金芽ツゲの育て方について 肥料の与え方・剪定方法・増やし方・病害虫対策など、元気に育てるコツを紹介します

金芽ツゲは、
庭の生垣としてよく利用されています。

金芽ツゲの葉は、光沢があり
キラキラ光り輝いています。

日あたりと、肥沃な土を好みますが、
日陰でも、痩せた土地でも育つことから、
丈夫で育てやすい植物になります。

そこで今回は、
金芽ツゲの育て方について
肥料の与え方・剪定方法・増やし方・病害虫対策など、
キレイに咲かせ、元気に育てるコツを紹介します。

 

 

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金芽ツゲについて

金芽ツゲは、イヌツゲの変種で
葉が小さくて新芽が黄色い特徴があります。

色が黄色いから金芽ツゲと呼ばれます。
新芽も時間が経てば緑色になります。

 

 

 

常緑低木です

一年中青々とした金芽ツゲ。常緑性のツゲですが、
季節や環境によっては落葉が多くなることがあります。

ただ、すべての葉が落ちるわけではありません。

枝葉が込み合い風通しが悪いと、
蒸れて葉が落葉します。

また、樹冠内部は陽がささないので落葉します。

あと、若い苗木では2~5月は
新しい葉と生え変わるために落葉が多くなります。

 

 

 

 

金芽ツゲの育て方について

金芽ツゲの土づくりについて

金芽ツゲは、肥沃な土を好みます。
しかし、瘦せている土地では育たないということはありません。

丈夫に育てるには、
植える前に堆肥や腐葉土を、
しっかりと混ぜ込んでから植えてください。

庭植えの場合は、赤玉土2に対して、
腐葉土1を混ぜたものを使用します。
鉢植えでも育ちまが、
地に植えることをお勧めします。

 

 

 

金芽ツゲの植える時期について

金芽ツゲは、真冬と真夏を除けば
植えることができます。

ただ一番適した時期は、
4月~6月の梅雨前までと、
9月~10月の間になります。

 

 

金芽ツゲの植え方について

金芽ツゲは、垣根に利用される方がほとんどだと思います。

ですので、ある程度の密植させた方が見た目が良いです。
30~40cm位の間隔で、千鳥に植えましょう。

小さい苗からでも大丈夫なのですが、
大きくなるまで時間がかかりますので、
出来れば、想定の高さより大きい木を用意した方よいですよ。

植えたら、完全に根付くまで支柱で固定します。

 

 

 

金芽ツゲの肥料の与え方について

金芽ツゲの肥料は、2~4月に鶏糞堆肥や普通の化成肥料を施します。
鶏糞や油粕の肥料を与える場合は、
場合は埋めてください。
根に直接触れないようにしましょう。

 

 

 

金芽ツゲの水の与え方について

金芽ツゲを地植えしている場合は、
得に水をやることはありません。

自然の恵み(雨)だけで十分育ちます。

 

鉢植えの場合は、
土が乾いたら、あふれるほどたっぷりと水を与えましょう。

 

 

 

金芽ツゲの剪定の仕方について

まずは、形作りから始めます。
ちょうどいい高さまで育ったら、頂芽をカットします。

そして、大まかな形を作ります。
後はこまめな刈り込みで芽数を増やし密にしていきます。

綺麗に維持するには刈り込み!刈り込み!!です。
刈り込みの時出た枝葉は取り除きましょう。
病害虫の原因となります。

短い期間で造ろうと思わないで、
庭と同時に育てる感覚です。
手をかければ必ず答えてくれるはずです。

 

 

 

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金芽ツゲの増やし方について

挿し木で増やします

挿し木の時期は、入梅~梅雨明けの頃です。
これは、新芽が生長する時期と重なりますが、
新芽が伸びる時に分泌する植物ホルモンが、
発根を促進するからです。
本年伸びた枝の中で、
勢いがよくてしっかりと固くなったものを選びます。

10cmほどの長さに切り、30
分ほど水を吸わせたあと土に挿します。

乾燥させないように管理すると1ヶ月ほどで根が出てきます。
その後2年くらいは生長が鈍いですが、
年を経ると勢いよく枝を伸ばすようになります。

 

 

 

種まきで増やします

雌株は果実ができますので、
それを採取して種から増やすこともできます。

秋に黒く熟した果実を採取して、
果肉を取り除いてすぐにまきます。

 

 

 

金芽ツゲの病害虫対策について

金芽ツゲの害虫対策について

使用する道具

  • ベニカXファインスプレー
  • マシン油乳剤
  • アクテリック乳剤
  • オルトラン水和剤

 

カイガラムシ

ベニカXファインスプレー・マシン油乳剤・アクテリック乳剤を散布します

カイガラムシの退治の仕方

 

 

 

ハマキムシ

オルトラン水和剤を散布します

ハマキムシの退治の仕方

 

 

 

金芽ツゲの病気対策について

使用する道具

 

すす病

カイガラムシの排泄物にひかれて、すす病菌が集まってくることで発症します。ベンレート水和剤などの殺菌剤を散布します。

 

こちらの記事も参考にしてみて下さい
すす病の原因や症状について 感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します

 

 

 

枝枯病

ベンレート水和剤を散布します

 

 

 

まとめ

金芽ツゲは、庭の垣根として人気があります。

害虫や病気に強く、
育てやすい庭木です。

ただ、カイガラムシには注意が必要です。
カイガラムシは害虫であり、
カイガラムシの糞が、すす病を引き起こします。

 

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

お花の育て方について(目次)

 

 

 

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