冬になる登場する加湿器ですが、
冬になると、
なぜ加湿器が必要になるのかご存知ですか?
冬になると、空気が乾燥しますよね。
しかも、家の中は暖房器具を使うから、
更に、空気が乾燥してしまうのです。
そこで今回は、
加湿器の基礎知識について
冬場の加湿器の必要性を紹介します。
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目次
加湿器の必要性について
冬場の適正な湿度は45~60%です
冬の場合、暖房温度と湿度のよいバランスは温度20℃ほど、
湿度約45~60%と言われます。
気温5℃・湿度60%の部屋を22度まで温めると、湿度は21%まで減ってしまいます
気温5℃・湿度60%の部屋を、
加湿なしで22度まで温めると、
なんと、部屋の湿度は21%にまで下がってしまいます。
これを、加湿器で湿度60%を維持しようとすると、
300mlの加湿が必要なのです。
つまり、室内を快適な環境にするためには、
加湿器の助けが必要になってくるのです。
「洗濯物を干す」などで加湿対策をされている
ご家庭も多いようですが、300mlもの加湿は、
洗濯物ではなかなかできませんよね。
「洗濯物を干す」などでは、一時的な加湿で終わり、
なかなか満足のいくうるおいを感じるまでにいかないようです。
低湿度が、体に与える影響について
低湿度が与える影響はさまざまですが、
目やお肌の乾燥
風邪やウイルスの活性化
静電気の発生などが挙げられます。
特に、オフィスなどでは
空調システム暖房が多いため、
想像以上に空気はかんそうしています。
静電気の発生は人に不快感を与えるだけでなく、パ
ソコンなどにも影響を与えかねません。
これらは、加湿によって予防できます。
加湿器の効果 効果的な湿度設定は、
- インフルエンザ予防・・・50~60%
- お肌の乾燥予防 ・・・55~65%
- 花粉の飛散予防 ・・・50~55%
となります。
加湿器の節電効果について
加湿器を使用することにより、
節電効果を発することができます。
湿度が上がると、体感温度も上がります
室温5℃の部屋をエアコン暖房で22℃まで上げた場合、
加湿器なしの場合は、湿度が21%で、体感温度は18.9℃に感じられます。
しかし、同じ条件で湿度が60%の場合は、
体感温度は、21℃なのです。
なんと、その差は約2.1℃にもなります。
この差は大きいですよね。
『湿度』と「温度」を上手に組み合わせることで、
暖房費の節約にもつながります。
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加湿器の選び方について
まずは、加湿方式を選びます
加湿器は、タンク内の水を水蒸気にする方法によって、
いくつかの方式に分かれます。
消費電力や発熱、衛生面などでメリット・デメリットがあるので、
使用環境などを考えて選びましょう。
スチーム式
水を加熱して蒸気にする方法です。
熱くなるので子供のいる家庭には向いていなかったのですが、
液体そのものを沸騰させない機構を搭載し、
熱くならない製品も登場しています。
加熱して水蒸気にしているので、
暖かくて冬場に向きますが、消費電力が大きい特徴があります。
気化式
水を吸い上げたフィルターに風を当てることで蒸発させる仕組みです。
ヒーターがないので電気代が安く済むのですが、
風を送るためのファンの動作音が発生します。
また、部屋の温度は下がります。
消費電力は小さいですが、
加湿能力は低めで、部屋の温度が下がります。
超音波式
超音波で水を水蒸気に変えます。
ヒーターレスで消費電力は小さく、
ファンも不要なので騒音も小さいのが特徴です。
しかし、除菌機能がないモデルは、
水中の雑菌を空気中に放出してしまいます。
消費電力が小さいが、
水蒸気の粒が大きいので、部屋が濡れることもあります。
ハイブリッド式
スチーム式と気化式、
もしくはスチーム式と超音波式を組み合わせた方式です。
気化式の低い加湿性能や、
超音波式の衛生面といった弱点を克服しています。
加湿器としては、優等生ですが、
価格が高い特徴があります。
加湿タイプが決まれば、次は適用畳数や加湿量で選びます。
「適用畳数」は、
その製品が、室温20度の部屋を湿度60度に維持できる能力を
持つことを表しています。
木造和室など、加湿しにくい部屋の場合は、
加湿能力がワンランク上のモデルを選びましょう。
タンク容量も忘れずにチェックしましょう。
「タンク容量」は、給水できる水の量です。
当然、大きいほうが給水頻度は少なくて済みますが、
その分本体が大きくなります。
給水のしやすさもチェックしておくといいでしょう。
まとめ
5℃の部屋を22℃まで温めると、
同じ湿度を維持するためには、
約300mlの水分が必要です。
空気中にこれほどの水分を補給するには、
加湿器が必要です。
しっかりと加湿して、
冬を快適に乗り切りましょう。
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒加湿器の選び方について 加湿器の種類と効果・特徴について紹介します
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の暮らしの豆知識についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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