普段は捨ててしまっている大根の葉ですが、
大根の葉には、栄養素がたくさん含まれている緑黄色野菜です。
大根の葉を身近な美肌食材「ほうれん草」と比較してみると、
ビタミンCが約5.5倍、鉄分は約1.5倍、カルシウムは約5.3倍も含まれています。
そこで、今回は大根の葉に秘められた効能の内、
新陳代謝向上に特化して紹介します。
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新陳代謝とは
新陳代謝とは、
古いものが新しいものと入れ替わること自体を指します。
主に、健康や美容関連の意味で用いられて、
身体の中の細胞が、
以前のものと新しく交換される過程の意味で使われています。
具体的には、汗をかくこと、血流の流れが良くなること、
髪の毛が抜けてまた生えてくること、
お肌の細胞がきれいに再生すること、などがあげられます。
人間の細胞は、
一般の大人で全て合わせて60兆個もあるといわれています。
この細胞が、新しいものに入れ替わっていく活動が新陳代謝ですが、
この周期は部位によって異なります。
肌の細胞は28日周期で、
心臓が22日周期、
胃腸の細胞は5日あまりで再生するようです。
周期が長い部位になると、筋肉・肝臓などは約2ヶ月間の周期で、
骨の細胞なら3ヶ月周期という期間になります。
この周期の考え方から見ると、
新陳代謝が正常に働いていれば、
人間の身体は3ヶ月もするとまったく新しく生まれ変わるということです。
大根の葉のお風呂の、新陳代謝向上効果について
大根の葉を入れたお風呂は、
千葉湯と呼ばれます。
千葉湯には、冷え性に効果があると言われてきました。
そして、昔から農村地帯で
冷え性や婦人病治療のための民間療法として使われてきました。
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大根の葉には、温泉成分が含まれています
干した大根の葉には、
温泉成分にみられる塩化物や硫化イオンなどの無機成分が多く、
皮膚のたんぱく質と結合して膜をつくり、
保温効果を高める働きがあります。
そして、硫化イオンには、
新陳代謝を促進する効果があります。
大根の葉には、緑要素が豊富に含まれています
大根の葉には、ビタミンAやビタミンC、
ビタミンEやカルシウムなどのミネラル、
緑要素が豊富に含まれています。
大根の葉を身近な美肌食材「ほうれん草」と比較してみると、
ビタミンCが約5.5倍、鉄分は約1.5倍、カルシウムは約5.3倍も含まれています。
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千葉湯の作り方
大根の葉を食べきれなかったら、
千葉湯を試してみましょう。
作り方は簡単です。
刻んだ大根の葉をざるに入れて、
風通しの良い日陰で1週間ほど干し、
保存しておきます。
[illust_bubble subhead=”干す時の注意” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]天日干し(太陽の光に直接当てること)を
してしまうと色が悪くなるので、
風通しの良い日の当たらない場所に干すのがポイントです![/illust_bubble]
お風呂に入れる時は、それを木綿などの袋に入れ、
沸騰したお湯で20分くらい煮出します。
その煮汁を大根の葉が入った袋ごと、
お風呂の中に入れ、よく揉みだします。
大根のエキスで体が温まり、
冷え性や神経痛、腰痛、肩こりなどに効果的です。
大根の葉の保存方法について
日陰でしっかり干し、パリパリになった大根の葉を、
ナイロン袋や、ジップロックに入れて保存します。
3か月間くらいは保存がききますよ。
まとめ
いつも捨ててしまっている大根の葉ですが、
大変栄養があります。
大根の葉を身近な美肌食材「ほうれん草」と比較してみると、
ビタミンCが約5.5倍、鉄分は約1.5倍、カルシウムは約5.3倍も含まれています。
捨ててしまうのはもったいないです。
そこで、大根の葉を使った
千葉湯を是非試してみて下さい。
こちらの記事も参考にしてみて下さい
⇒大根の効能について 大根に秘められた8つの効能について紹介します
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の健康についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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