風邪が治ったのに、
咳だけが残るなんて症状はありませんか?
通常の風邪は、3日ほどで改善します。
しかし、咳だけが残る場合は、他に原因があるのです。
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目次
風邪の原因について
風邪を引き起こす原因は、
ウイルスと細菌があります。
風邪の原因の内、90%がウイルスによるものです。
残りの10%は細菌によるものです。
風邪の原因①ウイルス
風邪を引き起こすウイルスは200種類以上あります。
同じウイルスでもいくつもの型があり、
さらに年々変化していくため、
次々に新しいウイルスに感染して繰り返し風邪をひくのです。
主なウイルスは、RSウイルス、ライノウィルス、
アデノウィルス、コロナウイルスです。
ほとんどの風邪は、この中のウイルスに
感染するために発生します。
風邪の原因の内、90%がウイルスによる風邪です。
風邪の原因②細菌
溶連菌などの細菌やマイコプラズマ、
レンサ球菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、クラミジア等が、
主に風邪を引き起こす細菌となります。
風邪の原因の内、10%が細菌による風邪です。
咳が治らない場合は、細菌性の風邪です
ウイルス性の風邪の特徴
ウイルス性の風邪の特徴としては、
症状は、高熱、寒気などの全身症状が、
鮮烈に出ますが、それほど長く続きません。
ウイルスは、それ自体では増殖することができず、
人の細胞の中に入り、増殖します。
また、ウイルスは高い温度が苦手です。
ですので、外気の影響で温度が低くなりやすい
鼻や喉の粘膜には感染しますが、
体の内部は温度が高いので、増加しにくいのです。
ですので、ウィルス性の風邪は、3日程度で自然に治癒します。
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細菌性の風邪の特徴
細菌性の風邪は、こじらせてしまった場合、
適切な治療を行わないといつまでも治らないというのが特徴です。
細菌は、人の細胞に入らなくても生きていけるので、
細菌性の風邪の場合には、抗生物質を使って、
その細菌を殺さないと風邪が治りにくい特徴があります。
ウィルス感染の場合は、数日で症状が良くなるはずなので、
5日以上症状が続く場合はウィルスではなく細菌感染を疑ってください。
いつもの風邪は2~3日で治るのですが、
今回は37℃前半の熱や咳が一週間近く続くなど...。
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細菌性の風邪の治療方法
細菌性の風邪を治すには、
細菌に見合った抗生物質を用いるということに尽きます。
ですので、5日以上風邪の症状が続くようでしたら、
細菌性の風邪を疑って、必ず病院で診察を受けましょう。
ウイルス性の風邪には、効果がありません。
病院で処方された抗菌剤は、
全て使い切ってください。
症状が良くなったからと言って、
抗菌剤を止めてしまったら、
症状が悪化するのが、細菌性の風邪です。
簡単に出来る咳を止める方法
ハチミツを薄めて飲む
ハチミツが小児用の咳止めシロップと同等か、
それ以上の効果があることが、米国の研究で明らかになりました。
実は、ドイツなどではよく知られていることなんです。
抗酸化作用や抗菌作用があり、
のどの奥の症状を和らげる効果があると言うハチミツを
温かい紅茶に入れたものがお勧めです。
咳を止めるツボを押す①尺沢
即効的な咳止め効果があるツボ。
画像引用 http://ourage.jp/column/mainichi_yojo/27051/
尺沢はひじの内側の横じわの上にあり、
真ん中よりやや親指側にあります。
押すとグッと指が入る部分。
強めに指圧します。
すぐ上辺りにある「上尺沢」というツボも、
咳止めに効果があるので一緒に指圧すると良いです。
咳を止めるツボを押す②天突
鎖骨の間の窪んだところ。
咳を止めるほか、のどの痛みを和らげます。
下に向かって鎖骨の裏側を押す感じで指圧します。
ここを押すことによって気道が緩み、
咳も楽になります。
即効性があって、咳の他にも痰やのどの痛み等にも効きます。
まとめ
風邪を引いて咳が続くとしても、
長くても、5日です。
どうしても、咳を止めたい場合は、
ハチミツや、ツボを押す方法を試してみてください。
それ以上続くのでしたら、細菌が原因です。
細菌性の風邪は、抗生物質を使用しないと治りません。
必ず、病院で診察を受けて下さい。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の健康についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。
鎖骨のところのツボがいいですね!
楽になりました。