ハダニは、葉の裏に寄生して栄養を吸汁し、
植物を弱らせる害虫です。
葉の裏に寄生するため、
なかなか発見できずに、気付いたら
葉の表面が針で刺したような白い小斑点を生じます。
白い小斑点を見つけたら、
すぐにハダニ対策をしましょう。
そこで今回は、
ハダニの退治・駆除・予防の仕方について
農薬を使用しない方法や効果的な農薬・
おすすめの方法を紹介します。
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目次
ハダニの害について
葉裏に寄生して、植物の汁を吸います
吸われた部分の葉緑素が抜けて、
針先でつついたような白い小斑点を生じます。
放っておくと葉の色が悪くなるだけでなく、
植物を枯らしてしまう恐れがあります。
庭木などの場合は、
枯れることはありませんが生育が悪くなり、
葉色もさえないため美観が損なわれます。
ハダニ退治の仕方について 農薬を使用しない場合
ハダニが少数の場合は、洗剤や牛乳をかける
ハダニの退治方法ですが、
農薬が一番効果がありますが、
安全性を考えるとこれがよいです。
洗剤か石鹸を水に溶かして霧吹きでぶっかけます。
ハダニの体に洗剤、石鹸が付くと、
呼吸ができなくなるので死にますよ。
この方法は、多少効果があります。
ただし、ハダニが呼吸できなくなるということは、
植物も呼吸できなくなるということです。
ハダニが死んだら、
植物に付着した牛乳は洗い流しましょう。
ハダニが少数の場合は、テープを張り付けて駆逐する
ハダニが少数の場合は、
粘着テープを使用して、くっつけて取りましょう。
しかし、数が多くなると対応できませんよ。
ハダニが少数の場合は、勢いよく水をかける
ハダニは水に弱いだけでなく、
流されやすいので、勢いよく水をかけるだけでも
ある程度駆除することができます。
HB101を使用する
無農薬で野菜や植物を育てるのには、
HB101をお勧めします。
わたし自身も、謳い文句に半信半疑で使い始めましたが、
HB-101の1000倍液は、どんな野菜にも、
使用した場合としない場合では育ち方や害虫被害など、
雲泥の差が出ます。
是非、使ってみてください。
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ハダニ退治の仕方について 効果的な農薬について
ベニカXファインスプレー
草花、花木や庭木の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。
害虫に対しては速効性と持続性があります(アブラムシで約1カ月)。
病原菌の侵入を防いで病気も防除します。
GFモストップジンRスプレー
草花・野菜の害虫と病気を同時に防除します。
害虫には接触及び持続効果、
病気には予防と治療効果があります
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アーリーセーフ
ハーブや野菜類のアブラムシ、ハダニ、うどんこ病の同時防除に効果的です。
天然物(ヤシ油)由来の有効成分で、有機農産物栽培にも使用できます。
臭いも少なく、収穫前日まで使用できるので、家庭菜園での使用に便利です。
バロックフロアブル(お勧めです)
全く新しいタイプの殺ダニ剤で、
現在防除が困難な抵抗性のついたハダニ類にもすぐれた効果を発揮します。
ハダニは繁殖して密度が高くなると防除が困難になるため、
増殖を抑えることがポイントです。
本剤は、殺卵効果にすぐれ、幼若虫の脱皮を阻害します。
しかも残効性にすぐれるため、ハダニの繁殖を長期間抑制します。
植物に対する薬害も少なく、野菜類では収穫前日まで使用できます。
ベニカR乳剤
アブラムシ、ハダニはもとより
花弁を傷つけシミの原因となるヒラズハナアザミウマまで、
ばらに発生する様々な害虫を速効退治します。
蕾を加害するバラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)には、
1~2週間の持続性があります。
マラソン乳剤
野菜から草花まで幅広く使える家庭園芸の代表的殺虫剤です。
広範囲の害虫にすぐれた効果があります。
ダニ太郎
植物に寄生する各種のハダニ、サビダニを効果的に退治します
すぐに繁殖する性質があり、
退治の難しいハダニの各生育段階(卵、幼虫、成虫)
で作用して効きめが続きます。
⇒ダニ太郎
まとめ
ハダニは、早期発見が重要です。
ハダニは、3月~10月の暖かい時期に発生しやすく
葉の裏側に寄生しますので、
定期的に葉の裏側をチェックしましょう。
また、弱ってしまった植物は、
ハダニの被害に遭いやすいので、
日光と水やりの管理をしっかり行って、
植物の健康状態を良好に保ちましょう。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の害虫対策も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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