コリアンダーは、
地中海沿岸原産のセリ科の一年草です。
日本でも栽培しやすいので、
香菜を利用するために家庭菜園などで作っている人も多いです。
古くから栽培されており、
中南米や中近東、中国、東南アジア各国では、
毎日の料理に欠かせないものになっています。
そこで今回は、
コリアンダー(パクチー)の育て方について、
紹介します。
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目次
コリアンダーの花言葉について
コリアンダーの花言葉は、
「隠れた才能」「隠れた長所」です。
その香りに似つかわしくない、
効能があることが由来したそうです。
コリアンダーの育て方について
土づくりの仕方について
水はけの良い土が適しています。
市販のハーブの培養土を使用します。
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植えつけ方について
日当り水はけの良い場所を好みます。
移植に弱いため直播きして間引きしますが、
あまり幼苗のうちに行うと、
花が咲かないことがあるので気を付けましょう。
夏は半日陰の涼しい所で管理すると、
花つきが遅く若い株を保てるので長く楽しめます。
水やりの仕方について
水やりは、表面の土が乾いたらたっぷりです。
頻繁に与えると根腐れを起こすので注意しましょう。
肥料の与え方について
植え付け時の元肥(油粕)のみで、
成長に必要な養分をまかなうことができるので、
追肥の必要はありません。
⇒油粕
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利用の仕方について
パクチーの葉を収穫目的をしている場合は、
5〜6月ごろに伸びてくる花芽を取り除きましょう。
一年草のパクチーは花を咲かせて、
種を残すことに全力で注力します。
したがって、花をつけると葉にまわる養分が格段に減るので、
未然に花芽を取り除く必要があります。
増やし方について
種まきで増やすことが出来ます。
9月上旬から10月下旬に種が収穫可能です。
花芽を取り除かずに育て、結実し、種が茶色くなってから、
株ごと刈り取ります。
刈り取った株は新聞紙に包んで、
風通しの良い日陰で管理し乾燥させます、
株全体が茶色くなったら、
株の先端についている種をふるい落として、収穫します。
種まきの時期は3月中旬から5月上旬です。
コリアンダーの種は、かたい殻に覆われているので、
種の殻を軽く潰して数時間から一晩水につけてから、
種をまくと発芽率がよくなります。
病害虫対策について
葉が大きく育ってくると、
植物の葉や実を食べてしまうヨトウムシ・アブラムシが発生することがあります。
発生したら、
ベニカXファインスプレーを散布しましょう。
草花、花木や庭木の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。
害虫に対しては速効性と持続性があります(アブラムシで約1カ月)。
病原菌の侵入を防いで病気も防除します。
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