低温やけどの症状と、対処法について 通常のやけどよりも重症化している場合が多い

触っていて、あたたかく心地よいと感じていたのに、
「気付いたら、低温やけどになっていた」
なんて経験はありませんか?

今回は、低温やけどの症状と対処法について
徹底的に調べましたので紹介します。

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低温やけどのメカニズムについて

低温やけどに注意が必要なのは、カイロと湯たんぽです。

触っていてあたたかく心地よいと感じる60℃くらいの温度でも、
1分間圧迫を続けるとやけどをします。
これが「低温やけど」というもので、
50℃でも3分間圧迫を続けると低温やけどになります。
また、42℃でも6時間接触していると、低温やけどになります。

人間の体が、熱に耐えられる限界の温度は、42℃です。
それ以上の熱を加えると、細胞を傷めつけてしまいます。

 

低温やけどの症状について

低温やけどは瞬発的な痛みがなく、
すぐに気づかないため、
1~2週間後にやっと気づくということもあります。
しかし、やけどはその間もどんどん進行しているため、
気づけば重症化していることが多いのが特徴です。
やけどの重症度は、
皮膚のどれだけ深くまで損傷が及んでいるかによって、
大きく3つに分類されます。

やけどの重症度
画像引用 http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/36_yakedo/index1.html

 

レベルⅠ

軽い低温やけどの場合は、ヒリヒリする程度ですが、
この時点で気づいた場合は、
深部での炎症まで発展していませんので、
患部を冷やす程度で大丈夫です。

レベルⅡ

水泡ができていれば、レベルⅡとなってしまいます。
低温やけどから24時間以内経過したと考えられます。
深部での炎症が起きて、奥の方がピリピリと痛みます。
低温やけどから7日から10日はこの痛みが続きます。
こうなると、早めに病院へ行きましょう。

レベルⅢ

痛みを感じないけれど、表面が白くなった状態になると、
レベルⅢになっています。
低温やけどを起こしてから、
かなりの時間が経っていると思われます。

その間に深部での炎症が進み、
細胞が壊死してしまっていますので、
回復にはかなり時間がかかります。
すぐに病院へ行きましょう

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低温やけどの処置方法について

とにかく冷やすことが肝心です

低温やけどを負って、すぐに気づいた場合は
この処置をします。
レベルⅠの状態なら効果的です。
しかし低温やけどの場合は、
炎症に気づかずに時間が経ってしまう場合が殆どですので、
この場合は、気づいた時に冷やしても意味がありません。

低温やけどは、水で冷やしても意味がない場合が多い

まず、低温やけどをしたらすぐにカーゼなどをして皮膚科に行くことが重要です。
ほとんどの人が普通のやけどと一緒だと思って、
軽く冷やして軟膏を塗ったりなんかして終わります。
でも、低温やけどは通常のやけどとは全くの別物です!
低温やけどのほとんどは、
脂肪細胞のような深い部分がやけどを負っている状態なので、
正直冷やしても意味がありません。
見た目以上に重症だと思ってください。
深いところでレベルⅡや、
もしかしたらレベルⅢの傷を負っている可能性があります。

放置していたけど、もし脂肪細胞が壊死していたなんて
状態になっていたら本当に大変です!

なので、低温やけどをしてヒリヒリしてきたけど放っておいた。
水ぶくれができたからいつものように針でつぶして軟膏を塗っておいた。
このような処置は、絶対にダメです。
必ずお医者さんのところで診てもらうようにしましょう。

 

 

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まとめ

低温やけどは、気をつければ予防できます。
低温やけどは、カイロや湯たんぽなど
体温より少し温度が高いものが触れ続けることで発生します。
主に、寒い所でいて気付かなかったり、
寝ていて気付かなかったりすることによって発生します。
カイロは、直接肌に当たらないように、
肌着の上に貼ったり、ハンカチに包んだりしましょう。
湯たんぽは、寝る時には使用しないようにしましょう。

また、低温やけどは「軽いやけど」というイメージがありますが、
通常のやけどよりも重症化している場合が多く、
回復にも時間がかかります。

低温やけどをしないよう注意し、
気づいた場合は自宅で何とかしようとせず、
早めに医療機関に相談しましょう。

 

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の健康についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。

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