ケイトウは、炎のような鮮やかな花色で秋の花壇を彩り、
古くから親しまれているなじみのある花です。
ニワトリのトサカに似ていることから、
「鶏頭」と呼ばれ、
花房の先端が平たく帯状や扇状に大きく広がり、
これがよく目立つのが大きな特徴です。
ピンクやクリーム色など、
やわらかな色合いのものが出回るようになり、
花壇のコーディネートが楽になりました。
そこで今回は、
ケイトウの育て方について、
紹介します。
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目次
ケイトウの花言葉について
ケイトウの花言葉は、
「おしゃれ」「気取り屋」「風変り」「個性」「色あせぬ恋」です。
ケイトウの花が雄鶏のトサカのような形をしていて、
堂々とした雄鶏を連想し、この花言葉の意味がつけられました。
おしゃれな男性にプレゼントするのにぴったりですね。
⇒ケイトウ
ケイトウの育て方について
土づくりの仕方について
日当たりと水はけのよいところであれば、
土質はあまり選びません。
市販の園芸用培養土を使用します。
自分で配合する場合は、
赤玉土7、腐葉土3の配合土を使用します。
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植えつけ方について
日当りと水はけの良い所を好み、
多湿になると立枯れ病にかかりやすくなります。
夏までに大きく育てるためには、
苗の小さいうちに根を動かさないよう気を付けながら定植します。
水やりの仕方について
ケイトウは、水を切らしてしまうと、
葉が萎れたように下がってきます。
夏期など、高温や乾燥が続く時期は、
表土が乾いたら水やりを行います。
夏の水やりは、
早朝の涼しい時間か夕方になってから行います。
肥料の与え方について
肥料はあまり必要としません。
チッ素肥料が多いと花が貧弱になるので気を付けましょう。
やせた土地で堅く小さめに育てたほうが見栄えが良いです。
鉢植えの場合は、
本葉3~4枚のころから蕾が出るまで、
月に3回くらい液体肥料を施します。
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増やし方について
時期は5月頃が良いでしょう。
病害虫対策について
アブラムシ、ヨトウムシ、ハダニなどが発生します。
発生したら、オルトランが効きます。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
日当たりや水はけがよくないと、
立枯病や灰色かび病が出やすいです。
予防のために、ダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
また、連作障害も出るので、
数年ごとに場所を変えるのが安全です。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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