貝塚イブキは、
海辺などに自生するイブキの園芸品種です。
名前の由来は、
大阪の「貝塚」で作られたため、
貝塚イブキとされました。
樹形も整いやすく、潮風や乾燥に強く、
庭木や学校・工場などどでも良く見かけます。
そこで今回は、
貝塚イブキの育て方について
肥料の与え方・剪定方法・増やし方・
病害虫対策など、元気に育てるコツを紹介します。
スポンサードリンク
貝塚イブキの育て方について
貝塚イブキの土づくりについて
水はけの良く、
やや乾燥気味で石灰岩質の土壌を好みます。
植え付ける前は、
堆肥をたっぷり土に混ぜ込んでおき、
あまり深植えにならないように気をつけます。
根の周りの土が崩れてしまったり、
根の張りが悪い苗は、枝先を切り詰めて植え付けます。
これは枝数を減らすことにより、
枝葉から余分な水分の蒸発を防いで、
根をつきやすくするためです。
植え付け後は倒れないように支柱を立てます。
貝塚イブキの植える時期について
貝塚イブキは、真冬と真夏を除けば
植えることができます。
ただ一番適した時期は、
3月~4月の冬が終わった暖かい時期と、
9月~10月の間になります。
貝塚イブキの肥料の与え方について
貝塚イブキは、どちらかというと肥料が必要な種種です。
与えるとすれば、
2月と8月に化成肥料を3にぎりぐらい株元に撒きます。
寒肥に使う油粕も良いのですが、
2月の肥料だけに使ってください。
その場合は骨粉も混ぜた方が良いですね。
⇒化成肥料
貝塚イブキの水のやり方について
貝塚イブキは、乾燥にとても強い植物ですので、
庭植えの場合は、自然の雨だけで十分です。
貝塚イブキの剪定の仕方について
貝塚イブキは、
刈込に強く、時期を選ばず適度に刈り込みします。
枝の付け根に陽が当たるように枝を切り、
風通し、幹の日当たりを確保して上、
部を少し残して枝を短くします。
来年、枝の下部や付け根から
新しい芽が胴吹したらら希望の高さで切り詰めます。
深く刈り込むと杉葉が出ます。
杉葉は、チクチクする葉です。
これは、「触らないでくれ」と言う木のメッセージです。
杉葉が出たら回復するまで切らないのが原則です。
一気に深切りしないで、
毎年こまめに伸び出した枝の先端だけを
切り揃えるようにすれば杉葉は出ません。
刈り込む時期は10月頃が適当です。
スポンサードリンク
貝塚イブキの増やし方について
貝塚イブキは、挿し木によって増やします。
3月~5月に挿し木適期となります。
先端部分を15㎝程度カットし挿します。
根が出るまで乾かさないように管理して、
その後は日当たりの良い場所で充実した苗を作っていきます。
貝塚イブキの病害虫対策について
貝塚イブキの害虫対策について
ハダニ
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒ハダニの退治・駆除・予防の仕方について 農薬を使用しない方法や効果的な農薬・おすすめの方法を紹介します
カイガラムシ
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒カイガラムシの退治・駆除・予防の仕方について 農薬を使用しない方法や効果的な農薬・おすすめの方法を紹介します
貝塚イブキの病気対策について
使用する道具
赤星病
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒赤星病の原因や症状について 感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します
まとめ
貝塚イブキは、
大変丈夫で育てやすい品種になります。
是非この記事を参考に
育ててみて下さい。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
コメント