知っていましたか?
レンコンは、
蓮(ハス)の地下茎が太く育った物です。
食べるとシャキシャキと美味しいレンコンですが、
庭やベランダに1鉢置けばビオトープとして栽培を楽しめますよ。
そこで今回は、
レンコン(食用蓮)の育て方について
上手に美味しく育てるコツを紹介します。
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目次
レンコンの品種について
備中
こちらの品種は、
徳島や愛知県などで栽培されています。
蓮の花の色は、薄いピンク色になります。
⇒備中
ロースター
こちらの品種は、
愛知県が有名です。
レンコンの肉質は硬めで、
蓮の花の色は白色です。
金澄(かなすみ)
こちらの品種は、
千葉県産が有名です。
オオジロ
こちらの品種は極早生で、
肉厚で穴が小さいのが特徴です。
夏には収穫される極早生です。
加賀レンコン
こちらの品種は、金沢の伝統野菜として有名ですよ。
レンコンの育て方について
レンコンは粘土質の土に植え付け、
たっぷりと日に当てて育てることがポイントです。
気を付けないといけない事は
- 1年中水を切らさない(1度でも切らすと弱ります)
- 1日中直射日光を当てる(少なくとも半日はないと花が咲きません)
- 肥料を切らさない
- 毎年植え替え・株分けをする
になります。
普通の植物と違いますが、
上記の事さえ守れれば毎日の手入れもないし楽だと思います。
土づくりについて
使用する道具
レンコンは田土のような粘土質の土を好みます。
そのため、市販の荒木田土か、
水生植物専用土を用いるのが、
はじめて育てる方にはおすすめです。
草花用の土は、水に沈まないのでダメです。
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レンコンの種まきについて
3月下旬~4月頃、
水温が15度以上になったらレンコンの種まきの適期です。
種まきから収穫までは3年ほどかかるので、
早く収穫を楽しみたい方は苗植えがおすすめです。
レンコンの種子はそのまま蒔いても、
種子が硬い殻に覆われているので、
発芽がスムーズに行われません。
その為、種子に発芽処理を施してから蒔く必要があります。
発芽処理の方法は、種子の殻の一部をヤスリ等で削り、
中身を若干露出させ、コップなどに入れた清水の中に沈めて(用土は不要)、
発芽するまで待ち、発芽後に改めて用土に定植します。
レンコンを植え付けていきます
使用する道具
レンコンは、種レンコンと呼ばれる
根茎の一部を水の底の地面に植え付けていくか、
苗を植え付けていきます。
植え付ける時期は、3月下旬~4月です。
鉢・プランター植えの場合は、
容器はなるべく大きいもの(小型種なら30cm以上、大型種なら50cm以上)
を使った方が花上がりもいいです。
深さは40cmぐらいあれば、
ウォータースペースもとれるので管理が楽ですが、
底よりも口が小さい鉢や口が内側に丸まっているものは、
葉や花が縁にひっかかりやすいので注意が必要です。
地植えの場合は、
池やプールのような土壌を用意する必要があります。
水を貯められる栽培プールを木枠で作るか、
畑を深く掘り下げて土を減らし、
水が溜まりやすく常に湿った状態を作れるようにします。
1株あたり畳1枚分の広さと、
40~50cmの深さをもった畑または栽培プールを用意したら、
土を30cmほど埋め戻します。
そこへ、芽の方向をずらして種レンコンの苗を植え付けていきましょう。
レンコン栽培での隠れた難点がボウフラの発生です。
それを防ぐためにはなんといっても、
メダカと一緒に栽培するのがおすすめです。
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒ボウフラの駆除方法について おすすめの駆除の方法を紹介します
レンコンの肥料の与え方について
使用する道具
レンコンは、肥料切れを起こした土壌では、
根茎が大きく、太くなりません。
鉢植えは、
植え付けるときに野菜用の緩効性か施肥量を数粒ほど鉢の底に埋めておいたら、
5~9月の間に同じ肥料を一度土の中に加えます。
地植えは、植え付けのときに有機肥料を混ぜ込み、
根付いて新しい葉っぱが育ってきた頃に同じように、
有機肥料をほどこしましょう。
ただ、有機物多く入れすぎると、
腐敗しやすくなるので気を付けて下さい。
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レンコンを収穫します
レンコンの収獲は、
葉が枯れたあと芽が動き出すまでの間です。
場所にもよりますが、早ければ9月の末から。
水抜きの都合も有り、12月1週目までに収穫するのが普通です。
翌年以降も栽培するときは、
新芽の付いた株を2本ほど残して、しましょう。
まとめ
レンコンというと、
専用の広い田んぼや池に植えるもの
というイメージですが、
容器栽培でも十分に収穫を楽しめます。
レンコンの花を楽しみながら、
ビオトープにチャレンジしてみてはいかがですか。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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