ノボタンは、
夏から秋の終わりにかけて、
赤から青紫の大きめな花を咲かせます。
花つきがよく、次々と咲いてくれるのでとても目立ちます。
葉はよく目立つ葉脈が入り、
花に比べると比較的小さめで細長いです。
株は茎が木質化して大きくなりますが、
剪定して小さめのサイズを保つこともできます。
そこで今回は、
ノボタンの育て方について紹介します。
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ノボタンの花言葉について
ノボタンの花言葉は、
「ひたむきな愛情」です。
ノボタンの落ち着く色合いや、
自然な咲き方がこのような花言葉を連想させるのでしょう。
⇒ノボタン
ノボタンの育て方について
植えつけ方法について
植え付けは4月から6月にかけて行います。
ノボタンは、とても成長の速度が速い植物です。
植え付けてからは根がどんどん伸びていきます。
ですので、ノボタンは地植えがお勧めです。
日光が大好きなので、日当たりの良い場所に植えましょう。
鉢で育てる場合は、
大きな鉢に植え付けるようにしてください。
鉢が狭いと根詰まりしてしまうこともあります。
まず購入してきたノボタンを、
ポット苗から外します。
この時に根が回りすぎていたら、
根をほぐすようにして、下のほうは園芸用ばさみで切りましょう。
[illust_bubble subhead=”ワンポイントアドバイス” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]ノボタンは、
良く根をので、根が張りやすい土づくりをしましょう。
水はけが良く、有機物に富んだ土を好みます。
そのため、赤玉土を主体にして、
鶏糞や腐葉土を5割ほどすき込み、
ピートモスで、水はけのよい土を作ります。[/illust_bubble]
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肥料の与え方について
ノボタンは、たくさん花を咲かせます。
つまり、それだけ肥料も必要です。
花に特に効果がある、
マグアンプがお勧めです。
中粒で、約1年間の肥料効果です。
また、夏ばて気味の時にいは、
速効性のある液肥を与えましょう。
⇒液肥
水やりの仕方について
ノボタンは、夏には成長期ということもあり、
水を大量に必要とします。
ですので、水枯れがないように注意しましょう。
特に、開花しているときは、
水を吸うので水切れしないようにしてください。
水切れすると、
葉っぱが落ち、花が落ち、最悪枯れることがあります。
冬は成長が鈍くなるので、
水を吸い上げる力も弱くなります。
土が乾いていたら数日経って、水をやる程度にしましょう。
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花が終わったら切り戻しをしましょう
ノボタンは、6月から11月頃までは、
繰り返し絶えず花を咲かせ続けます。
しかし、花が枯れると種を作ろうとします。
種を作ると体力が必要となり、次の花が咲きにくくなります。
咲き終わった花はこまめに摘み取りましょう。
冬越しの仕方について
ノボタンの耐寒性は、5℃です。
つまり、寒冷地でなければ冬越しは可能です。
株もとに藁を聞き詰め、
防寒対策をしてあげましょう。
地上部が寒さで枯れてしまったとしても、
防寒対策をしておくことによって、
春には芽を出しますよ。
増やし方について
ノボタンは挿し木で増やすことが出来ます。
時期は5月頃に行うと良いでしょう。
赤玉土に十分水揚げした枝の葉を2節つけて、
下葉を取り除いてその部分を土の中に挿します。
土が乾かないように日陰で管理すると、
約1カ月で発根します。
徐々に日光に当てていき、
しっかり根が張るまで育ったら定植させましょう。
また、挿し木に発根促進剤メネデールを使用することによって、
失敗を防ぐことが出来ます。
薄めたメネデール液に2~3時間浸してから、
鹿沼土に挿します。
害虫対策について
ノボタンは一般的に害虫に強いです。
ただし、アブラムシが発生することがあります。
アブラムシが発生したら、増える前に除去しておきましょう。
速効性と持続性(約1ヵ月)効果がある、
ベニカベジタブルがお勧めですよ。
こちらの記事も参考にしてみてください
⇒アブラムシの特徴や退治・駆除・予防の仕方
まとめ
ノボタンは、害虫に強く育て易い特徴があります。
綺麗な花をどんどん咲かせますので、
是非、チャレンジしてみてください。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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