近くに竹が生えていると、
どんどん進出してきます。
竹は地下で根を張り、
その根から竹が生え、周囲から日光や栄養分を奪っていき、
周辺の植物を枯らしていきます。
さらには、風でしなることで周囲の樹木にぶつかったり、
節目に水が溜まることで、
蚊などの害虫の住処になってしまったり。
竹の成長力を侮ってはいけません。
必要とあれば、伐採にも踏み切るようにしましょう。
そこで今回は、
竹の駆除・除草方法について
除草剤を使用しない方法や根まで枯らす方法を紹介します。
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目次
竹の除草方法について
除草剤を使用しない方法
色々調べてみましたが、
除草剤を使用しないで竹を枯らす方法は、
見つかりませんでした。
除草剤を使用する(毒劇になります)
デゾレートAZ粒剤やクロレートS(同じ成分です)などの
塩素酸塩系除草剤がお勧めです。
潅木や竹を枯らすのにも使用される強力な除草剤であり、
一回の使用で数ヶ月くらい効き続けます。
粒状なので手撒きでき、処理に噴霧器は必要ありません。
但し、竹と枯らしたくない植物(庭木等)が
混在している場合は使用できませんし、
使用後数ヶ月間は何か植えたり蒔いたりすることもできなくなります。
また医薬用外劇物及び危険物へ指定されている除草剤ですので、
購入時には印鑑と所定の項目への記入が必要であり、
販売も劇物農薬を取り扱っているJAや専門店に限られるか思います。
地上1ⅿ位の所の節と節の間に小さな穴を空け、薬剤の原液を10mlほど注入
通常の除草剤では、
ラウンドアップ・マックスロ-ドが一番効果があると思います。
普通に市販されています。
使い方は、地上1m位の所の節と節の間に小さな穴を空け、
薬剤の原液を10mlほど注入します。
ただし、枯れるまでは長期間になることを念頭において下さい。
タケノコにラウンドアップを塗る
竹の若い茎(一般では竹の子)を切って、
その切り口に、ラウンドアップ・マックスロ-ドの原液を
刷毛などで塗布します。
これで周りの竹も枯れます。
竹に効く除草剤について
庭や畑などに使用できる農薬(農耕地用) お勧めです
ラウンドアップマックスロード
ラウンドアップは、「葉」から入って「根」まで枯らします。
さまざまな種類の雑草に有効です。
散布から1時間経てば、その後雨が降っても大丈夫です。
ラウンドアップマックスロードは土に落ちると、
短時間に土壌粒子に吸着して除草剤としての効果を失い、
雑草の根から吸収されることはありません。
原液で使用します。
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駐車場や人の手に触れない場所でしか使用できない農薬(非農耕地用)
ターンアウト液剤 お勧めです
ススキ、ササ類、スギナ、セイタカアワダチソウをはじめ、
広範囲のしつこい雑草の根まで枯らす、
殺草効果の高い除草剤です。
成分は雑草の茎葉から吸収され、根まで浸透・移行し、
植物全体を退治するため、枯れた雑草は再生しません。
散布液のかかった雑草だけを枯らします。
成分は土に落ちると速やかに不活性化されます。
竹に使用する場合は、
ラウンドアップと同じ使い方をします
グリホサート剤
グリホという名前がつく以上は、
どちらもグリホサート剤になります。
ちなみにラウンドアップ初期型も同じグリホサート剤です。
同じラウンドアップでもハイロードなどは全く違います。
説明書に書いてない場所に散布すると、
自宅の庭で使っても犯罪になります。
つまり、人間の手に触れる場所はダメなのです。
庭なら、庭いじりをする可能性がありますよね。
手に触れると、害になるということです。
使い方は、ラウンドアップと同じです。
まとめ
竹は一度発生すると、
駆除するのが大変です。
除草剤では、
デゾレートAZ粒剤やクロレートSが効果的ですが、
毒成分が大きいので、一般的に取り扱いにくいです。
購入するにも、身分証明書の提示や、印鑑の押印等面倒な所があります。
それに比べ、竹・笹専用の除草剤ターンアウト液剤や、
ラウンドアップなどは、
普通に市販されているのでお勧めです。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の除草方法についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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