ムスカリの育て方 球根からの育て方から、来年も咲かせる方法を紹介します

お花の育て方について

ムスカリは、秋植え球根として有名ですよね。
秋に植えて、春にきれいな花が咲きます。

ムスカリ属は、地中海沿岸から南アフリカ、
南西アジアの広い範囲に渡って、
約40種が分布しています。

鮮やかな青紫色の花が春の花壇を彩り、
チューリップなどほかの花を引き立てる、
わき役といってもよい花です。

そこで今回は、
ムスカリの育て方
球根からの育て方から、来年も咲かせる方法を紹介します。

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ムスカリの種類・品種について

ムスカリ属は、地中海沿岸から南アフリカ、
南西アジアの広い範囲に渡って、約40種が分布しています。

花壇の脇役として重宝されることから、
たくさんの園芸用品種があり、
八重咲きや2色咲きの品種もあります。

 

アルメニアカム

ユーゴスラビアからトルコ周辺の高い山に自生する種類で、
現在最も多く栽培されているものの1つです。

花は青紫色をしており、
八重咲きや香りのあるものなど、
様々な園芸用品種の元となっています。

 

ムスカリ・アルメニアカム

 

 

ボトリオイデス

草丈は10~15cmと、
ムスカリの中では小型な種類です。

その中で、
白い花を咲かせる「アルバ」という園芸用の品種が特に人気です。

ムスカリ・ボトリオイデス

 

 

ネグレクタム

花の上から下に向かって、
紫のグラデーションになっている種類です。

花の色合いには深みがあり、
渋い美しさから寄せ植えにしても存在感があります。

ムスカリ・ネグレクタム

 

 

ピンクサンライズ

淡いピンク色の花を咲かせる、園芸用の品種です。

葉は肉厚で、庭や鉢に植えるだけでなく、
切り花としても楽しめます。

 

ムスカリ・ピンクサンライズ

 

 

ゴールデンフレグランス

緑がかったつぼみから、
黄色い筒状の花を咲かせる品種です。

名前の通り、
開花期を迎えるとバナナに似た甘い香りを漂わせます。

 

ムスカリ・ゴールデンフレグランス

 

 

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ムスカリの植え方について

ムスカリの植える時期について

ムスカリの球根の植え付けは、9~10月が適期です。

これ以降に植え付けると、茎が伸びず、
コンパクトな株に仕上がります。

ムスカリの植える時期について

 

 

土づくりについて

 

使用する道具

 

 

ムスカリは、水はけがよく、栄養分の多い土を好みます。

鉢植えは、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜあわせたものか、
市販の草花用培養土がおすすめです。

酸性の土を嫌うので、地植えにするときは、
植え付ける2週間前に土を耕し、
苦土石灰を混ぜ込んでおきましょう。

そして、緩効性肥料(マグアンプ)を混ぜこんでおきます。

 

マグアンプ

 

 

 

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ムスカリを植えます

 

使用する道具

ムスカリは、
球根で植える方法と、種で植える方法があります。
種から育てると花を咲かせるのに3年ほどかかりますので、
お勧めしません。

鉢植えの場合は、
直径15cmほどの5号鉢を準備し、
深さ3~5cmのところに球根を4~6球植え付けます。

鉢の中央に密集させて植え付けると、
株がまとまります。

 

地植えの場合は、
日当たりと水はけのよい場所に、
株同士の間隔は5~15cmほど空けて植え付けます。

深さは鉢植え同様、3~5cmほどが適当です。

グランドカーペットにするなら、
球根同士の間隔をあまり空けないのがおすすめです。

 

ムスカリを植えます

 

 

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ムスカリの育て方

ムスカリの水やりについて

ムスカリの水やりは、
土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

 

アマリリスの水やり

 

夏前に葉が枯れて休眠に入ったら、
水やりは要りません。

また、地植えの場合は、
土が極端に乾いていないかぎり、
水やりはしなくて大丈夫です。

 

 

ムスカリの肥料のやり方について

 

使用する肥料

 

肥料は球根を植え付けるとき、
あらかじめ土の中にゆっくりと効くタイプの
粒状肥料(マグアンプ)を混ぜ込んでおきます。

花後、球根を太らせるために化成肥料を適量株元にばらまくか、
葉っぱの先が枯れ始める頃まで、
液体肥料(ハイポネックス)を10日に1回程度与えます。

 

ハイポネックス

 

 

 

花後の手入れについて

ムスカリのような球根植物の多くは、
掘り上げて球根を休眠させますが、
ムスカリは植えっぱなしでも毎年花を咲かせます。

ただ、花を咲かせるためには、
球根の栄養を保つ必要があります。

種がつくと、栄養が奪われてしまうので、
咲き終わった花は順次摘み取っていきましょう。

また、全ての花が咲き終わったら、
茎を付け根から切ってしまいます。

また、植えっぱなしの株の茎は伸びすぎてしまうので、
3月頃に短く刈り込んでしまうと、
きれいにまとまりますよ。

この作業が面倒なら、6~7月に球根を掘り上げて、
涼しく風通しのよい場所で保管し、
秋にまた植え付けてもかまいません。

 

 

ムスカリの増やし方について

ムスカリは6~7月に球根を掘り上げると、
親球根の回りに小さな球根がついています。

この小さな球根をつけたまま秋まで保管し、
植え付け時に手で引きはがして別々に植えると、
株を増やすことができます。

 

 

まとめ

ムスカリをキレイに咲かせるコツは、
植える時期にあります。

ムスカリの球根の植え付けは、9~10月が適期です。

これ以降に植え付けると、茎が伸びず、
コンパクトな株に仕上がります。

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

お花の育て方について(目次)

 

 

 

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