アサツキ(浅葱)は、ネギの仲間の球根性多年草です。
アサツキは、
ビタミンやミネラルなどの栄養素が含まれる野菜です。
疲労回復に役立ち、
お肌や粘膜を健康に保ってくれる働きがあります。
庭やベランダでも気軽にはじめられるくらい
育て方が簡単で、長く収穫が楽しめるので、
家庭菜園にお勧めです。
そこで今回は、
アサツキの育て方について
上手に美味しく育てるコツを紹介します。
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アサツキの品種について
アサツキは古くから日本に自生していたネギの仲間で、
漢字で「浅葱」と書きます。
日本の気候風土に合っていて、
育てやすくて丈夫です。
夏に休眠し、冬も軽い休眠期間があります。
休眠中は地上部が枯れるので、
収穫時期は春と秋になります。
ワケギ同様、夏の初めにタネ球根を掘り上げます。
寒さに強く、積雪下でも枯れないことから、
東北地方では、雪の中から掘り出した
「雪中アサツキ」が特産となっています。
⇒アサツキ
アサツキの育て方について
アサツキは、とても丈夫で暑さにも寒さにも強く、
特に病害虫の心配もないので無農薬でも栽培できます。
除草以外は特に管理も必要ないので、
とても簡単に栽培できます。
菜園の片隅に栽培すると、とっても重宝しますよ。
多年草なので、一度植え付けたら何年も収穫できますが、
込み合ってきたら、植え替えてあげましょう。
アサツキの栽培時期・栽培スケジュールは次のようになります。
土づくりについて
使用する道具
アサツキは、中性~弱アルカリ性で、
水はけのよい土を好みます。
鉢やプランター植えは、市販の野菜用培養土を使うか、
赤玉土(小粒)7:腐葉土2:バーミキュライト1の割合で混ぜた土を使います。
地植えは、
植え付ける2週間前に苦土石灰を混ぜあわせて、
酸性度合いを中和しておきます。
適正な土壌pHは6.0~6.5です。
土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。
アサツキを植えていきます
アサツキの種球は7~8球ずつになっているので、
1~3球ずつに分割します。
クワで植え溝を掘って植え付けます。
株間は、種球1球の場合は5~6cm、
2~3球の場合は15cm程度とします。
種球の先は少し土から出して、浅植えにします。
植え付けの際、種球が上下逆にならないように
注意してください。
植え付けから2週間程度で発芽します。
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アサツキの肥料の与え方
使用する道具
植え付けるタイミングで、
土に野菜用の化成肥料を混ぜあわせておきます。
その後は、追加で肥料を与えなくても育ちますが、
収穫まで1週間おきに液体肥料を与えると葉っぱがよく茂り、
収穫量が増えます。
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十分に育ったら収穫します
3~4月か10~11月が収穫の適期です。
葉っぱが20~30cmくらいに生長したら、
株元を4~5cm残して刈り取っていきます。
収穫後、液体肥料を与えると、
また葉っぱを伸ばして収穫できるようになります。
そのまま、2~3年は毎年収穫が可能です。
まとめ
アサツキは、
プランターでも簡単に作れます。
根っこの部分を残しておくと、
次々と収穫ができるので
家庭菜園にお勧めですよ。
また、
ほとんど病害虫の心配がありません。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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