うまい菜(ふだん草)の外見はホウレンソウに似ています。
比較的季節に関係なく、
ほぼ1年中収穫ができる特徴があります。
そこから、「不断(絶え間なく)」収穫できるからついた名前が
不断草(ふだん草)です。
耐暑性が強く、葉菜類の少なくなる夏場でも育つため、
ホウレンソウの代わりとして、ホウレンソウ同様、
おひたしや和え物、炒め物などに利用します。
そこで今回は、
うまい菜(ふだん草)の育て方について
上手に美味しく育てるコツを紹介します。
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目次
うまい菜(ふだん草)について
ホウレンソウの仲間で、
暑さに強く、菜類が不足する夏にも収穫できる便利な野菜です。
つくりやすくてビタミンA、ミネラルを豊富に含み、
独特の風味をもち、油炒め、あえ物に利用します。
うまい菜(ふだん草)の育て方について
生育適温は15~20℃で高温でも丈夫に育ちます。
また、真冬以外ならいつでも栽培が出来、
初心者でも種から育てることが容易です。
また、外葉から摘み取れば長期の収穫が楽しめます。
土づくりについて
使用する道具
うまい菜(ふだん草)は、
酸性土に非常に弱いので、
タネまきの2週間ほど前に1㎡当たり苦土石灰120~200gを施します。
また、タネまきの1週間ほど前に完熟堆肥2~3kgと、
有機配合肥料60gを目安として施します。
pHは6.0〜6.6が目安です。
石灰を入れてpH調整しておきましょう。
土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。
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うまい菜(ふだん草)の種まきの仕方について
種の形は、アカザ科らしい、ちょっと変わった形をしています。
固い殻に包まれていて乾燥していると、
発芽率が低くなってしまうので、
一晩水に着けてから種を蒔くと、更に発芽率がupします。
条間20~30cmのスジまき、あるいはバラまきし、
発芽後に込んだところを間引いて、
本葉が2~3枚になったころに株間を15~20cmとします。
発芽したばかりのうまい菜(ふだん草)の苗は、
以下のような形をしています。
うまい菜(ふだん草)の肥料の与え方について
使用する道具
発芽後、本葉が出たら間引き始め、
本葉5~6枚で1箇所1本になるよう間引きます。
追肥は本葉5~6枚の頃に行い、
以後2週間に1回追肥しましょう。
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大きく育ったら収穫します
成長にあわせて、株元の若い葉から、
順々に収穫していきます。
「掻き採るように収穫する」ことで、
長く収穫を楽しむこともできます。
老化した葉はアクが強く、
繊維がかたくなるので、若いうちにかきとって利用します。
うまい菜(ふだん草)の病害虫対策について
うまい菜(ふだん草)は、
病害虫については、ほとんど心配する必要はありません。
ただ、日当たりが悪かったり、
水をやり過ぎたら、
ベト病にかかりますので、注意しましょう。
使用する道具
ベト病
まとめ
真夏の葉采類がなくなる時期には、
うまい菜(ふだん草)は貴重な野菜です。
栽培も簡単なので、是非チャレンジしてみて下さい。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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