野菜には、水から茹で始めた方が良い野菜と、
お湯から茹でた方が良い野菜とあります。
この野菜は、「水から茹でるのかな?」
それとも、「お湯から茹でるのかな?」
などの疑問を感じた事はありませんか?
そんな時に役立つ、簡単な見分け方について紹介します。
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目次
青い野菜はお湯から茹でます
葉物野菜は、加熱時間が短くてもいいので、
お湯で茹でます。
ホウレンソウなどの葉ものは、長時間加熱すると色が悪くなります。
これは、緑の色素であるクロロフィルが、
熱に弱いため、長い時間茹でると変色してしまうからです。
その上、野菜に含まれるビタミンCが水に溶け出してしまいます。
そのため、たっぷりの湯に少量ずつ、さっと火をとおす程度で十分なのです。
塩を入れて茹でると、鮮やかな緑色になります。
熱に弱いクロロフィルは、
茹でることで、クロロフィル内のマグネシウムイオンが、
水素イオンに置き換わり、茶色いフェオフィチンという物質に
変化するためです。
しかし、茹でる時に塩を入れると、
マグネシウムイオンが、
水素イオンではなくて、ナトリウムイオンに置き換わります。
茶色いフェオフィチンにならないので、
鮮やかな緑色に茹であがるのです。
お湯から茹でる野菜
お湯から茹でる野菜は、青い野菜と紹介しました。
葉菜類や豆類、果菜類になります。
もう一つの見分け方として、「土の上にできる野菜」です。
これらの野菜は、繊維が粗く火の通りが早いので、
鮮やかな色や歯ごたえを残すためにも、
お湯を使って強火で短時間で仕上げることが大切です。
お湯から茹でる野菜一覧
- ほうれん草
- アスパラガス
- ブロッコリー
- グリーンピース
- キャベツ
- コマツナ
- キヌサヤ
等となります。
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イモ類、根菜類は、水から茹で始めます
イモ類や根菜類は、水から茹で始めます。
見分け方は、「土の中できる野菜」です。
イモ類、根菜類は、繊維が細かく、
火の通りが悪いのでお湯から茹でると、
中まで火が通る頃には表面が煮崩れてしまいます。
中まで火が通るのに時間がかかる根菜類は、
水からゆっくり茹でていきます。
かぶる程度の水を入れたら、必ずフタをして強火に。
沸騰後は弱火にし、煮立たせないように茹でる事がポイントです。
水から茹で始める野菜
大根やニンジンなどの、
根菜類は水からゆでるのが一般的です。
水から茹でることで、素材に均一に火を通すことができます。
見分け方のポイントは、青い野菜以外です。
水から茹で始める野菜一覧
- ニンジン
- 大根
- レンコン
- サツマイモ
- ジャガイモ
- かぼちゃ
- カブ
- ゴボウ
等となります。
まとめ
お湯から茹でる野菜の見分け方は、
土の上にできる野菜の内、
緑色をした野菜です。
葉菜類や豆類、果菜類になります。
水から茹で始める野菜は、
それ以外の野菜になります。
主に、イモ類、根菜類になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の暮らしの豆知識についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。
貴重な意見をありがとうございます。
これからの料理にしっかりと役立てていきます。
野菜は人間の身体に必要不可欠です。
料理の参考になりました。
ネットで玉ねぎは水から茹でるとあったのですが、玉ねぎは根菜なのでしょうか?
ネギは葉菜類だと思うのですが水から?お湯から?