アマリリスは、春植え球根の代表格です。
鮮やかで大きな花を咲かせるアマリリスは、
愛好家も多い人気の花です。
南アメリカに約70種が分布する球根植物です。
ヒガンバナ科ヒッペアストルム属に分類されていますが、
昔は同科アマリリス属に入れられていたので、
その名残で今でもアマリリスと呼ばれています。
そこで今回は、
アマリリスの育て方
球根からの育て方から、来年も咲かせる方法を紹介します 。
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目次
アマリリスの種類について
アマリリスは花径10~20cmもある鮮やかな色の花を、
すっと立ち上がる太い茎に咲かせます。
1株でもインパクトがあり、
鉢植えや花壇、あるいは切り花として利用されています。
球根が多く出回るのは2月から3月で、
鉢植えで育てれば1か月半~2か月後に花が咲きます。
花の色は、濃い紅色やピンク、白などがある。
絞り、覆輪のものもあり、
八重咲きや斑入りの葉のものもあります。
アマリリスの品種は大変多く、
白,赤,ピンク,黄,複色など多数あり、
初心者にも育てやすい花となっています。
アマリリスの育て方について
アマリリスの土づくりについて
アマリリスは水はけがよく、
通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。
市販の草花用培養土を用いるか、
赤玉土5、腐葉土4、パーライト1の配合土を用いるとよいでしょう。
アマリリスの植え方について
アマリリスの植える時期は、
遅霜の心配がない、4月頃になります。
4月に5~6号鉢に水はけのよい土に、
球根の頭が出る程度の浅植えにし、
日当たりのよい暖かな場所に置きます。
生育適温は18~23℃で、
8℃以下では生育が停止し葉が枯れて行きます。
花が咲くと花の重みで鉢が倒れやすくなるので、
陶器製の鉢や駄温鉢を用いるか、
プラスチック製の鉢のときは二重鉢にするとよいでしょう。
アマリリスを育てるのに、
最も適した肥料が、マグアンプです。
マグアンプは、花をキレイに咲かせる
リン酸がふんだんに使用され、
花を大きくきれいに咲かせます。
元肥として、マグアンプをぱらぱらと撒いて
土とよく混ぜておきます。
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アマリリスの水やりについて
水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
秋以降は、徐々に水やりの回数を減らしていきます。
本来常緑性の植物ですが、
日本では寒さで葉が枯れて休眠します。
休眠に入った株は、
春に芽が出てくるまで水やりをストップします。
葉が残った株は、
カラカラに乾かさない程度に、
少量の水やりをします。
アマリリスの肥料のやり方について
アマリリスを育てるのに、
最も適した肥料が、マグアンプとハイポネックスです。
マグアンプは、元肥として
球根の植え付け時にまきます。
追肥として使用するのが、
ハイポネックスです。
花が終わったら、花を茎の根元から切ります
アマリリスは、
枯れてしまった花は、
1輪ずつ付け根から折って取りましょう。
また、花が咲き終わると、
花茎も徐々に枯れてくるので、
そうなったら葉っぱを残して茎を元から取り除きます。
アマリリスの葉は長く伸びますよね。
でも葉はとても大事なものです。決して切ってはいけません。
これはチューリップでもすいせんでも同じです。
球根を太らせるためには葉に栄養分を貯めます。
ですから花のあとには肥料も必要です。
ポットから出して、大きい鉢に植え替えてください。
その時に根を
いためないように注意してください。
アマリリスは毎年花が楽しめます。
球根もだんだん増えますので見事になりますよ。
そして、葉っぱが黄色くなって枯れ始めたら、
球根に栄養を蓄えられなくなった合図なので、
冬越しの準備をします。
アマリリスの冬越しの仕方について① 関西から西の場合
西日本ですと、そのままで冬越しができます。
私は、戸外の軒下陽だまりで冬越ししてます。
そして4月花茎を伸ばして花が咲き、その後葉が出てきます。
花後の管理は夏は風通しのよい半日陰に、
秋になって葉が黄変してきたら水を切って、
5℃程度の凍らない場所で冬越しします。
4月から水やりと施肥を再開します。
生育期間中は1000倍の液体肥料を月2~3回。
水やりのとき球根に水がかからないようにします。
大輪系は寒さに弱いので秋は早めに室内に入れます。
アマリリスの冬越しの仕方について② 関東から北の場合
葉っぱが枯れてしまったら、
根を傷つけないように球根を掘り上げ、
手で土を落としてきれいにしたら、
2~3日陰干しで乾燥させます。
その後、
もみがらやバーミキュライトなど、
通気性のよい用土を入れた箱の中で、
5度以下にならないように管理しながら、
翌春4月まで保存します。
アマリリスの増やし方について
親株の周りに、
玉葱のような小さな子株(直径4~5センチ)がついてきます。
このように、自然に球根が分かれたら、
掘り上げた際に手で分けます。
ただし、なかなか簡単に分球しません。
自然に大きくなって、
分球するのを気長に待ちましょう。
アマリリスには、HB101がお勧めです
HB101は、宣伝がすごかったので、
初めて使ってみました。
効果は気がついたら「病気が出なくなっていた」です。
以前に定期的にやっていました。
実感がわかずに辞めました。
そして気がついたら、
使用している時は病気の症状が出なかった。
辞めたら発生した、です。
それと最近口角のところが割れてきたのですが、
101を塗ったら治った、です。
もちろん治る時期だったのかもしれません。
できたのに気がついて塗って2、3日で良くなりました。
アマリリスの病害虫対策について
アマリリスの害虫対策について
使用する道具
ダニ類
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒ハダニの退治・駆除・予防の仕方について 農薬を使用しない方法や効果的な農薬・おすすめの方法を紹介します
アマリリスの病気対策について
赤斑病
まとめ
アマリリスの植え付けは、
遅霜の心配がない、4月頃になります。
肥料は、元肥としてマグアンプ、
追肥として、ハイポネックスがお勧めです。
アマリリスの冬越し方法は、
暖地と寒冷地によって違います。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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