タバコガの退治・駆除・予防の仕方について 農薬を使用しない方法や効果的な農薬・おすすめの方法を紹介します

タバコガ類は、ナスやピーマン・オクラ・スイカ・
キュウリ・トマト・など、
夏野菜中心に害を及ぼします。

タバコガの発生時期は、6月~10月頃になります。

タバコガ類は蛾の成虫が新葉、わき芽、花などに一粒ずつ産卵します。
孵化した幼虫は当初葉を食害しますが、
成長と共に果実へ食入するようになります。

そこで今回は、
タバコガの退治・駆除・予防の仕方について
農薬を使用しない方法や効果的な農薬・
おすすめの方法を紹介します。

 

 

 

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タバコガの害について

タバコガは、葉の食害と果実の食害をします

タバコガ類は蛾の成虫が新葉、わき芽、花などに一粒ずつ産卵します。
孵化した幼虫は当初葉を食害しますが、
成長と共に果実へ食入するようになります。

 

こんな感じに、ナスに侵入していきます。

 

タバコガは、特にナス科の植物への嗜好性が強いです。
花、蕾、果実、茎、結球などに潜り込んで食害します。

タバコガに侵入されたトマトです。

 

 

 

 

市場や消費者の手に渡ってから問題になります

タバコガの若齢幼虫が果実に食い入るため、
収穫時被害に気づかないまま出荷されることが多く、
市場や消費者の手に渡って問題になることが多い特徴があります。

 

 

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タバコガとオオタバコガの見分け方について

実際には、オオタバコガとタバコガはよく似ていて、
区別がつきにくいです。

特徴としては、オオタバコガは
ナス、トマト、イチゴ、ピーマン、オクラ、スイカ、
キュウリ、エンドウ、キャベツ、レタスなどの野菜を食害します。

タバコガは特にナス科の植物への嗜好性が強いです、
花、蕾、果実、茎、結球などに潜り込んで食害します。

 

 

 

 

 

タバコガの退治の仕方について 農薬を使用しない場合

防虫ネットを使用する

 

使用する道具

 

 

防虫ネットを使用して、タバコガの成虫の侵入を防ぎましょう。

タバコガが侵入しなければ、
卵を産み付けられることがないので、
タバコガの被害に遭わないですよ。

 

防虫ネットの目合いですが、
4㎜以下を使用しましょう。

 

4mm、6mm、8mm目合いのネットを使用して、
タバコガの侵入実験をした結果、
4mm目合を通り抜けたオオタバコガ成虫はゼロです。
6mm以上だと通り抜けてしまいます。

 

 

 

 

プロ農家さんは、防虫ネットを活用しています

トマトのプロ農家は殆どハウス栽培であり、
タバコガは、トマトへ致命的なTYLCVウイルス(黄化葉巻病)を
媒介するので、ハウス内へ侵入させない為に、
開口部を防虫網で覆ってある例が多いです。

 

 

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近くにバジル、やシソを植える

タバコガは、バジルやシソを嫌います。

ですので、タバコガの被害に遭わないようにするには、
近くにバジルやシソを植えましょう。

忌避効果が期待できますよ。

 

 

 

 

HB101を使用する

無農薬で野菜や植物を育てるのには、
HB101をお勧めします。

わたし自身も、謳い文句に半信半疑で使い始めましたが、
HB-101の1000倍液は、どんな野菜にも、
使用した場合としない場合では育ち方や害虫被害など、
雲泥の差が出ます。

是非、使ってみてください。

 

HB-101

 

 

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タバコガの退治の仕方について 効果的な農薬について

ベニカS乳剤

ケムシ、アオムシなどチョウ目害虫に優れた効果があり、
庭木、果樹、野菜などに幅広く使えます。
速効性と持続性(チャドクガ・若令幼虫で1~2週間、散布葉)があり、
害虫を効果的に退治します。

ベニカS乳剤

 

 

 

オルトラン水和剤(お勧めです)

散布面積が広い場合や、背の高い庭木などに適しています。
効きめは浸透移行性で、効果の持続性があり、
広範囲の害虫防除におすすめです。
計量の手間がいらない便利な分包品です。

 

持続効果があるので、
葉を食害している時期に散布しましょう。

 

 ⇒オルトラン水和剤

 

 

 

 

ゼンターリ顆粒水和剤

アイザワイ系統菌が持つ結晶性タンパク毒素により、
従来のBT剤など他剤抵抗性の発達したコナガに対しても、
安定した高い効果を発揮します。

従来のBT剤に比べ、散布調製時の粉立ちがなく、
溶けやすくなっています。

 

ゼンターリ顆粒水和剤

 

 

 

 

農薬を使用する場合は、実の中に侵入されるまでです

孵化したタバコガの幼虫は、
当初葉を食害しますが、
成長と共に果実へ食入するようになります。

農薬を使用する場合は、
葉を食害している状態のときに使用しましょう。

実の表面を食べるなら、薬剤散布で効果があるでしょうが、
穴を開けて、その後大きくなるまで実の中身を食すので、
散布では効果がないです。

浸透性の薬剤を使えば効果があるかもしれないですが、
そういうキツイ薬は登録がないでしょう。

防除は、虫が大量発生してからでは、打つ手がないのがほとんどです。
実に穴が開く前に散布すれば、ある程度効果があると思います。

 

 

 

まとめ

タバコガに効く農薬は、
ほとんどないのが現状です。

出来る限り、防虫ネットなど
タバコガの産卵を防ぎ、
農薬を使用する場合は、
果実を食害される前に使用しましょう。

 

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の害虫対策も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

害虫対策について(目次)

 

 

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