ゴーヤは健康にも良い食材です。
ゴーヤ独特の苦味が特徴です。
この苦み成分はモモルデシンといい、
胃液の分泌を促進するため、
夏バテによる食欲減退を緩和させる働きがあります。
また、ビタミンCやミネラル分を豊富に含み、
夏の食卓に恰好の食材です。
そこで今回は、
ゴーヤの育て方について
上手に美味しく育てるコツを紹介します。
スポンサードリンク
目次
ゴーヤの品種について
あばしゴーヤ
沖縄地方でよく見られる太くてずんぐりしたにがうりです。
ハリセンボンという魚に似ているので、
この名前がつきました。
味は苦味が少なく肉厚でジューシーです。
長さ20~30cm。
太さも、直径7cmから15cmまで様々です。
長れいし
キュウリの用に細長いにがうりです。
九州地方で栽培されているものは、
このタイプが多いようです。
太さは直径4~6cm位ですが、
長さは約20cmから長いものは80cm以上になることもあります。
⇒長れいし
太れいし
一般的にうす緑色~白に近い緑色のにがうりです。
でも味や食感は市販のものと変わりません。
長さは8cmから10cm位と小降りで、
太さが5~6cmが普通です。
⇒太れいし
白れいし
文字通りの白いにがうりです。
イボは丸みを帯びて極端なトゲ状のものはありません。
長さは10cm~20cmぐらいになり、
太さは5~7cmぐらいです。
味は苦味が少なくジューシーで、
サラダにも向いています。
⇒白れいし
ゴーヤの育て方について
ゴーヤ、何もせず種まきすると2~3割程度の発芽率です
ゴーヤを種から発芽させようとしても、意外と発芽率が悪いです。
ゴーヤの種まきの仕方について
使用する道具
4月頃、気温が20~25度になってから種をまきます。
種の尖った部分を1mmほどカットし、
水に浸して発根させてから種をまくと、発根率が高くなります。
ペットボトルのキャップや指で、
土を軽く押してまき穴を作ります。
用土は、種まき専用の培土を使用しましょう。
まき穴同士は、20cmほどの間隔を空け、
1箇所につき2~3粒種を入れます。
本葉が4~5枚になるまで、風通しのよい日陰で、
土を乾燥させないように育てます。
ポリポットであれば、
1個あたり3~4粒の種をまきます。
発芽したゴーヤの苗は、
以下のような形をしています。
スポンサードリンク
土づくりについて
使用する道具
ゴーヤはとにかく、
元肥が多くあるといい野菜の1つです。
プランターで育てる場合は、
野菜用の培養土か、赤玉土(小~中粒)4:腐葉土4:堆肥2の割合で
混ぜた土を使います。
地植えに場合は、
植え付けの4週間前から庭土と石灰を混ぜて寝かせ、
2週間後に堆肥を混ぜます。
苦土石灰は、
1苗につき大さじ山盛り1杯を目安にします。
pHは6.0〜7.5が目安です。
石灰を入れてpH調整しておきましょう。
土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。
ゴーヤ苗を植えます
植え付ける穴は、
あまり深くなりすぎないようにします。
ポットの土の上部がうっすらと隠れるくらいの深さに植えます。
そして最後に軽く両手で押さえてしっかりと地面となじませます。
その後に仮支柱を立てます。
仮支柱は30cm程度の支柱が1本あれば大丈夫です。
ゴーヤは茎が細いので風が吹くとすぐに折れてしまいますので、
仮支柱をすぐに立てます。
ゴーヤの肥料の与え方について
使用する道具
牛糞堆肥やゆっくり効く緩効性の化学肥料を、
植え付け時に、土に混ぜます。
植え付け後は、2週間に1回、野菜用の液体肥料を与えましょう。
肥料が足りないと下葉が黄色くなって花つきが悪くなり、
枯れることもあります。
プロも愛用の人気植物活力液!
全ての植物にオススメ。
植物を超元気にする天然植物活力液「HB-101」
仕立てをします
使用する道具
苗を植えつけ後は、
長さ210~240cmの支柱を、
苗の根元から10~15cm離した位置に50cm間隔で立てます。
支柱を利用してつる性野菜用のネットを張り、
ゴーヤーのつるを誘引しておきます。
大きく育ったら収穫します
開花から2週間~3週間程度で収穫できます。
収穫の目安は自分で1つとってみて考えていくと非常に分かりやすいです。
待てば大きくなりお得な感じがしますが、
あまり待ちすぎると熟してだめになってしまいます。
少しでも柔らかいと感じたら、
すぐに収穫しないと食べられなくなってしまいます。
ゴーヤの病害虫対策について
ゴーヤの害虫対策について
使用する道具
アブラムシ
ゴーヤの病気対策について
使用する農薬
べと病
うどんこ病
まとめ
ゴーヤは、晴れた日の午前中に収穫すると、
日光が切り口からの細菌感染を予防してくれます。
また、午後よりも新鮮で甘みの強い実がとれますよ。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
コメントを残す