ヒヤシンスは、
年が明けたら、街の花壇やお庭花屋さんなどで見かけますよね。
赤、 黄色、紫などたくさんの色と
独特の甘い香りが春の訪れを私たちに感じさせてくれます。
ヒヤシンスは、秋に植えて春に咲きます。
そこで今回は、
ヒヤシンスの育て方について
球根からの育て方から、来年も咲かせる方法を紹介します。
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目次
ヒヤシンスの種類・品種について
ダッチヒヤシンス
ダッチヒヤシンスは、1つの細長い茎に、
たくさんの花を咲かせる系統です。
水耕栽培に利用されることが多く、
一株鉢に植えるだけでもボリュームがあります。
ローマンヒヤシンス
ローマンヒヤシンスは、
茎に付く花の数は少ないものの、
1つの球根から数本の茎を生やします。
花の香りがダッチヒヤシンスに比べて強く、
丈夫で育てやすいとされています。
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ヒヤシンスの植え方について
ヒヤシンスの植える時期について
ヒヤシンスは秋(9月~11月)に植えて、
春(2月~4月)に花を咲かせます。
病害虫の心配が少なく、
比較的育てやすい春の花として人気です。
種と球根から育てますが、
種からの場合は開花するまでに6年ほどかかるので、
球根から育てるのが一般的です。
特に分球しやすいローマン系は庭に群植させるのにおすすめです。
分球した球根は同じ色の花が咲くので、
色の配分を考えて植え付けるのも楽しいですね。
土づくりについて
使用する道具
ヒヤシンスは、水はけがよく軽い土が最適です。
鉢植えにする場合は、
赤玉土(小粒)6:腐葉土3:パーライト1の割合で混ぜた土を使用します。
庭植えにする場合は、
できるだけ水はけの良い場所を選んで、
苦土石灰を植え付ける前にまいて、
酸性を中和しておきましょう。
ヒヤシンスは酸性の土壌を嫌います。
そして、 緩効性肥料(マグアンプ)を混ぜこんでおきます。
ヒヤシンスを植えます
使用する道具
ヒヤシンスの球根の植え付けは、10月に行います。
庭植えは、
球根1.5コ分のスペースを空けて、
10cmの深さに植えます。
鉢植えは、
5号鉢(直径15cm)の鉢に1球が目安ですが、
一年限りと割り切るなら、
球根と球根がくっつくくらい詰めて植えると、
花が咲いたときゴージャスな鉢植えになります。
鉢やプランターは球根の頭が土の上に出るくらい浅く植え、
根が十分に張れるスペースを確保しましょう。
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ヒヤシンスの育て方
ヒヤシンスの水やりについて
生育期(植え付けてから葉が枯れるまで)は、
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
その後は徐々に休眠に入っていくので、
水やりの回数を減らして、
6月頃にはストップします。
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ヒヤシンスの肥料のやり方について
使用する肥料
肥料は球根を植え付けるとき、
あらかじめ土の中にゆっくりと効くタイプの
粒状肥料(マグアンプ)を混ぜ込んでおきます。
その後、芽が伸びてきて花が咲くまでの間、
1週間~10日に1回のペースで液体肥料(ハイポネックス)を追肥として与えます。
花後の手入れについて
どんな花でも同じですが、
花がらをそのままにしておくと、
種を作ろうとするため、
他のつぼみや球根に栄養が行かなくなり、
株を弱める原因になります。
少し面倒ですが、必ず花がらは摘み取りましょう。
茎は切り取らず、残して置くものポイントです。
残った茎には光合成をして、
球根に栄養を与える役目があります。
また茎からばっさり切り取った場合、
切り口から雑菌が入り腐ってしまうことがあるので控えましょう。
ヒヤシンスの増やし方について
ダッチ系(一般的なヒヤシンス)の球根は、
自然に分球しにくいので(ローマン系は自然分球しやすい)、
ふやしたい場合は、
人為的に球根に傷を付けてふやします。
掘り上げた球根を7月頃に、
底から半分くらいの深さに十文字に深く切れ目を入れます。
秋に植え付けるまで風通しのよい涼しい場所に置いておくと、
切れ目に小さな球根がつきます。
これをそのまま土に植え付けて育てると、
2年から3年くらいで花の咲く大きさの球根になります。
ただし、傷を付けた親球は犠牲になり花は二度と咲きません 。
まとめ
ヒヤシンスは秋(9月~11月)に植えて、
春(2月~4月)に花を咲かせます。
病害虫の心配が少なく、
比較的育てやすい春の花として人気です。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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