手間がかからず、プランターや鉢で簡単に栽培できるわけぎは、
ベランダ菜園向きの野菜です。
ワケギは、エシャロットの花粉を
ネギが受粉してできた植物です。
ワケギの太さは、ネギより少し細い感じで、
丈は30cmほどになります。タ
ネはできないので、鱗茎を植え付けて育てます。
そこで今回は、
ワケギの育て方について
上手に美味しく育てるコツを紹介します。
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ワケギの品種について
ワケギの原種、
園芸品種は現在のところ
まだ登録されていません。
ワケギ
やわらかくて、くせがないので、
いろいろなお料理に活用して楽しむことができますよ。
また、緑黄色野菜で、
ビタミンや葉酸が豊富なことも魅力となっています。
⇒ワケギ
ワケギの育て方について
株元に土を寄せてぐらつかないようにし、
根元を残して葉っぱを切り落とすと何度も収穫が楽しめます。
球根を深く植えてしまうと、
腐ってしまうことがあるので注意してください。
ワケギの栽培時期・栽培スケジュールは次のようになります。
土づくりについて
使用する道具
鉢やプランターは、
赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜあわせた土か、
市販の野菜用培養土を使います。
日当たりのよい場所で育てれば、
土質はそれほど気にする必要はありません。
自分で土を配合するときは、
野菜用の緩効性化成肥料も一緒に混ぜ込んでおきます。
地植えは、植え付ける2週間前に、
1平方メートルあたり100~150g(両手にいっぱいくらい)の
苦土石灰を加えて、よく耕しておきます。
そして、1週間前に、堆肥を3割ほどと、
緩効性化成肥料を混ぜ込んでさらに寝かせてから、
畝作りをスタートしてください。
適正な土壌pHは6.0~6.5です。
土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。
ワケギを植えていきます
7~10月に球根を鉢やプランター、
地面に植え付けていきます。
関東より北の涼しい地域は8~9月、
南の温かい地域は、9~10月に植え付けるのがおすすめです。
また、1つのかたまりにたくさんの球根が付いているときは、
傷つけないようていねいに、
2球がひとかたまりになるよう分けていきます。
鉢、プランター、地植えいずれの場合も、
株同士の間隔は10~20cmほど空けて植えていきます。
10号鉢に2~3球、65cmプランターに4~5球が植え付けの目安です。
地植えは、幅1~1.2m、高さ10cmほどの畝に、
2列に植え付けていくとうまくいきますよ。
球根の先端が土からはみ出るくらい、
浅く植え付けるのがポイントです。
ワケギの肥料の与え方
使用する道具
植え付け後14~20日後、
草丈が10cmほどになったら、
株元の土を寄せて倒れにくくしてから、
薄めた液体肥料を水やり代わりに与えます。
その後、株元の土は半月に1回ほど寄せるようにし、
肥料は1週間に1回与えるようにすると生育がよくなります。
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十分に育ったら収穫します
草丈が25~30cmほどに生長したら、
収穫のタイミングです。
株元から地上3~5cmほどを残して、
葉っぱを切り落としていきましょう。
株全体を手でわしづかみにし、
園芸用のハサミやナイフで水平に切り落とすとよいですよ。
このとき、株元まで葉っぱを切らないよう注意してください。
少し葉っぱを残しておくことで、
2~3回ほど再び収穫を楽しめます。
何度も収穫したいときは、
液体肥料を与えるとよいですよ。
ワケギの分球の仕方について
わけぎは、球根を植えっぱなしにすると、
病気や害虫の被害にあいやすくなります。
翌年以降も収穫を楽しみたいときは、
4月頃から保存する球根を決めておきます。
そして、その球根を太らせるため、
葉っぱを生長させて放っておきます。
ある程度球根が太ると、葉っぱが倒れて枯れ、休眠します。
そのタイミングで掘り上げ、
土を落としたら風通しのよい日陰で乾燥、
貯蔵していきます。
保管した球根は、また8月以降に植え付ければ、
収穫を再度楽しめますよ。
球根は、ネットに入れて吊して保存するのがおすすめです。
わけぎの病害虫対策について
ワケギの害虫対策
使用する道具
アブラムシ
殺虫剤「ベニカR乳剤」や殺虫殺菌剤「ベニカグリーンVスプレー」を散布しましょう。
植えつけ時に殺虫剤「GFオルトラン粒剤」を植え穴に、さらに生育時には株元へ散布しておくと、アブラムシの発生を抑える効果が持続します。
ネギアザミウマ
ネギハモグリバエ
ネキリムシ
ワケギの病気対策
使用する道具
べと病
ネギ さび病
まとめ
ワケギは、
プランターでも簡単に作れます。
根っこの部分を残しておくと、
次々と収穫ができるので
家庭菜園にお勧めですよ。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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