カラーは、
春植え球根の人気主です。
6月~7月に花が咲き、
8月~10月に次の花の栄養を蓄えて、
11月ごろに葉っぱが黄色くなって枯れ、
1月~3月まで休眠するというサイクルを繰り返します。
冬であっても、気温が高いと花を咲かせる事も可能です。
そこで今回は、
カラーの育て方
球根からの育て方から、来年も咲かせる方法を紹介します。
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目次
カラーの種類・品種について
カラーは、品種が多く
約100品種くらいあります。
そこで、今回は
代表的な品種をいくつか紹介します。
ピンクジャイアント
薄ピンクと言えばピンクジャイアント。
産地はアメリカになります。
長年に渡り重宝されてきたこの品種も、
アメリカでの球根生産が終了したため、
ついに消えゆきそうな感じです。
ピンクメロディー
最近出てきた新しい品種です。
産地はアメリカになります。
うっすらピンク色になります。
薄ピンクの代名詞であるピンクジャイアントの球根生産が終了したため、
その跡継ぎとして有力でしょう。
ブレーズ
産地はアメリカです。
フレームという品種を改良して、
さらにオレンジの色のりを良くした品種です。
ルビーライトローズ
産地はアメリカです。
ピンク系とは言うものの、
寒い時期に栽培すると赤紫っぽくなります。
逆に暑い時期に栽培すると、キレイな薄ピンクになります。
花立ち多し。
量で稼ぐタイプですね。
クリスタルブラッシュ
産地は、アメリカになります。
白と言ったらコレ! ブライダルの必需品です。
日が経つと、縁がうっすらピンク色になります。
日が経ってもピンクにならない、
クリスタルクリアーという品種も最近出てきました。
ガーネットグロー
産地は、アメリカになります。
濃いピンクの代名詞とも言える品種です。
花の形も良く、色もホントにキレイです。
丈はそれほど大型ではないので、
鉢物にも適しています。
カラーの植え方について
カラーの植える時期について
鉢植えと地植えのどちらも、
4~5月中旬に植え付けます。
日当たりと風通しのよい場所を好みますが、
湿地性の場合は、
土壌が乾燥すると花つきが悪くなるので注意してください。
土づくりについて
使用する道具
カラーは、湿地性と畑地性に分れます。
暖地性は、水もちの良い土が適しています。
赤玉土6(小~中粒):腐葉土4の割合で混ぜて土を使用します。
畑地性は、水はけの良い土が適しています。
赤玉土(小~中粒)5:腐葉土3:川砂2の割合で混ぜた土を使用します。
カラーを植えます
球根から植える場合
使用する道具
鉢植えは、底の深い5~6号鉢に鉢底石を入れ、
土の表面から2~5cmほどの深さに球根を植えます。
地植えは、午前中に日が当たり、
午後は日陰になる場所を選びます。
事前に土を深さ30cmほど掘り起こして、
肥料(マグアンプ)を混ぜて寝かせておきます。
そして、株同士の間隔を20~30cmほど空けて、
深さ5cmのところに球根を植え付けていきます。
1~2ヶ月ほどで花が咲きだし、6~7月に見頃を迎えますよ。
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種から撒く場合
使用する道具
花を咲かせた後につける種から育てることができます。
8~9月に、底の浅い育苗箱や平鉢に川砂を入れ、
種が重ならないようにばらまきます。
発芽するまでは土が乾かないように水やりをし、
日陰で管理します。
発芽したら、月に1回液体肥料を与えながら育て、
1年後に鉢や地面に植え替えます。
カラーの育て方
カラーの水やりについて
湿地性の場合は、
やや湿り気のある土を好むので、
土の表面が乾きかけたらたっぷりと水を与えます。
水をやる際は、
上からかけずに葉や茎をどけて、
株元にそっと与えるようにします。
乾燥させると生育が弱って、
花が咲かなくなりますので注意しましょう。
生育期の鉢植えは、
乾かさないように受け皿に水を張っておいてもよいでしょう。
冬も極端に乾かさない程度に水を与えますが、
晩秋に葉が枯れて休眠に入った場合は、水やりをストップします。
畑地性の場合は、
春~秋の生育期は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
常に土がじめじめ湿っているような状態にすると、
球根が腐りやすいので注意が必要です。
カラーの肥料のやり方について
使用する肥料
最初に植え付けるとき、
ゆっくり効果が出る緩効性の化成肥料(マグアンプ)を土に混ぜておきます。
5~6月は、週に1度液体肥料を与えるか、
月に1度、固形の肥料を与えます。
枯れた花や葉は、こまめに取り除きます
多湿を避けて風通しをよくするためにも、
枯れた花や葉はこまめに切り取ります。
ただ、葉は球根が大きく育つために必要なので、
黄色くなるまで置いておきましょう。
また、枝や花が茂り過ぎているときは、
葉や花の芽を摘んでしまいます。
カラーの増やし方について
分球による増やし方
3~4月に分球で数を増やすことができます。
湿地性は、葉を半分のサイズにカットし、
球根を2つほどに分けましょう。
あまり細かく分けると花つきが悪くなります。
畑地性は、球根のくびれた部分を切り分けていきます。
いずれの場合も、植え替えと同時に行うとスムーズですよ。
種まきによる増やし方
花を咲かせた後につける種から育てることができます。
8~9月に、底の浅い育苗箱や平鉢に川砂を入れ、
種が重ならないようにばらまきます。
発芽するまでは土が乾かないように水やりをし、
日陰で管理します。
発芽したら、月に1回液体肥料を与えながら育て、
1年後に鉢や地面に植え替えます。
まとめ
シンプルな花姿のカラーは、
切り花やアレンジメントに人気です。
凛とした咲き姿が印象的で、
鉢や地面に植えると、すっきりとした印象の庭やベランダになりますよ。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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