リコリスの育て方 球根からの育て方から、来年も咲かせる方法を紹介します

リコリスと言っても、
ピンとこない方も多いのではないでしょうか。

リコリスとは、彼岸花のことです。
日本からミヤンマーに至る、
東アジアの広い範囲に10数種~20種が分布する球根植物です。

花壇などでは、
数年間は植え放しでもよく咲いてくれますから、
初めての人にも育てやすい球根植物です。

そこで今回は、
リコリスの育て方
球根からの育て方から、来年も咲かせる方法を紹介します。

 

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リコリスの種類・品種について

ヒガンバナ

最もなじみのあるリコリス。
日本、中国原産9月中旬に40cmほどの茎に赤い花を咲かせます。

ヒガンバナ

 

ナツズイセン

中国雲南省原産。
青みのある花弁が珍しく、美しいです。
9月上旬に開花し、春に出葉します。

ナツズイセン

 

シロバナマンジュシャゲ

白花で、性質はヒガンバナによく似ています。
9月上旬に開花し、花後に出葉します。
ヒガンバナとショウキランとの交雑種と考ええられており、
変異が多く、花色(白、クリーム色、薄いピンクなど)や
花形、葉色の異なるタイプがあります。

シロバナマンジュシャゲ

 

 

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リコリスの植え方について

リコリスの植える時期について

球根の植え付けは、
7月~8月上旬に行います。

リコリスの植える時期について

 

 

土づくりについて

 

使用する道具

 

水保ちと水はけがよく、肥沃な土が適しています。
水はけの悪い土地では、
球根が腐ることがあります。

鉢植えは普通の草花用培養土で十分です。

 

草花培養土

地植えは腐葉土などの腐植質を、
土に混ぜ込んでおくとよいでしょう。

 

 

リコリスを植えます

 

使用する道具

 

球根の植え付けは、
7月~8月上旬に行います。

球根の大きさにもよりますが、
鉢植えでは5~6号鉢に1~3球が目安にし、
球根の頭が地面に隠れる程度の浅植えにします。

地植えは球根の高さ1個分の深さに植え、
葉が存外に茂るので、
球根同士は20~30cmくらい間隔を空けます。
植え付けが浅すぎると、
球根は増えますが花が少なくなります。

リコリスを植えます

 

 

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リコリスの育て方

リコリスの水やりについて

地植えの場合は、
植えっぱなしで特に水をやる必要はありません。

鉢植えの場合は、
土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行います。

 

アマリリスの水やり

 

極端に乾燥すると球根が弱るので気をつけましょう。

基本あまり場所を選ばずに育ちますが、
極端に乾燥する場所では、
花つきが悪くなります。

ヒガンバナが河原や田んぼの畦などでよく見られるように、
やや湿り気がありつつ、水はけのよい場所を好みます。

 

 

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リコリスの肥料のやり方について

 

使用する肥料

 

肥料は少し与えると球根の太りがよくなります。
花後と葉っぱのよく茂っている時期の2回、
化成肥料を少量株元に施します。
チッソよりもリン酸、カリの成分が多めのほうが適しています。

 

マグアンプ

 

 

花が終わったら、花を茎の根元から切ります

花が咲き終わったら、
花首のところで花を折り取ります。

花が終わったら、花を茎の根元から切ります
花房を切り落とすのは、
タネを作るのに余計な栄養をとられないためにです。
花茎を残すのは、葉っぱと同じように、
花茎も日の光を浴びて栄養を作り、
生長に役立つからです。

 

 

リコリスの増やし方について

リコリスは、分球でふやします。
6月から8月に、葉が黄変したら掘り上げ、
自然に分球した球根を離して植えつけます。

子球は花が咲くまで2~3年かかります。

 

 

まとめ

リコリスは、
初心者でも育てやすい球根になります。

彼岸の時期にきれいな花を咲かせてくれます。
また、自分で増やすのも
割と簡単なので、
是非チャレンジしてみて下さい。

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

お花の育て方について(目次)

 

 

 

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