アジサイの育て方について 肥料の与え方・増やし方・きれいに咲かせ方・病害虫対策など、元気に育てるコツを紹介します

アジサイは、金運の花といわれます。
商売繁盛を願うとき、蜂の巣を吊るすと良いと言いますが、
アジサイは蜂の巣に似ているので、
商売繁盛にはアジサイを飾ると良いとされます。

アジサイってとっても綺麗ですし、
見てると安らぐ色形をしています。
日本には約10数種があり、
梅雨を彩る花木として親しまれています。

そこで今回は、
アジサイの育て方について
肥料の与え方・増やし方・きれいに咲かせ方・
病害虫対策など、元気に育てるコツを紹介します。

 

 

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アジサイの育て方について

アジサイの土づくりについて

アジサイは、水はけのよい土を好みます。

赤玉土6:鹿沼土3:ピートモス1の割合で混ぜた土を用います。
本来は弱酸性の土質を好み、本来の花色は青や青紫色ですが、
アルカリ性の土質ではピンク色や紅色にになります。

 

ピンクのアジサイの花言葉は、
元気な女性です。 

 

 

アジサイ

 

 

 

アジサイの植替えの仕方について

植え替えの時期は3つあります。
1 花が咲き終わって花を剪定したとき
2 葉がすべて落ちてから(休眠期に入る頃)
3 地域にもよりますが3月頃(新芽が動く少し前)
根が鉢の形になるほどびっしりと張っている場合には、
1/3位ほぐしてから新しい用土に植え替えてください。

また、植え替えたらすぐに水を与えてください。
反対に肥料はすぐ与えると、
悪影響がある場合があるので、
植え替えてから1~2週間くらいして与えてください。

今年も見事な花が見られるといいですね。
日当たりの良い乾燥したところは嫌うので半日蔭に植えてください。

 

 

 

アジサイの肥料の与え方について

アジサイの肥料は、冬と夏~初秋に与えます。

冬の間に与える肥料は、
春に新しい葉を広げて花を咲かせるまでをしっかりと支えるためで、
穏やかに長く効くマグアンプが適しています。

マグアンプ

 

夏~初秋の肥料は新芽を大きく育てるためですので、
即効性のある化成肥料がお勧めです。

化成肥料

 

 

 

アジサイの水やりの仕方について

アジサイは特に水を好む植物です

鉢植えの場合は、
水やりは基本的に毎日1回。
夏場は様子みて朝晩2回くらいあげます。

2.3日家を空ける場合は、
鉢受けの中に、たっぷりと水を貯めてから
出かけるようにしましょう。

地植えにしている場合は、
自然の雨だけで大丈夫です。

毎日の水やりは面倒だし大きくなるので、
植える場所があれば地植えをお勧めします。

 

 

アジサイの置き場について

アジサイは、もともと栽培が容易で、
土質をあまり選びませんが、
やはり多湿を好むので、保水性に富んだ土がよいでしょう。

終日強い日差しを受ける場所は避け、
やや日陰になるような、湿気のある腐植質の土質にしてやると、
よく生育します。

 

 

 

アジサイの花を鮮やかにするためのコツについて

アジサイの花には、青系統・赤系統・白系統があります。
これらは、土のPHによって鮮やかさが変わります。

酸性では鮮やかな青色の花になります。
逆に、アルカリ性では鮮やかな赤色の花です。

これらは、それに付随して起きる
土壌中でのアルミニウムイオンの量が大きく影響します。

ピートモスがミズゴケからつくられたものです。
「調整」と「未調整」のものが売られていますが、酸性土をご希望ならば未調整ピートモスを購入し土に混ぜ込んで下さい。
また鹿沼土もいいでしょう。
しかし日本の土壌は放っておいても酸性になりますので、
酸性土を望まれるならばそのままでもいいでしょう。
アルカリ性には調整ピートモスを用いる、
石灰を用いるなどをしましょう。

 

土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。

 

土壌酸度計

 

 

 

アジサイの剪定の仕方について

アジサイの剪定には、
開花後の剪定(摘花)と冬の整枝・剪定があります。

アジサイの花は、咲き終わっても散らずに、
いつまでも枝に残っています。

そのままにしておくと、翌年の花付きが悪くなるので、
花が終わったら、枝を花下2~3節のところで切ります。

また、冬から早春の発芽前までに、
枝の中程にある太い花芽の上で花枝を剪定し、
混みすぎた枝や古枝、枯れ枝、弱い枝なども根本から切ります。

 

 

 

 

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アジサイの増やし方について

アジサイは、挿し木と株分けによって増やすことができます。
ただ、株分けは難しいので、お勧めは挿し木です。
ですので挿し木について紹介します。

 

花が咲いていない枝で挿しても、
花が咲いた後に切った枝で挿しても、
基本的には2年後以降に花をつけます。

つまり来年は咲きません。

稀に上手くいけば花芽をつけて来年咲きますが、運ですね。

挿し木枝ですが、
大抵の方は、花が終わった後に剪定した枝を使って挿し木をします。

6月上旬~7月、花芽のついていない枝を15cmほど切り取り、
葉の数を半分にし、切り口を斜めに整えます。

1~2時間ほど切り口を水につけます。
枝を挿し、根が生えるまで土が乾かないように水やりを続けましょう。
半日陰で管理して、十分に発根したら
大きな鉢や庭に植え替えましょう。

 

どうしても挿し木したのに花を咲かせたいならば、
冬に花芽をつけた枝を切って、
挿し木にすれば初夏に咲いてくれるみたいです。

休眠枝挿しです。
1月か2月頃に枝を切って挿して、透明なビニール袋に入れます。
ビニール袋の底に楊枝などで突っついて水抜き穴を作り、
上をネジネジして軽く空気の逃げ道を作ります。
ビニール袋は保湿の為です。
日なたで管理し、土を乾かさないようにして下さい。

 

 

アジサイには、HB101がお勧めです

HB101は、宣伝がすごかったので、
初めて使ってみました。

効果は気がついたら「病気が出なくなっていた」です。

以前に定期的にやっていました。
実感がわかずに辞めました。

そして気がついたら、
使用している時は病気の症状が出なかった。
辞めたら発生した、です。

それと最近口角のところが割れてきたのですが、
101を塗ったら治った、です。

もちろん治る時期だったのかもしれません。
できたのに気がついて塗って2、3日で良くなりました。

HB-101

 

 

 

アジサイの病害虫対策について

アジサイの害虫対策について

使用する道具

 

カミキリムシやテッポウムシ

樹木の幹にスミチオンを散布して、
産卵を防ぎましょう。

 

園芸用キンチョールEを散布します

 

こちらの記事も参考にしてみて下さい
カミキリムシやテッポウムシの退治・駆除・予防の仕方について 農薬を使用しない方法や効果的な農薬・おすすめの方法を紹介します

 

 

ハダニ

ダニ太郎を散布します

 

こちらの記事も参考にしてみて下さい
ハダニの退治・駆除・予防の仕方について 農薬を使用しない方法や効果的な農薬・おすすめの方法を紹介します

 

 

 

アジサイの病害虫対策について

使用する道具

 

うどんこ病

トップジンやベンレート水和剤を散布します

 

こちらの記事も参考にしてみて下さい
うどんこ病の原因や症状について 感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します

 

 

 

まとめ

アジサイの花の色は、
土のPHに左右されます。

酸性では鮮やかな青色の花になります。
逆に、アルカリ性では鮮やかな赤色の花です。

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

お花の育て方について(目次)

 

 

 

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