています[/illust_bubble]

その為、カイロ等で腰を温めることによって、
副交感神経に刺激を与え、
その働きを活発にし、体温を上げるからです。

こちらの記事も参考にどうぞ
冷え性の原因と対策について 
 今後冷え性に悩まないためには 簡単に出来る対策とは 

 

まとめ

体温は、自律神経によりコントロールされています
副交感神経の働きが弱い時、
また、副交感神経の働きが強すぎる時に、
体温が低くなってしまいます。

現代人はストレス過多の為、
交感神経を発動させやすいので、
副交感神経の働きが低下しやすくなっています。

実は、腰(特に仙骨の周辺)には、
副交感神経が集中しています。
その為、カイロ等で腰を温めることによって、
副交感神経に刺激を与え、
その働きを活発にし、体温を上げることができます。
昔からいわれている、
体が冷えた時は、腰を温めるのが効果的という事は、
本当でした。

 

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の昔からの言い伝えを検証についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。

昔からの言い伝えを検証について(目次)

 

 

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