レタスの育て方について 上手に美味しく育てるコツを紹介します

レタスには、結球する玉レタス、
半結球するサラダナ、結球しないリーフレタス、
サンチュなど、多数の品種があります。

初心者には、
サラダ菜やリーフレタスがお勧めです。

レタスは、害虫がつきにくく、
育てやすい野菜です。

播種(種まき)から収穫までの日数は、
約60日〜70日となります。(品種・作型によって異なります)

そこで今回は、
レタスの育て方について
上手に美味しく育てるコツを紹介します。

 

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レタスの品種について

シスコ

低温結球性にすぐれた、秀品率の高い冬どりの中生種。
外葉は比較的コンパクトながら、
強健で耐寒性にすぐれ、玉のそろいが極めてよい。
玉は豊円球で変形しにくく、
鮮緑色で内部までよく着色する。
肉質は厚くて日もちにすぐれ、歯切れがよい。

シスコ

 

リーフレタス

リーフレタスはタネまきから60日、
苗からだと30日で収穫できます。

葉が濃紅色のレッドスイングは、
見た目にも美しい赤カキチシャです。

青チリメンチシャでは、耐病性が強いグリーンウエーブは、
とう立ちしにくく耐暑性に優れ、
タネまき時期が長いダンシングなどがつくりやすく、
おすすめです。

リーフレタス

 

 

サラダ菜

濃緑の肉厚葉で切れ込みやシワが少なく、生育の早い極早生種。
耐暑性が強く、抽苔は比較的遅い。
低温期でも生育が安定し、周年栽培ができる。
肉質はやわらかく品質がよい。

サラダ菜

 

サンチュ

葉色は濃緑で色鮮やか。
肉質はしなやかで葉面にウエーブがあり、
焼肉などを包んで食べるのに最適。
耐暑・耐寒性にすぐれ、草勢旺盛で作りやすい。
葉をかきとって利用し、長期間の収穫が可能。

サンチュ

 

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レタスの育て方について

気温が15度以上になってから種まきをし、
中性~弱アルカリ性の土で育てていくことが、
おいしいレタスを収穫する近道です。

レタスは寒さにも暑さにもそれほど強くなく、
15~20度が生育適温となっています。

酸性の土に弱いので、
苗を植える前にきちんと土質を調節しておくようにするとよいですよ。

 

 

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レタスの種を蒔きます

 

使用する道具

 

レタスの発芽適温は15~20度で、
種が光を当てることで芽が出てきます。

種まきの適期は3~5月か8~9月となっています。
元々涼しい地域で育つ野菜なので、
はじめて育てる人は、
秋に種まきをした方が失敗は少ないですよ。

育苗箱で苗まで育て、その後鉢やプランター、
地面に植え付けていきましょう。
セルトレイ
もしくは、ポリポットに種を蒔き、
薄く覆土して、たっぷりと水をやります。

本葉が3~4枚になったら、
生育のよいものを1本残して、他を間引きます。
6.本葉が4~5枚になったら、
鉢やプランター、地面に植え替えましょう。

 

発芽したばかりのレタス苗は、
以下のような形をしています。

 

 

 

土づくりについて

 

使用する道具

 

中性~弱アルカリ性で、
水はけのよい土が生育に適しています。

鉢植えやプランターは、赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1
の割合で混ぜた土に苦土石灰を一握り加えたものか、
市販の野菜用培養土を使います。

地植えは、苗植えの2週間前に、
土をよく耕したら苦土石灰を1平方メートル当たり、
両手いっぱい(100~150g)加えて寝かせておきます。

そして苗植え1週間前に堆肥をたっぷり混ぜ込んで寝かせておき、
その後畝を作っていきます。

 

 

レタスを植えていきます

 

使用する道具

 

苗植えは、種まき同様3~5月か8~9月が適期です。

鉢植えは7~10号鉢に1株、
60~65cmプランターに3株ほどが植え付けの目安です。

根を浅く張るので、浅い容器でかまいません。
容器の底には鉢底石を敷き、
水はけをよくしておくと安心です。

地植えは、日当たりと水はけのよい場所を選び、
土作りをすませた土壌で畝を作ってから植え付けていきます。

畝の幅は1~1.2m、高さは10cmほどで、
株同士の間隔を25~30cm空けながら2列に植えていきましょう。

レタスは土壌水分の急激な変化を嫌います。
生育をスムーズに進めるには、
マルチングを行って土壌水分を安定させます。

 

 

レタスの肥料の与え方について

 

使用する道具

 

植え付けるときにたっぷりと肥料を与えた方が、
レタスの生育はよくなります。

植え付けるとき、
土にゆっくりと効く野菜用の化成肥料を
多めに混ぜ込んでおきましょう。

 

そして、その後2週間ほどたって葉っぱが伸びはじめたら、
鉢やプランター植えはスプーン1杯(10gほど)
の肥料を追加で土にばらまきます。

地植えは、マルチングをしているので、
植え付けから7~10日に1回、
液体肥料を水やり代わりに与えます。

 

 

レタスを収穫します

ふんわりと8割くらい結球(玉状になること)したら、
順次収穫していきます。

完全に結球してしまうと、
苦味が出ておいしくなくなってしまいます。

 

 

 

 

レタスの害虫対策について

 

使用する道具

 

 

アブラムシ

殺虫剤「ベニカR乳剤」や殺虫殺菌剤「ベニカグリーンVスプレー」を散布しましょう。
植えつけ時に殺虫剤「GFオルトラン粒剤」を植え穴に、さらに生育時には株元へ散布しておくと、アブラムシの発生を抑える効果が持続します。

 

 

 

ヨトウムシ

殺虫剤「GFオルトラン水和剤」、「ベニカS乳剤」を散布しましょう

 

 

まとめ

リーフレタスや、サラダ菜、
サンチュは
大きく育ったら、
その都度葉をはがしていき収穫します。

根っこから抜かない限り、
どんどん成長しますので、その都度収穫できますよ。

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

野菜の育て方について(目次)

 

 

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