梅は、昔から「体に良い」とされてきた伝統的な健康食品です。
実は、梅干しには健康に良い効果が沢山あります。
今回は、昔からいわれてきた
「こめかみに梅干しを貼ると頭痛が治る」と言われるように、
頭痛改善効果について紹介します。
実際に、こめかみに梅干しを貼ると
頭痛を治す効果があるそうなのですが、
その理由は謎に包まれていました。
なぜ、梅干しは頭痛に効くのか?
詳しく調べてみました。
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目次
梅干しは、アスピリン(解熱鎮痛薬)似た働きをする
アスピリンはご存知ですか?
アスピリンは、
1897年8月、バイエルの一人の化学者によって開発されました。
アスピリンは、今では、解熱鎮痛薬の代名詞として使用されるほど、
多くの人に愛用されています。
おそらく世界でいちばん知名度の高い薬です。
最近の研究で、梅干しにはアスピリンに似た効果のある成分が
含まれていることが判明しました。
ベンジルーβーDーグルコピラノシドという成分で、
アスピリンと同程度の鎮痛解熱作用を持ちます。
これが、皮膚から吸収されて
頭痛に効果があるのです。
⇒解熱鎮痛薬 バイエル アスピリン
なんと、紀元前4世紀にも活用されていた?
頭痛に効く、このベンジルーβーDーグルコピラノシドが、
なんと、紀元前4世紀に使われていたそうなのです。
ヤナギの木の皮を、解熱・鎮痛に使用していたそうです。
ヤナギの皮には、サリシンという成分が含まれていて、
鎮痛作用があるとされていますが、
この成分の別名が、フェニルーβーDーグルコピラノシドでして、
梅干しに含まれる、ベンジルーβーDーグルコピラノシドに近いものだったのです。
こんな昔から、使われていたとは驚きですよね。
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梅干しは、こめかみに貼らなくても頭痛に効果がある
梅干しは、こめかみに貼らなくても、
臭いを嗅ぐだけでも効果的です。
梅干しの頭痛改善効果を得るには、
手に持って香りをかぐだけで十分なのです。
道具もいりませんので、
梅干しさえ常備していれば手早く実践できます。
こめかみに貼る効果と、同等の効果を得られます。
こちらの記事も参考にしてみて下さい。
⇒頭痛の原因について 頭痛のタイプごとの対処法について紹介します
外出時の頭痛対策に梅干しを持ち歩くの?
外出時まで、梅干を持ち歩くのって面倒ですよね。
しかも、人前で突然梅干しの臭いを嗅ぐのは、
ちょっと出来ませんよね。
そこで、外出時にお勧めの頭痛対策が
梅干しドリンクの活用です。
外出先で、頭が痛くなったら
この梅干しドリンクを飲めばいいですし、
臭いを嗅ぐだけでも効果的です。
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒二日酔いの原因と対策 二日酔いのむかつきには、梅干しの番茶が効く
梅干しドリンクの作り方
まず、梅干しを1つ箸などで潰します。
それを、500mlのペットボトルに、
水と潰した梅干し1個を入れてかき混ぜるだけです。
ガムシロップやオリゴ糖を入れると、
さらに飲みやすくなりますよ。
中には梅干しがまるごと入っているので、
効果的です。
我慢せずに頭痛薬を飲みましょう。
民間療法と医薬品はケースによって使い分けてください。
頭痛薬売れ筋ランキング
- 第1位 ロキソニンS
- 第2位 イブクイック 頭痛薬
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梅干しは肩こりにも効きます
梅に含まれるクエン酸が、
血液に溜った乳酸を代謝させることにより、
疲労物質を残さない作用があります。
梅干しの肉を患部に貼り、
乾いたら交換すると肩こりが楽になります。
梅干しが肩こりに効くという動画もアップしておきます。
参考にしてみて下さい。
↓ ↓ ↓
冷え症にも効果がある
梅干しは、酸っぱいから酸性!!
って思われている方が多いと思いますが、
実はアルカリ性なのです。
梅干しに含まれるクエン酸が、
血液を弱アルカリ性にする効果があります。
良質な血液を作りだし、
温かいサラサラな血液が体内に巡ることで、
冷え症体質が改善されます。
まとめ
梅干しには、色々な健康効果があります。
昔から言われてきたことは、本当です。
ただし、梅干しの食べ過ぎには注意してください。
1日1つから2つが目安です。
梅干しには塩分が含まれていますので、
食べ過ぎると、塩分も過剰にとってしまい、
生活習慣病の原因となりますので、注意して下さい。
⇒紀州の梅干し
⇒耐えられないほど頭が痛む場合は、我慢せずに頭痛薬を飲みましょう
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