コモンマロウは、
古くから薬用や食用、鑑賞用植物として栽培されてきました。
紫色の花を乾燥させて湯を注ぐと、
ブルーのお茶になります。
ぬめりのある葉はサラダやバター炒めなどにして食べます。
花が咲いたら次々と摘み取ってご利用ください。
丈夫で植えっぱなしにできる宿根草ですが、
一株の寿命はあまり長くなく、
4~5年に1回、さし芽やタネで更新しましょう。
そこで今回は、
コモンマロウの育て方について、
紹介します。
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目次
コモンマロウの花言葉について
コモンマロウの花言葉は、
『やさしさ』です。
古代ギリシャの時代から、
気管支系の病気を癒やし、鎮痛・鎮静効果がある
ハーブとして珍重されていきました。
この効果・効能が、花言葉の由来となっています。
コモンマロウの育て方について
土づくりの仕方について
市販の草花用培養土を使用するか、
赤玉土(小~中粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土に
苦土石灰を大さじ1杯ほど混ぜて使用します。
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植えつけ方について
日当り、水はけの良い場所を好みます。
コモンマロウは、根っこに傷がつくと、
成長が止まってしまうので、
植えつけの時には、根っこが傷つかない言うに注意しましょう。
また、酸性の土を嫌いますので、
庭植えする場合は、一週間前に苦土石灰を混ぜておきます。
水やりの仕方について
土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えます。
肥料の与え方について
植え付けるとき、
ゆっくりと効く緩効性化成肥料を、
たっぷりと混ぜ込んでいきます。
その後、地植えは追加で肥料を与えなくても育ちます。
鉢植えの場合は、
4月末~9月上旬にかけて、
10~14日に1回液体肥料を与えます。
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利用の仕方について
コモンマロウの花を乾燥させてハーブティにすると、
青いお茶になります。
ハーブティには炎症を抑える効果があります。
そこにレモンの果汁を垂らすと、
ピンクに色が変わります。
増やし方について
3~4月の株分けや挿し芽でふやすことができます。
こぼれ種でも良くふえますが、
花の色がだんだん薄くなることがあります。
挿し芽で増やす場合は、
株の根本にできたわき芽を切り取り、
増やしていきます。
切り口は1~2時間ほど水に浸けてから、
弱アルカリ性の土に挿していきます。
植え付けたら、たっぷりと水やりをしてください。
また、挿し木に発根促進剤メネデールを使用することによって、
失敗を防ぐことが出来ます。
薄めたメネデール液に2~3時間浸してから、
鹿沼土に挿します。
病害虫対策について
ハマキムシ、アブラムシ、ワタノメイガ等が発生します。
発生したら、
ベニカXファインスプレーを散布しましょう。
草花、花木や庭木の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。
害虫に対しては速効性と持続性があります(アブラムシで約1カ月)。
病原菌の侵入を防いで病気も防除します。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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