スイセンは、
寒さに強く比較的丈夫な球根植物です。
冬場には、パンジーやビオラ
アリッサム・ガーデンシクラメン等、
お庭を彩る花が少ない中、
スイセンは、冬のお庭を明るく彩り、
春の訪れを感じさせてくれます。
そこで今回は、
スイセンの育て方について
球根からの育て方から、来年も咲かせる方法を紹介します。
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目次
スイセンの種類・品種について
スイセンは1万種以上の園芸品種があり、
現在も品種改良が盛んに行われ、
年々その数は増加していっています。
このため、品種名の混乱を避ける意味合いもあり、
交配親の野生種、花姿などにより、
イギリス王立園芸協会が定めた系統に分類されています。
①ラッパズイセン
②タイハイスイセン(大杯スイセン)
③ショウハイスイセン(小杯スイセン)
④八重咲きスイセン
⑤トライアンドラリス・スイセン
⑥シクラミニウス・スイセン
⑦ジョンキラ・スイセンおよびアポダンサス・スイセン
⑧房咲きスイセン
⑨クチベニスイセン
⑩ペチコートスイセン
⑪バタフライスイセン
⑫その他のスイセン
⑬野生種
この分類は便宜上のものであり、植物学上のものではありません。
世界中の珍しい種、
世界中の珍しい植物、
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スイセンの植え方について
スイセンの植える時期について
スイセンは10月に入ったら、
早めに球根を植えます。
霜が来る前に充分に地中で根を張らせると、
暖かくなったときの生育の勢いが格段に違います。
土づくりについて
使用する道具
スイセンは水はけのよい土であれば、
土質を選びません。
赤玉土(小粒)7:腐葉土3を混ぜあわせた用土か、
市販の草花用培養土でも元気に育ってくれますよ。
そして、緩効性肥料(マグアンプ)を混ぜこんでおきます。
スイセンを植えます
使用する道具
スイセンの鉢植えの場合は、
鉢の底には鉢底石を敷いておきましょう。
鉢の準備が整ったら、
6号鉢に3~5球を目安に、
球根の頭が少し出るくらいの浅植えにしていきます。
スイセンの地植えの場合は、
日光がよく当たる場所で、水はけのいい土壌に植え付けます。
庭土が粘土質な場合は、掘り起こした土に腐葉土を混ぜ込むといいですよ。
そして、深さ10cm(球根2つ分程度)の穴を掘り、
株間を15~20cmほど空けて植え付けていきます。
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スイセンの育て方
スイセンの水やりについて
水仙はたくさんの水を必要とする植物です。
そのため、生育期である冬から春にかけては、
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。
また、花が枯れてしまってからも、
光合成をするために葉を伸ばすことから、
水やりは継続して行ってください。
葉が全て枯れたら、水やりをするのはやめましょう。
スイセンの肥料のやり方について
使用する肥料
肥料は球根を植え付けるとき、
あらかじめ土の中にゆっくりと効くタイプの
粒状肥料(マグアンプ)を混ぜ込んでおきます。
そして、開花時には毎月1~2回液肥(ハイポネックス)を施しましょう。
開花後は、できるだけ早く花がらを摘んで、
お礼肥としてカリウムの多い速効性の化成肥料を株元に与え、
球根を太らせると、翌年もしっかりと花を咲かせてくれますよ。
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花後の手入れについて
花が終わったら花がらを摘み、
球根の栄養を消費しないようにします。
花が終わったら、
早めに根元から切り取ってください。
ただし、葉は光合成をして栄養を作り出すために必要なので、
枯れるまでは切り取らないようにしましょう。
スイセンの増やし方について
7月頃に葉が枯れて、
休眠に入った球根を掘りあげると、
たくさん子球がついてきます。
これを分球して秋に植えます。
大きめの子球なら、1年後くらいから花を咲かせます。
まとめ
スイセンは、
早めに球根を植えるのがコツです。
霜が来る前に充分に地中で根を張らせると、
暖かくなったときの生育の勢いが格段に違います。
また、
スイセンはたくさん水を必要としますので、
水を切らさないように注意しましょう。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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