ラカンマキは、庭木の垣根に適しています。
葉の幅が狭く短くて密生し、
葉は濃く、暗い緑色、上向きになり葉裏はやや白っぽいです。
葉の長さは4~8cmで、
長さ・幅ともにイヌマキの半分ほどです。
庭木のほか、刈り込みにも耐えるので生け垣にも大変向いています。
枝を散らしての仕立物にも楽しいです。
成長は遅く、コンパクトな生垣にお勧め。
防潮、防風のための生垣として植えられることも多いです。
そこで今回は、
ラカンマキの育て方について
肥料の与え方・剪定方法・増やし方・
病害虫対策など、元気に育てるコツを紹介します。
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ラカンマキの育て方について
ラカンマキの土作りについて
ラカンマキは、
日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。
鉢植えでも大丈夫です。
ただ、直射日光がきついと葉が黒く焼けます。
土質は選びませんが、
乾燥を嫌うので、腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。
ラカンマキの植える時期について
ラカンマキは、
屋久島や亜熱帯近くに多い木で、
暖地性の植物ですので、
3月以降の春に暖かくなってからの植え付けが確実です。
瀬戸内・四国・九州なら3月末でも大丈夫ですけど、
近畿・東海・関東の太平洋側で4月中旬、
関東以北および日本海側なら5月初旬以後がお勧めです。
ラカンマキの植え方について
ラカンマキを垣根として植える場合は、
50㎝間隔くらいで植えていきます。
50㎝より狭くしたら、枝と枝
が触れ合って密集した状態になってしまいます。
そうなると風通しが悪くなるため、
病害虫の発生原因になったり、
枝枯れの原因になります。
ラカンマキの肥料の与え方について
肥料は2月~3月に、
油かすや化成肥料を株元に施します。
肥料の窒素分が多いと、
新葉の色が鈍ることがありますので、ご注意ください。
⇒油かす
ラカンマキの水のやり方について
ラカンマキは、地植えの場合は、
得に水を与えることはありません。
降雨だけで十分ですが、それでも日照りの時期や、
土の状態によっては水やりが必要になります。
乾燥に弱い特徴を持っていますので、注意してください。
ラカンマキの剪定の仕方について
冬の剪定は、軽い剪定をします
ラカンマキは、
一般的には春先(3月~4月)
そして夏前(7月頃)に剪定します、
必要であれば11月~12月に剪定することもあります。
ラカンマキは、 常緑樹になります、。
常緑樹と言うのは、基本的に温暖な地域の植物ですので、
冬の寒さはこたえます。
そこに強剪定をしてしまうと、
部分的にでも枯れる恐れがあります。
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春の剪定は、強めに切ります
ここで小さくしておかないと、
生垣が一回り大きくなってしまいます。
もともと萌芽力は強い木なので、
春や初秋くらいなら、小枝の葉っぱがなくなるくらいまで
刈り込んでも芽は出ます。
フェンスがある所の生け垣ということでしたら、
基本的にフェンスは地面と水平に設置してあると思いますので、
フェンスより何センチ上とか、
ハサミ一本分くらい背を高くしたいなとか、
基準を出しやすいので、両サイドとあと何か所かを先に刈っておくと、
上面を真直ぐに刈り込みやすいと思います。
でも初めは側面を仕上げます。
生垣が大きく、横が伸びていると
上にハサミが届きにくいということがあります。
あと、上部は光がよく当り下部よりも伸びていると思います。
下の方は弱く、上にいくに従って少しずつ深く刈るようにするといいと思います。
上が小さいのは見られますが、
上が大きく下がすぼまっていては見られません。
ラカンマキの増やし方について
ラカンマキは、実生でも挿し木でも簡単に増やせます。
挿し木の適期は春か秋で、
春でしたら今年伸びた元気のよい枝を
赤玉土などに挿して水を切らさないようにしていれば、
発根が始まります。
根付くまでに少々時間がかかりますので、一度土に挿したら
触らないようにしましょう。
せっかく発根しても抜いたり挿したりしていると
根が傷んでしまうことがあります。
ラカンマキの病害虫対策について
ラカンマキの害虫対策について
使用する道具
- ベニカXファインスプレー
- マシン油乳剤
- アクテリック乳剤
- オルトラン水和剤
カイガラムシ
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒カイガラムシの退治・駆除・予防の仕方について 農薬を使用しない方法や効果的な農薬・おすすめの方法を紹介します
ハマキムシ
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒ハマキムシの退治・駆除・予防の仕方について 農薬を使用しない方法や効果的な農薬・おすすめの方法を紹介します
ラカンマキの病気対策について
使用する道具
すす病
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒すす病の原因や症状について 感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します
まとめ
ラカンマキは、
庭木の垣根にお勧めです。
こちらの記事を参考に育ててみて下さい。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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