ほうれん草の育て方について 美味しく元気に育てるコツを紹介します

ほうれん草はビタミン類、ミネラルなど
どれをとっても 非常に栄養価が高い緑黄色野菜です。

ほうれん草は、家庭菜園で人気ですが、
芽が出にくいという特徴があります。

そこで今回は、
ほうれん草の育て方について
美味しく元気に育てるコツを紹介します。

 

 

スポンサードリンク




 

ほうれん草の品種について

一代雑種

現在、市場をほぼ独占しているのが一代雑種となります。

一代雑種には剣葉系と丸葉系があります。

剣葉は葉の基部に切れ込みがあり、
葉の形は三角形になっています。

丸葉は葉に切れ込みがなく、
広だ円になっています。
また、葉柄は太い特徴があります。

 

 

 

 

東洋種

葉肉が薄く、葉が細く深い切れ込みがあるのが特徴です。

葉先はとがり、根元が紅色です。
あくが少なく、歯切れよく、淡白な味で、
おひたしに向きます。

 

 

 

西洋種

葉が丸みを帯び、葉肉に厚みがあります。

土臭さがあり、あくが強いのが特徴です。
種にはとげのないものが多いです。

 

ガーデニング用品なら、
何でも揃う
アイリスプラザ

 

お勧めのほうれん草の種について

ミラージュ

剣葉の一代交配種です。

数あるほうれん草の種類の中で、
最も生育速度が早く、葉の色が濃い特徴があります。

夏まきのほかに、越冬~春まきにも非常に適しています。
べと病R-1~7まで抵抗性をもっています。

注意点ですが、極晩抽品種ではないので、
5月~7月中旬までの播種はさけてください。

 

ほうれん草 ミラージュ

 

 

オーライ

草勢旺盛で、べと病などの病害に強く、
栽培容易な丸粒の交配種です。

草姿は立性で、株張りと株ぞろいにすぐれ、
葉は濃緑の広葉で葉肉厚く、2~4段に浅く切れ込みがあります。

根際の色付きもよくて、
市場好みの形状で、食味にすぐれた商品性の高い良質・増収種です。

抽苔はごく安定して遅く、耐暑・耐寒性も強いので、
作型適応性の幅が広い。

ほうれん草 オーライ

 

 

アトラス

西洋種に東洋種をかけ合わせた、
一代交配種で、種子は丸ダネです。

温暖地では夏まき(8月中旬)~早春まき(3月上旬)まで、
幅広い栽培に適しています。

抽だい性は普通ですが、西洋種よりも抽だいが早いので、
春の遅まきには適しません。

耐寒性、耐暑性ともに強く、べと病(R-1)にも強く、
生育旺盛でつくりやすいです。

収量が多く、品質もよく、
日もちはとくにすぐれていて市場性が高いです。
霜枯れに強く、厳寒期も赤葉が少なく好評です。

ほうれん草 アトラス

 

 

世界中の珍しい種、
世界中の珍しい植物、
育ててみませんか?
日本の農業
を元気に楽しくしていきます!【マルシェ青空】

 

 

ほうれん草の育て方

ほうれん草は耐寒性が強く、
冬でも育てられる一方、高温な夏は育てにくい作物です。

また、春まきでの夏どりでは、
とう立ちする心配があるため、
初心者は秋まきして、
冬に収穫するのが簡単でおすすめです。

 

 

スポンサードリンク




 

土づくりについて

 

使用する道具

 

ホウレンソウは酸性に傾いた土壌に特に弱く、
酸性の土壌では発芽しても育ちません。

ですから、種まき2週間前までに、
苦土石灰を畑全体に多目に入れて耕して中和しておきます。

種まきの1週間前になったら、
堆肥と化成肥料を入れて耕し、畝を立てます。

ほうれん草の生育に適した土壌酸度は、pH6.3~7.0くらいです。
土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。

 

 

ほうれん草の種を蒔きます

ほうれん草の種まきの時期は、
秋まき(9~10月)、および春まき(3~5月)ができます。

 

畝の幅は、60cmが適当です。
畝の中心に、深さ1cmほどのまき溝をつくって、
すじ撒きし、たっぷりと水を与えましょう。

 

 

なお、幅60cmの畝に2条まきにするときは、
条間15~20cmをとってまき溝をつけます。

 

種まき後は、たっぷり水をやり、
発芽するまでは水やりをして乾燥しないように注意します。

 

 

芽が出たら、3~4cm間隔になるように間引きます

ほうれん草は、種まき後、3~4日で発芽します。
タネまき後7~10日で双葉が開き、本葉が見えはじめたら、
3~4cm間隔になるように間引きます。

 

ほうれん草の芽は、
以下の写真の様に、細長い葉っぱをしています。

強い雨に打たれると、
葉がダメージを受けるので、
注意してください。

株間3cmあればホウレンソウは十分に収穫できますが、
ひと株を大株に育てるなら、
さらにもう1回、ひと株5~6cm間隔になるように間引くとよいでしょう。

 

 

 

ほうれん草の肥料の与え方について

 

使用する道具

 

ほうれん草の栽培では、基本的に追肥はしませんが、
葉色が薄いようであれば、液肥を与えます。

目安は、1週間毎に2~3回与えます。

葉物の生長に必要なチッソ、リン酸、カリがバランスよく配合された
「葉もの用 住友液肥1号」がオススメです。

 

 

プロも愛用の人気植物活力液!
全ての植物にオススメ。
植物を超元気にする天然植物活力液「HB-101」

 

 

十分育ったら収穫します

草丈が20~25cmになったら、
お菊育ったものから、順次抜き取って収穫します。

 

 

秋まきの場合は、タネまき後30~50日程度、
春まきではタネまき後30~40日が目安です。

 

 

 

ほうれん草の害虫対策について

 

使用する道具

 

アブラムシ

殺虫剤「ベニカR乳剤」や殺虫殺菌剤「ベニカグリーンVスプレー」を散布しましょう。
植えつけ時に殺虫剤「GFオルトラン粒剤」を植え穴に、さらに生育時には株元へ散布しておくと、アブラムシの発生を抑える効果が持続します。

 

 

 

ネキリムシ

中に潜み、根を食害する。ダイアジノンが効果的です

 

 

 

まとめ

ほうれん草は、種から育てます。

ほうれん草は、春撒きと、秋撒きができますが、
秋撒きの方が簡単ですので、
初心者は秋まきして、
冬に収穫するのが簡単でおすすめです。

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

野菜の育て方について(目次)

 

 

ガーデニングや植物の育て方、気になる知恵袋の検索に利用してください          ↓   ↓   ↓     スポンサードリンク


コメントを残す