玉ねぎの育て方について 上手に美味しく育てるコツを紹介します

玉ねぎは、色々な料理に使われ、
重宝する野菜です。

玉ねぎは、
秋に苗を植えつけてしまえば、
特に手入れの必要なく、
初心者でも簡単に育てることができます。

そこで今回は、
玉ねぎの育て方について
上手に美味しく育てるコツを紹介します。

 

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玉ねぎの品種について

玉ねぎ アトン

普通栽培で1球平均が350g、
大玉栽培で600g程度にもなる増収種。
玉は豊円球でよくそろいます。

肉質は歯切れがよく、辛みが少なく甘みが強い。
普通栽培では12月まで、
大玉栽培でも10月までの貯蔵が可能です。

アトン

 

 

玉ねぎ O・P黄

強勢で作りやすい増収型の中生種。
貯蔵力にすぐれ、12月末までの吊り貯蔵が可能で、品質は上々。
玉は甲高球で、そろい・しまりともによく、
1球平均320gの大玉となる。

O・P黄

 

 

 

玉ねぎ ネオアース

豊円球で皮の色ツヤにすぐれる
豊円球でそろい・しまり良好。厚皮密着で特に皮色が濃く、
テリ・ツヤにすぐれ、従来品種と比べても一段と美しく市場性が高い。

熟期は貯蔵種としては早めにとれる中晩生種で、
6月上中旬収穫。
肥大性にすぐれ、作柄の安定した増収種。

貯蔵中の萌芽や尻部の動きが遅く、
長期貯蔵に最適。皮の密着にすぐれ、
長期貯蔵でも玉じまり良好。
貯蔵病害にも強く歩どまりがよい。

ネオアース

 

 

玉ねぎ ソニック

玉は甲高の大玉によくそろい、早どりができる早生種。
玉の色ツヤがよく、首部も細くてよくしまる。1球平均320g。
耐病性が強く、生育旺盛で作りやすい。
切り玉出荷が最適。
吊り玉にした場合でも8月末まで貯蔵が可能。

ソニック

 

 

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玉ねぎの育て方について

タマネギは、秋に種をまき、
翌年の初夏に収穫するので、
時間と手間が掛かる野菜です。

しかし、収穫後に上手に干して保存すれば、
年中食べることができます。

 

玉ねぎの栽培時期・栽培スケジュールは次のようになります。

玉ねぎの種まきの仕方について

 

使用する道具

 

タマネギの種をまいて苗を育てるための、
苗床を作ります。

種まきの3週間以上前に、
堆肥を鋤き込み、表面を平にならしておきます。

栽培する量が少量の場合は、
プランターや育苗箱に培養土を入れて苗作りをすると手軽です。
条間10〜20cmでまき溝をつけ、2〜3cm間隔で条播きにします。

軽く覆土してしっかりと鎮圧し、
たっぷりと水をやります。

 

 

土が乾燥すると発芽率が悪くなるため、
もみ殻をまいたり、不織布をベタ掛けしておきます。

 

発芽後は、間引きをして、最終的に株間6cmほどにしておきます。

また、間引きと同時に、固くなった条間をほぐし、
根元に土寄せしておきます。

この一手間で根張りがよくなり、丈夫な苗に育ちます。

 

発芽したばかりの玉ねぎ苗は、
以下のような形をしています。

 

 

 

土づくりについて

 

使用する道具

 

同じ場所で作り続けても、
連作による障害の出にくい作物ではありますが、
できれば、1年以上はタマネギを含むユリ科の作物を
栽培していない場所を選びます。

苗を植え付ける2週間前までに、
畝に苦土石灰を施してよく耕しておき、
植え付ける1週間前に、畝に元肥を入れてよく耕し、
畝を立てて黒マルチを張っておきます。

水はけの悪い場所であれば、畝を高めに立てます。

 

pHは5.5〜6.5が目安です。

土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。

 

 

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玉ねぎ苗を植えていきます

タマネギは苗は、植える時の太さが重要です。

タマネギの収穫は、苗のできによってほぼ決まります。
適した時期に植え付けるとして、
苗が太すぎればとう立ち(蕾ができる)してしまい、
細い苗では十分に育ちません。

 

タマネギの良い苗

  • 長さは20~25cmくらい
  • 太さは4mmか5mmくらい(鉛筆より少し細いくらい)
  • 根が良く伸びている

 

植え付けは、株間(株と株の間隔、列の間隔)を15cmとし、
苗の茎の白い部分が地上に2cmほどでるように植え付けます。

植え付け後、株元を強く押さえ、水をやります。
株元を押さえて鎮圧することにより、良く育ちます。

 

 

玉ねぎの肥料の与え方

 

使用する道具

 

生育後期の追肥によって太ると、
収穫した後に腐りやすくなってしまい、貯蔵性が悪くなります。
ですから、4月以降の追肥は絶対に行ってはいけません。

 

追肥の時期は次の通りです。

  • 1回目:1月(植付け後、45日くらいしてから)
  • 2回目:3月上旬(生育が盛んになってきたころ)

 

 

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玉ねぎを収穫します

6月になってタマネギの球が十分に肥大し、
全体の株の7割~8割の葉が倒れてから収穫します。

 

また、長期保存するには、
晴天が続いて土が乾いた時に抜き、
そのまま畑に2日~3日置いて乾燥させてから保存します。

 

 

収穫したタマネギの保存方法について

収穫したタマネギを長期保存するには、
雨の当たらない風通しの良い場所に束ねて吊るすか、
またはネットに入れて吊るします。

 

ただし、貯蔵性は品種によって異なります。
貯蔵性の悪い品種では、長期保存することはできません。

 

 

 

玉ねぎの病害虫対策について

玉ねぎの害虫対策について

使用する道具

 

 

アブラムシ

殺虫剤「ベニカR乳剤」や殺虫殺菌剤「ベニカグリーンVスプレー」を散布しましょう。
植えつけ時に殺虫剤「GFオルトラン粒剤」を植え穴に、さらに生育時には株元へ散布しておくと、アブラムシの発生を抑える効果が持続します。

ハモグリバエ

「ベストガード粒剤」を植えつけ時に土に混ぜるか、収穫7日前までに株元に散布して退治します。発生したら、殺虫剤「ベニカ水溶剤」、「家庭園芸用マラソン乳剤」を散布して退治します。

ネギアザミウマ

殺虫剤「モスピラン粒剤」、「ベストガード粒剤」を植えつけ時に土に混ぜて苗を植えます。発生したら、「ベニカベジフルスプレー」、「ベニカ水溶剤」、「家庭園芸用スミチオン乳剤 」を散布して退治しましょう。

タネバエ

「家庭園芸用サンケイダイアジノン粒剤3」を土壌混和してから苗を植えつけます。

 

 

ネキリムシ

中に潜み、根を食害する。ダイアジノンが効果的です

 

 

 

玉ねぎの病気対策について

 

使用する道具

 

さび病

殺菌剤「STサプロール乳剤」や、有機農産物栽培に使える殺菌剤「カリグリーン」を散布しましょう。
 白絹病には、殺菌剤「石原フロンサイド粉剤」を土壌混和し予防します。

べと病

殺菌剤「STダコニール1000」を散布して、予防しましょう

 

 

 

まとめ

玉ねぎは、
品種によって、貯蔵期間が違います。

長期保存をするのでしたら、
晩生のネオアースがお勧めです。

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

野菜の育て方について(目次)

 

 

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