「プミラ」として販売されているのは、
普通はフィカス・プミラです。
フィカス・プミラの和名はオオイタビで、
日本の暖地にも自生している植物です。
プミラの葉は、かわいらしいハート形やたまご型で、
耐寒性があるので、
大変育てやすい観葉植物です。
初めての育てる観葉植物に、
プミラを選んでみませんか?
そこで今回は、
プミラの育て方について
肥料の与え方・増やし方・病害虫対策など、
元気に育てるコツを紹介します。
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目次
プミラの育て方について
プミラの土づくりについて
プミラは、特に土質は選びません。
自分で配合する場合は、
赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使います。
また、吊り鉢で用土をできるだけ軽くしたい場合は、
2割ほどパーライトを混ぜ込みます。
市販の土を使用する場合は、
観葉植物の土がお勧めです。
プミラの植替えの仕方について
プミラは毎年植替えが必要なくらい根が元気です。
ポットから根鉢を引き抜き、
根鉢を全部崩しません。
根の色など点検し、
黒っぽいものがあれば取り除き、
白っぽいものは傷つけずに丁寧にそのままで、
新しい鉢へ移動し、隙間に新しい土を入れ、
株がグラグラしない様しっかりさせます。
地上部も切り詰めてください。
勿論、カラカラ乾燥した葉もです。
植え替え後1~2週間は日陰に置くのが無難でしょう。
⇒プミラ
プミラの肥料の与え方について
肥料は生育期(春から秋にかけて)、
月に1度液体肥料を与えます。
冬は与えません。
プミラの水やりの仕方について
暑い時期ほど、その鉢の土の表面が乾いたらすぐに水を与える、
寒い時期ほど乾いてから数日おいてから与える、
というのが基本です。
冬場は水を減らすと耐寒性が高まるというのをご存知の方は多いですが、
それが「量」だと勘違いされている方がたくさんいます。
正しくは「量」では無く「回数」です。
実は一度に与える水の量は年間を通して同じで、
一部の特別な植物を除き「下から流れ出るまでたっぷり」が基本です。
プミラの置き場所について
寒冷地以外では、一年中屋外で栽培するとよく育ちますが、
室内栽培だと調子を崩すことがあります。
室内の場合はなるべく日当たりのよい場所に置き、
用土を極端には乾かさないように注意しましょう。
屋外に出す場合は、
急に直射日光に当てると葉焼けを起こすことがあるので、
半日陰から慣らす必要があります。
寒さに強く、用土が凍らなければ、
野外でも冬越し出来ます。
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プミラの剪定の仕方について
プミラの形は、好き好きで、
長くしておきたければ、
そのまま剪定無しで育てても問題ありません。
基本的には、切ればそこから枝分かれするので、
それだけこんもりした姿になります。
切らずに育てると、
長さだけが伸びて株元が寂しくなる場合もあります。
環境(日照、風通し)と基本的な手入れ(水、肥料、土の量と質)が、
行き届いていれば、剪定しなくても
成長期には株元から新芽がどんどん上がるので、
長さも出しつつ株元もこんもりした、
バランスのとれた形になります。
株の内側に光が届かないほどこんもりしてくると、
内側の葉が光量不足で、ある程度枯れて落葉する可能性があります。
また、中までよく日が当たったとしても古葉は枯れ落ちます。
水やりの時に土の上をよく見て、、
落ちた葉は取り除き、土の上は清潔に保ちましょう。
プミラの増やし方について
プミラは挿し木で増やしますが、
5月に入ってからが挿し木の適期です。
7月まで行えます。
十分気温があがり、湿度も高くなってきた頃が挿し時です。
挿したら新芽が出てくるまでは、
明るい日陰で水を切らさないように管理しましょう。
プミラには、HB101がお勧めです
HB101は、宣伝がすごかったので、
初めて使ってみました。
効果は気がついたら「害虫が出なくなっていた」です。
以前に定期的にやっていました。
実感がわかずに辞めました。
そして気がついたら、
使用している時は害虫の症状が出なかった。
辞めたら発生した、です。
それと最近口角のところが割れてきたのですが、
101を塗ったら治った、です。
もちろん治る時期だったのかもしれません。
できたのに気がついて塗って2、3日で良くなりました。
プミラの病害虫対策について
プミラの害虫対策について
使用する道具
カイガラムシ
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒カイガラムシの退治・駆除・予防の仕方について 農薬を使用しない方法や効果的な農薬・おすすめの方法を紹介します
プミラの病気対策について
使用する道具
すす病
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒すす病の原因や症状について 感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します
まとめ
プミラは、ほとんど病気や害虫の心配はありません。
ただ、風通しが悪いとカイガラムシが発生し、
カイガラムシの糞を放置しておくと、
すす病が発症することがあります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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