さび病の原因や症状について 感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します

さび病は、植物が錆の様に、
赤褐色になり、赤褐色の粉末が飛び散ります。

野菜類に発症したさび病は、
主に葉に白い斑点が表れ、やがてその部分が盛り上がっていきます。

そして、褐色色の斑点となり、
表面が破れて、褐色色の粉末が飛び散るようになります。

葉全体が錆に覆われ、
やがて、葉が巻きあがるようにして枯死してしまいます。

そこで今回は、
さび病の原因や症状について
感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します。

 

 

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さび病の症状について

錆のような赤褐色の粉末をまき散らします

野菜類に発症したさび病は、
主に葉に白い斑点が表れ、
やがてその部分が盛り上がっていきます。

そして、褐色色の斑点となり、
表面が破れて、褐色色の粉末が飛び散るようになります。

葉全体が錆に覆われ、
やがて、葉が巻きあがるようにして枯死してしまいます。

 

 

 

さび病の感染した野菜は食べないでおきましょう

売っている長ネギにも、
たまにさび病になっているものを見かけますが、
細菌が原因の病気なので、
食べるに気持ちの良いものではありません。

食べない方が良いと思います。

 

 

 

さび病の原因について

さび病の原因は、カビ(糸状菌)の一種である、さび病菌です

さび病菌に感染することで、さび病が発生します。

空気及び水伝染性の病害です。
被害部位は葉で、植物によって葉の表面にできる病斑の色が異なり、
黒色、褐色、淡黄色、白色などがあります。

病斑はやや盛り上がり、
その裏に房状の紋を生じるのが特徴です。
この病気にかかると苗の生育が阻害されるので、
早期に落葉することの多い病気です。

 

 

 

窒素成分が不足したら、発生しやすいです

ねぎの「さび病」は、
寒くなってきた時にチッソ成分が不足している場合、
発生しやすい病気です。

 

 

 

肥料過多でも発生します

さび病は、肥料過多でも、肥料切れでも発病します。

追肥を行う場合は、直接根元にやらずに、
土に混ぜて2週間くらい経過したものを、
土寄せして追肥の形を取ります。

 

 

 

さび病の対策について

ミカン類の皮細かく切って根元に撒いておく

青ネギにさび病が発生した場合は、
葉ネギであれば根元から切って、再生するまで
ミカン類の皮細かく切って、
根元に撒いておくと防除できるそうです。

被害株は感染源になるので処分してください。(畑に放置しない)
焼却処分か、埋めて処分して薬剤処理するといいです。

 

 

 

草木灰や酢も効果があります

自然農薬では、草木灰や酢の散布が、
ある程度の効果があるそうです。

ただし、自然農薬は予防的な性質が強いので、
既に発生している場合は、化学的な農薬の散布をされるのが、
良いと思います。

 

 

 

農薬による防除で進行を止めることができます

多くの野菜でもさび病は、
季節的に発生しやすい時期ですが、
農薬を散布しないで進行を止めることはまずできません。

なお、進行が止まったか、止まらなかったかの判断は、
農薬を散布して1週間たっても、新たに発病してくるのであれば、
止まらなかったと判断され、
1週間後以降、新たな発病がなけでば、
効いたと判断してください。

 

 

 

HB101を使用する

HB101は、宣伝がすごかったので、
初めて使ってみました。

効果は気がついたら「病気が出なくなっていた」です。

以前バラに定期的にやっていました。
実感がわかずに辞めました。

そして気がついたら、
使用している時は病気の症状が出なかった。
辞めたら発生した、です。

それと最近口角のところが割れてきたのですが、
101を塗ったら治った、です。

もちろん治る時期だったのかもしれません。
できたのに気がついて塗って2、3日で良くなりました。

HB-101

 

 

 

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さび病に効く農薬について

さび病の感染前・予防におすすめ

ダコニール1000(お勧めです)

広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。

 

ダコニール1000

 

 

 

エムダイファー水和剤

果樹、花などの広範囲の病害防除に効果が高い薬剤です。
すぐれた予防効果のある保護殺菌剤です。
水和剤ですが、
収穫物への薬剤の付着が目立たないのが特長です。

 

 

 

さび病の予防と治療におすすめ

カリグリーン(お勧めです)

きゅうり、いちご、バラの
うどんこ病に効果のある治療薬です。

炭酸水素カリウムを主成分としているので、
散布後、副次的にカリ肥料になります。

炭酸水素カリウムは、
ベーキングパウダー(炭酸水素ナトリウム)と
類似の炭酸水素塩の一種です。

カリグリーン

 

 

 

 

ベンレート水和剤

水稲・野菜・果樹などの幅広い作物に使用でき、
浸透移行性に優れ、予防・治療の二つの効果を示します。

茎葉の病害、貯蔵病害、種子伝染性病害、土壌病害など、
多方面にわたり優れた効果を示します。

低濃度で使用できるので、
作物を汚染することが少ない薬剤です。

 

 

 

サプロール乳剤

葉の中に成分が浸透し、予防効果と治療効果を発揮します。

うどんこ病、さび病、黒星病に高い効果を示します。
本剤は乳剤のため計量しやすく、
また作物に対する汚れも少ない薬剤です。

 

 

 

まとめ

さび病の予防には、
ダコニール1000やエムダイファー水和剤がお勧めです。

しかし、もし発症してしまったら
これらの農薬では効果がなく。
カリグリーンやベンレート水和剤・サプロール乳剤などで
治療しましょう。

 

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の植物の病気対策についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。

植物の病気対策について(目次)

 

 

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