ギンモクセイは、
秋を代表する香りのよい花木です。
キンモクセイとよく似ていますが、
白い花が可憐な印象を与えてくれます。
生育も旺盛で、育てやすいことから
生け垣やシンボルツリーとしても古くから親しまれています。
そこで今回は、
ギンモクセイの育て方について
枯らさずに元気に育てるコツを紹介します。
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目次
ギンモクセイについて
ギンモクセイは、年間で30cm生長し、
数メートルから10mに生長します。
生垣やシンボルツリーとして利用される常緑樹です。
東北南部より南なら庭で育てられます。
ギンモクセイの花言葉は、
『初恋』『高潔』『あなたの気を引く』『唯一の恋』です。
花言葉の「初恋」と「高潔」の由来は、
真っ白は綺麗な花が高潔に見えることから由来されたとされています。
恋愛に関する花言葉となっていて、
昔中国では、デートの前に木製の花を入れてお酒を飲んだそうです。
ギンモクセイの育て方について
ギンモクセイは日光を浴びるほど生長するので、
日当たりのよい場所に植えます。
日陰でも育ちますが、
日陰だと、枝は細くなるり、花つきも悪くなります。
また、常緑樹なのに葉を落とすといったことになってしまいます。
鉢植えも同じように日当たりのよい場所で管理してください。
土づくりについて
使用する道具
キンモクセイは、過湿を嫌います。
水はけが良く、肥えた土が適しています。
やせ地に植える場合は、
あらかじめ堆肥や鶏糞を混ぜ込んでおく必要があります。
水はけが悪い場合は、
川砂や腐葉土などを混ぜ込んで調節しましょう。
鉢植えの場合は、
赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使います。
pHは弱酸性が目安です。
酸性が強い場合は、石灰を入れてpH調整しておきましょう。
逆に、アルカリが強い場合は
若干のピートモスを混ぜ込み調節します。
土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。
ギンモクセイ苗を植えます
植え付けは新芽の出る4~5月が適期です。
5mを超える樹高になるため地植えが中心です。
堆肥、鶏糞などの元肥をしっかり施しておきます。
ギンモクセイを植えたら、
しっかりと水を上げましょう。
鉢植えは場合、
8号(直径24cm)以上の鉢を用います。
鉢に根がまわってきたら、
一回り大きな鉢に植え替えます。
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ギンモクセイの肥料の与え方について
使用する道具
ギンモクセイは、肥沃な用土を好みます。
肥料が足りないと花付きに影響します。
液体肥料のみでは栄養不足で不十分です。
リン酸やカリウムの多く含まれた有機肥料や
草木灰などを2月頃に与えます。
油かすなど窒素成分の多いものは、
葉の生長を促す反面、
花つきが悪くなりやすいので注意してください。
鉢植えは、2月と5月、開花前の8~9月上旬に
有機肥料やリン酸分の多い化成肥料を1回ずつ施します。
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ギンモクセイの剪定の仕方について
ギンモクセイの花木が育ってきたら、
3〜4年に1回くらいの頻度で、
2~3月に長く伸びた枝を、
バッサリ切り落としましょう。
ただし、
木が坊主になるほど(葉がほとんどなくなるほど)
ばっさりと刈り込んでしまうと
枝枯れを起こすことが多いので注意しましょう。
ギンモクセイの増やし方について
ギンモクセイは、
挿し木によって数を増やすことができます。
挿し木は、花が咲くまで5~7年かかるため、
気長に育てたい方におすすめです。
作業の適期は6月から7月の梅雨時期です。
今年伸びた新しい枝の先端を10~15cmの長さに切り取り、
切り口を斜めにカットして、
水に2~3時間挿して充分に水揚げをした後、
赤玉土など水はけの良い土に挿して乾かさないように管理します。
切り口を乾かさないようにするのがコツです。
ギンモクセイの病害虫対策について
ギンモクセイの害虫対策について
使用する道具
カイガラムシ
ハダニ
キンモクセイの病気対策について
使用する道具
褐斑病
炭そ病
まとめ
ギンモクセイを育てるポイントは、
肥料(チッソ分)の与えすぎには注意することと、
日当たりのよい場所を選ぶことです。
また、ギンモクセイは排気ガスなどの大気汚染に敏感で、
空気が悪い場所だと花芽が付かなくなったり、
花が咲いても香りが弱くなることがあります。
葉の表面が汚れることで、
このようなことが起こるようです。
そのような場合、
生育期にときどき葉の表面を洗い流すように、
水をたっぷりとかけてあげると花付きがよくなります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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