身近なものの劣化や痛みにはよく気付くものですが、
外壁や見えない部分の屋根の痛みには、なかなか気付かないものです。
家の屋根材や外壁材には塗料が塗られており、
塗膜の防水機能によって、
雨水の浸入を防いで家を守っています。
屋根や外壁は、常に雨風や紫外線、砂埃などにさらされています。
立地環境によっては、塩分を含んだ潮風にもさらされています。
防水機能がなくなると、
雨風や紫外線が直接当たって建物内部に侵入してきます。
そこで今回は、
瓦屋根やスレートの塗り方について
自分でできる簡単な塗り方を紹介します。
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瓦屋根やスレートの塗り方について
まずは、瓦をキレイにメンテナンス(掃除)をします
使用する道具
塗る面のゴミ、油分、カビ、コケなどの汚れを取り除いてください。
塗り替えの場合、ハガレかけている古い塗膜は、
ワイヤーブラシやサンドペーパーなどで充分に取り除いてください。
強く付着して、ハガレない塗料はサンドペーパーなどで、
目荒らしをしてから塗装してください。
また、ひび割れ・釘穴やすき間のあいている所には、
パテやコーキング材(塗装できるもの=変成シリコン)でうめてください。
塗装面が良く乾いていることを確かめてから、塗装してください。
塗料がついてはダメなところは、養生しましょう
使用する道具
養生は、仕上がりを左右する大事な作業です。
気をつけていてもペンキは飛んだりはみ出たりするものです。
きちんとマスキングして、
安心して作業ができるようにしましょう
使用する塗料について
スーパー水性かわら用
1.耐汚染性・耐水性・耐薬品性・耐候性に優れています。
2.15分で乾燥(20℃指触乾燥)する超速乾形で作業性抜群。
3.寒冷地(5℃:指触45分)でも塗装可能。
4.粘着性が少ないため、汚れがつきにくくいつまでも美しい塗膜が保たれます。
5.強力防カビ剤や防藻剤などの配合とシリコン樹脂の組み合わせにより屋根などを長期間美しく護ります。
水性カラー屋根用<アクリル樹脂系かわら用塗料>
- かわらへの密着がよく、雨風に強く、屋外の厳しい条件下でも長期間かわらを護ります。
- 塗りやすく、刷毛さばきも軽く、はじめてでも簡単に塗れ、プロからも信頼されています。
- 色鮮やかで長時間美しいつやを保ちます。
- 色数も13色。カラーベストやコロニアルの色に合わせています。
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まずは、下地処理として油性シーラーを塗ります
使用する道具
吸い込み防止と密着力アップのため、
必ず「油性下地強化シーラー」を下塗りしてください。
下塗りをよく乾燥させてから(2~3時間後)、
上塗り塗料を上塗りすると更に耐久力がアップします。
ただし下塗り後は、
7日以内に上塗り塗料を上塗りしてください。
では、塗っていきます
使用する道具
では、塗料缶を良く振って、塗料を均一にします。
撹拌をしないと、塗装の最初と最後で色の濃淡が変わってしまいますので、
缶の底にあてるようにしてよく振ります。
上から下へ塗るようにして、
降りる場所を考えながら塗りましょう。
つぎ目や、かわら棒など、
塗りにくい所から細目の刷毛で塗り始めます。
組んだ所や古い塗膜を取った所を先に塗装してください。
マスキングテープは、
塗料が乾ききらないうちにはがしてください。
後片付け
塗装終了後は、
ただちに塗装用具に付いている塗料を落とし、
水性なら水、油性ならペイントうすめ液で下洗いします。
その後、中性洗剤で洗えばベストです。
ハケ洗い液を用いると中性洗剤で洗う必要はないので、なお便利です。
油性塗料を洗う場合には手袋を着用して、
手荒れを防ぎましょう。
洗い終わったハケは陰干しにし、
乾燥剤を入れたビニール袋に入れて密封します。
使い残した塗料はしっかりフタをして保存します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
業者に頼むと結構高くつくとそうですが、
自分で塗装すると、かなり安く済みます。
是非一度チャレンジしてみて下さい。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のDIYの豆知識についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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