風邪の予防には、
みかんが効果的って、昔から言われてきました。
また、風邪の引き初めにはみかんが効くとも言われています。
そこで、風邪の予防には、みかんが
本当に効くのでしょうか?
みかんに含まれる成分を分析して、
昔から言われている、
おばあちゃんの知恵を検証してみました
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目次
みかんに含まれる薬効成分について
みかんには、ビタミンCの他、
ポリフェノールの一種であるへスぺリジン、
アルカロイドであるシネフリン等が含まれています。
⇒みかん
これらの成分は、風邪を予防したり
症状を緩和する効果があります。
ビタミンC
ビタミンCは、白血球を活発に働かせる効果があります。
白血球は、ウイルスを攻撃するときに、
沢山の活性酸素を出します。
余分な活性酸素を処理するにはビタミンC が必要です。
抗酸化作用の強いビタミンCは、
活性酸素をドンドン処理していってくれます。
つまり、体内にビタミンCが沢山あるほど、
白血球は活発に働くのです。
サプリメントで摂取するビタミンCは違います。
サプリメントのビタミンCは
合成アスコルビン酸で、
天然のビタミンCに比べると吸収率は5割近くもダウンします。
つまり、ビタミンCの錠剤だけ飲んで、同じ効果を期待しても、
それはまったくもって無理というものです。
つまりビタミンCのサプリメントだけ飲んでいても、
風邪の予防にも治療にもならないのです。
あくまでサプリメントは補助的なもの、
天然ビタミンには及びません。
へスぺリジン
へスぺリジンとは、ポリフェノールの一種で、
みかんの皮やすじに多く含まれています。
へスぺリジンには、壊れたビタミンCを
復活させる役割を持っています。
シネフリン
シネフリンは、柑橘類の中でも
特にみかんに多く含まれる成分で、
気管支を広げる効果があり、
喉の症状を和らげてくれます。
また、シネフリンは、脂肪を分解してくれる役割もあるので、
ダイエットにも効果的です。
運動前に食べると、
最も効果的です。
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みかんの皮には、果実の3倍のビタミンC が含まれています
みかんを食べる時には、みかんの皮は捨てますよね。
しかし、実はみかんの皮には、
果汁の約3倍ものビタミンCが含まれているのです。
これは、捨てるのはもったいないです。
みかんの皮を乾燥させたものを、
漢方では陳皮と言います。
陳皮には、体が弱ったり、
咳止めや虚弱体質の改善効果があります。
そのままでは、食べにくいみかんの皮ですが、
ホットドリンクにすると飲みやすくなります。
みかんの皮のホットドリンクの作り方
みかん2個分の皮をよく洗います。
洗ったみかんの皮を千切りにして、
500mlの水を加えて、煮詰めます。
水の量が半分くらいになったら、
ハチミツを大さじ2杯加えます。
ちょっと苦みがありますが、
風邪のひきはじめに飲むと効果的です。
一度試してみて下さい。
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まとめ
みかんには、ビタミンCの他、
ポリフェノールの一種であるへスぺリジン、
アルカロイドであるシネフリン等が含まれています。
ビタミンCは、白血球を活発化させます。
スぺリジンは、ビタミンCを助けます。
シネフリンは、気管支を広げる効果があり、
喉の症状を和られげてくれます。
昔から言われている、
「風邪の予防には、みかんが効果的」
って言うのは、本当でした。
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