トルコギキョウの育て方について 肥料の与え方・増やし方・病害虫対策など、元気に育てるコツを紹介します

トルコギキョウは名から、
キキョウ科の植物だと誤解されることがよくありますが、
リンドウ科の植物です。

初夏から秋にかけて咲く青紫色や白色の花には清涼感があり、
夏の切り花や鉢物として人気があります。

そこで今回は、
トルコギキョウの育て方について、
紹介します。

 

 

 

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トルコギキョウの花言葉について

トルコギキョウの花言葉は、
「希望」「よい語らい」「永遠の愛」「優美」「すがすがしい美しさ」です。

バラと見紛うような大輪系の八重咲きもあり、
贈り物にお勧めです。

トルコギキョウ

 

 

 

 

トルコギキョウの育て方について

土づくりの仕方について

トルコギキョウは、
一般的な用土よりややアルカリ性の土を好みます。

赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2を配合し、
その用土1リットル当たり2gの苦土石灰を混ぜておきます。

さらに適量のリン酸分の多い、
緩効性化成肥料を混ぜ合わせた用土を使用します。

 

 

 

 

植えつけ方について

植えつけの時期は、3~5月です。

できるだけ早く苗を植えつけて、
開花期までに大きな株に育てます。

日当り、水はけの良い土を好み、
過湿になると根腐れしやすいので乾かしぎみに管理します。

雨に当てないようベランダや明るい室内で育て、
夏は半日陰で風通しの良い涼しい所に置きましょう。

 

 

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水やりの仕方について

鉢植えの場合は、
土の表面が乾いたら、しっかりと水を与えます。

 

地植えの場合も、
乾かさないように、こまめに水を与えます。

 

 

 

肥料の与え方について

リン酸成分が多い緩効性肥料を与えます。

マグアンプが適しています。

マグアンプ

 

 

 

 

増やし方について

種播きで増やします。

適期は9月から10月です。

トルコギキョウのタネは非常に細かいので、
粒子の細かいピートモス主体のタネまき用土にまきます。

タネをまいたら、優しくシャワーで水をかけ、
その後は底面給水で育苗します。

日当りの良い室内で越冬させると良いでしょう。

種まきの土

 

 

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病害虫対策について

アブラムシ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、コナガ、ナメクジが発生します。

害虫がが発生したら、
オルトランを使用します。

2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。

オルトランDX粒剤

 

ナメクジには、
ナメクジバリア粒剤がお勧めです。

その名の通り、ナメクジを寄せ付けない薬剤です。

雨に強く、
ナメクジよけ効果が1.5ヵ月持続します。

直接かければ、退治することもできます。

 

以前も使用していましたが、
使い勝手がよく効き目があっていいですよ。

ナメクジバリア粒剤

 

 

 

雨が続くと灰色かび病が発生しやすくなります。

予防のため、ダコニールで対処しましょう。

広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。

 

ダコニール1000

 

 

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

お花の育て方について(目次)

 

 

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