サワギキョウは高原の湿地でよく見かける野草です。
すらりと伸びた茎に、
さわやかな青紫色の花が長い穂になって咲き、
切れ込みの深い独特の花形が特徴です。
名前にキキョウとついていますが、ロベリアの仲間です。
花色が似ているということで、
花形はキキョウとはまったく異なります。
そこで今回は、
サワギキョウの育て方について、
紹介します。
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目次
サワギキョウの花言葉について
サワギキョウの花言葉は、
「高貴」「悪意」「特異な才能」です。
すらりと伸びた茎に、
気品のある青紫色の花を咲かせる姿にちなんでいます。
サワギキョウの育て方について
土づくりの仕方について
鹿沼土などを主体とした山野草用培養土を使用します。
一般の草花用培養土や、腐植質、ピートモスの多い用土では、
夏に根腐れしやすくなります。
植えつけ方について
植えつけの時期は、4~5月です。
水はけと水もちの良い土に植えます。
半日陰でも育ちますが、
下葉が枯れやすいので日当り、
風通しの良い所で管理したほうが元気な株に育ちます。
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水やりの仕方について
水を好みます。
土井の表面が乾いたら、
たっぷりと水を与えます。
肥料の与え方について
肥料が少ないと、花数が少なくなってしまいます。
1か月に1度、緩効性肥料を与えます。
増やし方について
株分けや挿し木、播種でふやします。
株分けは、植え替え時に行います。
挿し木は、6月~7月に、
伸びた茎を切ってさします。
挿し芽に発根促進剤メネデールを使用することによって、
失敗を防ぐことが出来ます。
薄めたメネデール液に2~3時間浸してから、挿します。
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病害虫対策について
アブラムシ、ヨトウムシ、ネマトーダ(センチュウ類)が発生します。
害虫が発生したら、オルトランが効きます。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
また、風通しが悪くなると、灰色かび病が出やすくなります。
予防のため、ダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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