胃痛は誰もが経験したことがありますよね。

胃が痛かったら、夜も寝れません。

最近の日本人は、

胃痛になりやすいといわれています。

昔から、繊維質が多く、消化の良い和食を食べてきた日本人が、

職の欧米化により、肉中心の食事になってきているのが、

原因の一つとなってます。

そもそも、なぜ胃痛は引き起きおこされているのか？

昔からの言い伝えである、梅干しは胃痛に効くのか？

詳しく検証してみました。

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胃痛の原因について

胃の粘膜の炎症や損傷

胃はストレスにかなり弱い臓器です。

ストレスを受けると、脳は胃酸を多く分泌するように指令をだします。

それによって、食事をしているわけではないのに、

胃酸が必要以上に出てしまうのです。

すると、胃は自分の胃酸によって、胃自体の内部を溶かしてしまうのです。

症状としては、みぞおち辺りが痛みます。

この痛みが短期間で治まるのでしたら、急性胃炎という症状で

身体の自己治癒能力で、短期間で治ります。

しかし、長期間この症状になると空続く場合や、

腹時にキリキリしくしくと胃痛を感じたり、

また食欲不振や嘔吐といったことも起こる場合は、

病院で診察を受けましょう。

胃腸風邪によるもの

胃腸風邪の症状として一番強く感じるのは、なんといっても腹痛です。

普通の胃痛とは違って、

立っているのもしんどくなる場合がいです。

また、この痛みも長引きます。

通常であれば、腹痛を感じても少し時間が経てば治りますが、

胃腸風邪の場合は我慢できずに病院へいく人が多いようです。

無理をせず、苦しいと感じたら病院へ行くようにしましょう。

ピロリ菌によるもの

ピロリ菌は、胃を保護する粘液層で繁殖し、

粘膜層を破壊したり、胃の表面に炎症をおこしたりする、

やっかいな存在です。

日本人の半数が、ピロリ菌に感染しています。

ピロリ菌に感染すると、すべての人 が慢性胃炎となります。

その中 の一部が進行して鳥肌性胃炎、 萎縮性胃炎、

さらにその一部が 慢性胃潰瘍や胃がんになりま す。

ピロリ菌は、検査キットによって感染しているかどうか

チェックできますので、

胃に不快感を感じる方は、チェックしてみましょう。

⇒ピロリ菌検査キット

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ピロリ菌についての動画です。
参考にしてみて下さい。

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梅干しには、ピロリ菌の増殖を抑える効果があります

胃痛、胃炎の原因になるピロリ菌。

梅肉にはその菌を抑える作用があります。

近畿大学の研究結果により、

梅干しに含まれる、シガレシノールと呼ばれる抗酸化物質が、

ほとんどのピロリ菌の動きが止まることを判明しました。

実際、梅干しを食べる習慣のある人ほど胃が健康で、

ピロリ菌の感染度も低いことがわかっています。

その他にも、様々な細菌に対して効果的です

今でこそ、疫痢、赤痢、腸チフスという病気は影をひそめていますが、

昔は急性の非常に恐ろしい病気でした。

健康な胃なら、強力な胃液の中の塩酸がバイ菌を殺すことは可能ですが、

胃のはたらきが弱っている夏などは発病という結果になってしまいます。

それを防ぐのが、梅の持つ有機酸のはたらきです。

これらの細菌は酸に対しては弱いので、

朝の空腹のときに梅干を食べることは大変有効です。

⇒紀州の梅干し

梅干しは、胃の消化を助けます

梅干を食べると唾液がたくさん出ますよね。

見るだけでも唾液が出てしまいます。

唾液は、食べ物の消化を助けます。

この唾液が消化を助ける重要な役目を持っているのです。

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まとめ

昔から言われている、

梅干しは胃痛に効くという言い伝えは、

胃の殺菌作用と、消化を助ける作用によるものです。

ただし、胃に不快感があるのは、

胃の粘液が減って粘膜が露出している時なので

塩気や酸が強い梅干しはダイレクトに食べるのは逆効果ですね。

胃が弱っている時はお粥に少し梅干しを刻んで混ぜるのが一番効きます。