日本には10属27種のネズミが生息しています。
その内私たちが目にするのは、
ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種です。
これらは、一般に家ネズミと呼ばれ、
ビルや家屋、その周辺に住みつき、
私たちに様々な被害をもたらします。
そこで今回は、
ネズミ対策の仕方について
自分で簡単に出来るおすすめの方法を紹介します。
スポンサードリンク
ネズミ対策の仕方①粘着テープを使用する
粘着タイプのネズミ粘着板は、ネズミ退治の定番商品になります。
使用する道具
一箇所に3枚~を目安に、ネズミの出入り口、
かじられた跡、糞や体毛の落ちている場所
(これらをラットサインと呼びます)に設置します。
もっとも、粘着板の設置枚数は多ければ多いほど捕獲率が上がります。
ネズミの習性を利用して、壁面に沿って並べます。
粘着板の下に新聞紙を敷き、
ネズミの足についた水や油をふき取る事によって
捕獲率が上がります。
また、周りに餌が少ないと捕獲率が上がります。
設置する前に、餌となるような物はできるだけ片づけましょう。
スポンサードリンク
ネズミ対策の仕方①殺鼠剤を使用する
殺鼠剤とは、その名のとおり、
毒の入ったネズミのエサです。
使用する道具
ネズミを薬剤により駆除したい場合に使用します。
殺鼠剤には大きく分けて、
即効性のリン系と蓄毒性のワルファリン系の2種類があります。
【ワルファリン系の殺鼠剤に関する豆知識】
誘食剤が配合されているので喫食性に優れています。
約4~6日間連続して食べさせる事で徐々に効果を発揮します。
このため他のネズミにも警戒心を抱かせることなく、
継続して複数のネズミを退治できます。
また、連続して食べさせる事によってはじめて効果を発揮するため、
愛玩動物が誤食してしまった際にも比較的安全です。
殺鼠剤の使用ポイント
無毒の餌(食品)のみを与えて、
ねずみに餌場として認識させると
より効果的です。
はじめに、ねずみ用の毒餌皿(容器)に無毒餌を入れ、
ねずみが食べ慣れてきたら(餌を食べている痕跡が見られてきたら)、
そこへ殺鼠剤を混ぜます。
★餌材料(無毒餌)の例
一般にヒマワリの種やヒエ・アワ(カナリアシード)、
菓子、サツマイモ、ソーセージ、
食パン、さつま揚げ、から揚げ、ごま油などがよく用いられます。
スポンサードリンク
ネズミ対策の仕方③忌避剤を使用する
忌避剤とは、その名の通りで、
臭いによって、ネズミを近寄らせなくします。
ネズミは臭いに敏感です。
天井・床下などのネズミを忌避剤を使って追い出します。
目的や場所に合わせて忌避剤の種類を択んで下さい。
使用する道具
ねずみは順応力や学習能力のある動物です。
ですので、匂いに慣れてしまうと効果が期待できず
追い払うことができませんので、
定期的に違う匂いのものと交換することをおすすめします。
忌避剤のスプレーの場合、ねずみの侵入口や通り道だけでなく、
パソコンや電話などの電化製品の配線のまわりにをかけておくと、
かじられなくて済みます。
また、くん煙タイプの忌避剤を使用するときは、
火災報知器や子供のおもちゃ、ペット、食品、電子機器などに
かからないようにカバーして守りましょう。
ねずみを駆除するのは一筋縄ではなかなかいきませんので、
いくつか駆除グッズを併せて使うとより効果がみられます。
特に、忌避剤はねずみ駆除を徹底的に行った後で
使用すると効果的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ネズミ捕りは、一筋縄ではいきませんが、
私が使用した中で、一番効果があったのが、
粘着タイプを使用したの駆除方法です。
一度試してみて下さい。
コメントを残す