ディルは、メソポタミア文明の頃から栽培されていた、
人間と古くから関わりのあるハーブの1つです。
中世ヨーロッパでは、
魔よけや媚薬として利用されてきました。
胃腸の働きを活発にする効果があり、
日本でも江戸時代から生薬として利用されてきました。
そこで今回は、
ディルの育て方について、
紹介します。
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目次
ディルの花言葉について
ディルの花言葉は、「知恵」です。
薬効が多いことから付けられました。
⇒ディル
ディルの育て方について
土づくりの仕方について
市販のハーブの土が適しています。
自分で配合する場合は、
赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜて使用します。
植えつけ方について
日当たりが良く、
風通しの良い場所に植えます。
ディルは移植を嫌う直根性の植物なので、
種で直播する方法がお勧めです。
苗で植え付ける場合は、
根を崩さないようにして植え替えましょう。
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水やりの仕方について
ディルは乾燥には弱いので、
水切れに注意します。
鉢植えの場合は、
土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えます。
地植えの場合は、
根付いたら、水やりの必要はありません。
自然の雨のみで大丈夫です。
肥料の与え方について
植え付けるとき、
ゆっくりと効く緩効性化成肥料を土に混ぜておきます。
マグアンプが適しています。
また、3~5月と9~10月の間は、
10~15日に1回、液肥を与えます。
増やし方について
種まきで増やします。
秋まきがお勧めです
こぼれ種でも発芽するくらい繁殖力は強いハーブです。
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利用の仕方について
種や花はピクルスやビネガー、オイルに漬け込み、
種子はスパイスとしても使われ、
ティーは胃の不快感、腸内ガスを軽減する働きがあります。
病害虫対策について
キアゲハの幼虫が発生します。
害虫が発生したら、
オルトランを使用します。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
また、風通しが悪くなると、
うどん粉病が発生することがあります。
早めの殺菌予防を心がけます。
ダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
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