ガジュマルは沖縄から屋久島にかけて自生している樹木です。
観葉植物として有名ですね。
沖縄の方には「キジムナー」という名前で親しまれています。
観葉植物として流通しているものは
独特な形をしており、
日常の手入れが簡単で育てやすいことから、
初心者の方でも安心して楽しめますよ。
そこで今回は、
ガジュマルの育て方について
枯らさずに元気に育てるコツを紹介します。
スポンサードリンク
目次
ガジュマルの花言葉について
健康
ガジュマルは、茎や枝から根が飛び出す気根が特徴です。
この気根は、アスファルトやコンクリートを
突き破るほどのパワーがあります。
その気根から生命力を感じることから、
健康という花言葉がつけられたとされています。
世界中の珍しい種、
世界中の珍しい植物、
育ててみませんか?
日本の農業を元気に楽しくしていきます!【マルシェ青空】
ガジュマルの育て方について
ガジュマルの置き場所について
使用する道具
ガジュマルは、大変日光を好む植物です。
春~秋は戸外やベランダの
よく日の当たる場所に置いて、
がっしりした丈夫な株にしましょう。
日当たりが悪いと、
枝が間延びして葉色やツヤが悪くなります。
特に黄金ガジュマルはたっぷり日に当てて育てると、
光沢のある黄緑色の美しい葉色になります。
ただし、斑入りの品種はやや強光線に弱いので、
真夏は直射日光を避けて明るい日陰で育てた方が無難でしょう。
また、ガジュマルは冬の寒さに弱く、
耐寒温度は5℃~6℃です。
屋外で育てているものも、
晩秋には室内の日がよく当たる場所に置きましょう。
5℃以下の低温にさらすと落葉してしまいます。
冬場は、たとえ室内でも5℃以下の温度になってしまいますので、
部屋の中に簡易温室を設置するのも良いですよ。
水やりについて
ガジュマルは、湿度が少し高いくらいを好む植物です。
ただ、いつも土が湿っていると根が腐って枯れてしまうので、
「土が乾いてきたらたっぷりと水やりする」を
基本に水やりをしてください。
春から秋は水切れに注意して、
乾燥が遅くなる秋以降は生育が鈍るので、
土が乾いたのを確認してから、
数日後に水やりをするのがポイントです。
ガジュマルの肥料のやり方について
使用する肥料
ガジュマルの肥料は、
5~10月までの間は2ヶ月に1回くらい、
固形油粕の置き肥を与えます。
10月~4月の間は、
根を傷めてしまうので肥料を与える必要はありません。
スポンサードリンク
ガジュマルに適した用土について
使用する道具
ガジュマルには、
水はけと水もちのよい土が適しています。
赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使います。
市販の観葉植物用の土を使ってもよいでしょう
ガジュマルの植え替えについて
使用する道具
植え替えの適期は5~7月です。
大きく生長したら一回り大きな鉢に植え替えます。
成長の具合にもよりますが、
だいたい2~3年に1回が植え替えの目安です。
植え替えを長期間怠って、
根詰まりを起こすと、
下の方から葉が黄色くなって枯れてきます。
鉢から抜いた株は周りの土を1/3程落として、
一回り大きな鉢に新しい用土で植え付けます。
プロも愛用の人気植物活力液!
全ての植物にオススメ。
植物を超元気にする天然植物活力液「HB-101」
ガジュマルの剪定方法について
ガジュマルは葉っぱや根っこが大きく長く生長することから、
放っておくと樹形が乱れがちです。
樹形が乱れたら、
4〜7月の間で思い切って剪定をしましょう。
生命力が高いので、株元で枝を切りそろえても、
また大きく育ってくれますよ。
剪定のコツは、
イメージしているよりも一回り小さく切り揃えることです。
早い段階で剪定をするほど夏に生長するので、
初めて剪定される方はまず全体を短く切りそろえてみてください。
ガジュマルの増やし方について
使用する道具
ガジュマルは、挿し木と種まきで数を増やします。
種まきからでは苗が育つまで時間がかるため、
挿し木で増やすのが一般的です。
5~7月頃が挿し木に適した時期です。
育苗ポットなどに赤玉土(小粒)単用か、
バーミキュライトを少量混ぜた土を準備し、育てていきましょう。
ガジュマルを増やす手順
- 1.枝を8~10cmくらいの長さ切り取る
- 2.根本近くの葉を取り除き、上の方にいくつか葉っぱを残す
- 3.残した葉の中で大きなものは、水分が蒸発しすぎないように半分にカットする
- 4.枝、茎、葉っぱの切り口から出る白い樹液は、水できれいに洗う
- 5.指や割り箸で土に穴を空けた後、枝を挿す
- 6.水をたっぷり与える
- 7.しばらくは土が乾かないように半日陰で管理する
まとめ
ガジュマルは、
沖縄に自生する観葉植物です。
日本に自生する木ですので、
他の観葉植物と比べ、冬の寒さには強いのですが
5℃を下回ると枯れてしまいますので、
冬場は、室内で温室を使用して育てましょう。
コメントを残す