カリフラワーは、
ブロッコリーを改良してつくられた野菜です。
ですので、ブロッコリーと性質がよく似ていて、
栽培方法はほぼ同じです。
そこで今回は、
カリフラワーの育て方について
美味しく元気に育てるコツを紹介します。
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目次
カリフラワーの品種について
カリフラワー スノークラウン
生育旺盛で栽培が容易です。
草姿はやや開張性。
適期栽培では、定植後70日程度で収穫ができる早生種です。
花蕾は純白の大玉で緻密にしまり、
肉厚で品質にすぐれます。
温度に対して鈍感で、
春作でのボトニングの発生も少なく、
秀品率が高い特徴があります。
カリフラワー スノーニューダイヤ
生育旺盛で育苗・栽培とも容易です。
適期栽培では、定植後85日程度で収穫ができる中早生種になります。
草姿は立性で芯葉の伸びがよく、
花蕾をよく包み込む。
花蕾は純白・緻密・肉厚でしまりよく、
ドーム形でよく揃います。
また、リーフィーなど異常花蕾の発生が少ない。
カリフラワー オレンジブーケ
花蕾がオレンジ色のカリフラワーです。
断面は淡黄色。加熱調理後も変色なく食味がよい。
生育は旺盛で作りやすい中早生種です。
花蕾は尻づまりのよいドーム形。
茎外葉は一般カリフラワーと同様だが、
結束すると着色を悪くするので不要です。
カリフラワー バイオレットクイン
生育旺盛で作りやすい、
早生の紫カリフラワーです。
花蕾は豊円・肉厚で、しまりがよく、
日もちもよい特徴があります。
紫色の花蕾に熱を加えると、
明るい鮮緑色に変化します。
カリフラワーの育て方について
カリフラワーの花蕾を大きく育てるコツは、
できるだけ外葉を大きく成長させることです。
株自体が小さいと、小さな花蕾にしか成長しません。
そのためには土作りが大切で、
完熟堆肥などの有機物の投入を心がける必要があります。
また、アオムシ、ヨトウムシなどの害虫がつきやすいので、
対策が必要です。
カリフラワーの栽培時期・栽培スケジュールは次のようになります。
春まき、夏まきができ、それぞれポットで育苗して畑に植え付けます。
カリフラワーの種まきについて
使用する道具
タネまきは、9cmポットに培養土を入れ、
タネを5~6粒まきます。
芽が出たら3本に、本葉2枚のときに2本に、
本葉3~4枚で1本に間引き、
本葉5~6枚になったら植えつけ適期です。
発芽したカリフラワーの苗は、
以下のような形をしています。
培養土は、種まきに適した
種まき培土か、ポット用培土を使用します。
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土づくりについて
使用する道具
カリフラワーは排水性と保水性がいい、
肥沃な土壌を好みます。
元肥と堆肥を鋤き込んで耕し、
株間40〜50cm、畝幅45cmを確保して、
少し高めの畝を立てます。
pHは6.0〜6.5が目安です。
土壌が酸性だと「根こぶ病」が出やすくなるので、
石灰を入れてpH調整しておきましょう。
土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。
ブロッコリーの苗を植えていきます
夏撒きの場合は、
本葉5〜6枚くらい
春撒きの場合は、
本葉7枚まで苗が育ったら、畑に定植します。
株間は40cm〜50cmで、
深植えにならないように植え付けます。
定植の前にポットごと水につけて吸水させておくか、
定植後たっぷりと水をやります。
カリフラワーの肥料の与え方について
使用する道具
植え付けるときに、
野菜用の化成肥料を土に混ぜておきます。
そして、本葉が10枚位になったら、
株元に土を寄せて、株同士の間に同様の化成肥料を2~3週間に1回、
花の蕾ができるまで与えます。
液肥を与えるときは、500倍に薄めたものを1週間に1回、
水やり代わりに施します。
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大きく育ったら、収穫しましょう
白色種のカリフラワーの場合、
花蕾に直射日光が当たると黄化して、
品質が悪くなります。
花蕾の直径が6~7cmほどに成長したときに、
外葉で花蕾を包んで遮光することにより、
より美しい白色の花蕾が収穫できます。
花蕾が大きく育ち、小さな蕾がはっきりと見え、
固く締まってくれば収穫適期です。
カリフラワーの病害虫対策について
カリフラワーの害虫対策
使用する道具
ヨトウムシ
アオムシ
アブラムシ
ネキリムシ
カリフラワーの病気対策
使用する道具
根こぶ病
まとめ
カリフラワーの花蕾を大きく育てるコツは、
できるだけ外葉を大きく成長させることです。
株自体が小さいと、小さな花蕾にしか成長しません。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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