ベンジャミンは葉に光沢があり美しく、
種類によって色々な表情をみせてくれます。
国内では、
おしゃれなカフェなどでよく見かけます。
ベンジャミンは、観葉植物の中でも有名で、
定番中の定番です。
部屋の片隅にひとつ置いていおくだけで、存在感がありますよね。
木のそばでくつろいでいるような気分が味わえます。
そこで今回は、
ベンジャミンの育て方について
枯らさずに元気に育てるコツを紹介します。
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目次
ベンジャミンの花言葉について
「永遠の愛」「家族の絆」「夫婦愛」「結婚」「友情」「信頼」
ベンジャミンは、
「幸福をもたらす木」としてしられる観葉植物です。
風水的には、気持ちを落ち着かせ、
ゆったりしたい場合には、
ベンジャミンやガジュマルのような、
丸い葉っぱの観葉植物を飾ると良いとされています。
また、ベンジャミンは、
ただよっている悪い気を吸収し、
家全体の「気」の流れを良くし、
「気持ちが明るくなれる」「喜びをもたらす」など
の運気をアップしてくれると言われています。
ベンジャミンの種類・品種について
フィカス・ベンジャミナ(ベンジャミン・ゴムノキ)
一般的に「ベンジャミン」というと、この種を指します。
葉は濃い緑色で光沢があり、
自生地では高さ20m以上にまで生長します。
幹が柔らかいため、
数本を編んで流通しているものもあります。
草原の中の大木の下で、
一休みしているような雰囲気を出しますよ。
ベンジャミン・バロック
ベンジャミンの中でも新しい品種で、
くるくると巻いた葉っぱが特徴です。
葉がくるくると巻いているので、
病気かなとは思わないでください。
生まれた時から、こんな葉なのです。
葉の色は深い緑色ですが、
新芽は明るい緑色で、濃淡が楽しめます。
お部屋に飾ると、
一つのオブジェとしてとても存在感があり、
とても人気があります。
ベンジャミン・スターライト
突然変異によって生まれた、斑入りのベンジャミンです。
濃い緑色の葉のふちには、
大きな白乳色の斑が入ります。
一般的な品種に比べて寒さと暗さに弱いので、
日当たりのいい場所で育てるようにしてください。
さわやかな印象で、
とてもおしゃれなベンジャミンです。
ベンジャミン・ブラック
名前がとてもカッコいいですよね。
ベンジャミン・ブラックの葉は、
たまご型で光沢があり、
黒味を帯びた濃い緑色をしています。
とてもシックでかっこいい印象で、
落ち着いた部屋のインテリアにぴったりです。
ゴールドプリンセス
ベンジャミナの突然変異によって生まれた品種の1つです。
葉が黄緑色で、縁には白い斑が入っています。
ベンジャミン・スターライトよりも、
縁の白色の面積は少なめです。
ベーシックなベンジャミンよりも、
明るい印象を与えてくれます。
暗めのインテリアが多いお部屋などに置くと、
雰囲気が明るくなっていいですね。
⇒ベンジャミン ゴールドプリンセス
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ベンジャミンの育て方について
ベンジャミンの置き場所について
使用する道具
ベンジャミンは、
耐陰性のある植物ですが、
本来は日当たりが好きです。
ですから、春と秋は時々はベランダに出して、
日光に当ててあげましょう。7
ただし、夏の直射日光は避け、
明るい日陰に置きます。
冬は室内の、できるだけ明るい場所がベストポジションです。
しかし、日陰でも育てることができます。
買ってきて日陰に置くと、
株が落ち着くまでバラバラと葉は落ちますが、
環境に慣れると落ちなくなります。
また、冬の寒さは苦手で
冬は8℃以上の室温で管理しましょう。
冬場の屋内でも、8℃以上で常に管理するのは難しいので、
その場合は、部屋の中に簡易温室を設置するのも良いですよ。
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水やりについて
ベンジャミンは乾燥に弱いので、
生育期に水を切らさないようにしてください。
ベンジャミンの水やりは、
春から秋にかけては、土の表面が白っぽく乾いたら、
鉢底から水が出るまでたっぷり与えます。
10月以降、気温が下がり、成長が鈍くなると、
水を吸い上げる力が弱くなります。
この時期に水をやり過ぎると、
ベンジャミンは枯れてしまいます。
ですので、乾燥気味に管理してください。
乾燥気味に管理することで、
ベンジャミンの「耐寒性」を上げることが出来ます。
目安としては、冬は土の表面が乾いてから、
2~3日後にやるようにしましょう。
ベンジャミンの肥料のやり方について
使用する肥料
ベンジャミンは、
5~9月の生育期は、2〜3ヶ月に1回、
薄めた液体肥料(ハイポネックス)か
緩効性の化学肥料(マグアンプ)を根元にあげてください。
化学肥料のにおいが気になる方は、
液体肥料がおすすめです。
ただし、肥料のあげ過ぎには注意しましょう。
肥料は与えるとどんどん成長しますので、
大鉢のものは控え目に、
2~3か月に1回置き肥をあげましょう。
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ベンジャミンに適した用土について
使用する道具
ベンジャミンは、
水はけと水もちのよい、弱酸性の土を好みます。
自分で配合土を作るときは、
赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土に植え付けます。
また、市販の観葉植物用の土を使ってもかまいません。
ベンジャミンの植え替えについて
使用する道具
鉢からベンジャミンを引き抜き、
根の土を1/3ほど落とし、
一回り大きい鉢に植え付けます。
植え付け・植え替え後は水を与え、
風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。
また、同じ鉢で育てたい、
これ以上大きく育てたくない方は、
鉢から株を引き抜いた後、根を短く切りそろえます。
そして、葉や枝も適度に間引き、
根への負担を減らしてあげましょう。
ただ、ベンジャミンは植え替えに弱く、
場所を移動させただけで葉っぱが落ちたりします。
植え替え等でベンジャミンがショックを受けると、
葉を落として自らを守るのです。
しかし、時間と共に回復しますので、
少し葉が落ちだしても、気にしないようにしましょう。
これは、ベンジャミンの特性です。
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ベンジャミンの剪定方法について
ベンジャミンは生命力が高く、
剪定しても新芽がどんどん生えてきます。
ベンジャミンは、特に剪定をやってはいけない季節、
切ってはいけない部分など有りません。
定期的に剪定をして、
樹形を整えてあげましょう。
4月中旬~5月下旬までの、
新芽が出る前後におこなうのが理想です。
ベンジャミンはゴムの木の仲間なので、
切り口からはねばねばした白い樹液が出てきます。
肌の弱い方は、樹液に触れるとかぶれることがあります。
また、床につくと取れにくくなるので、
鉢の下に新聞紙を敷き、
ティッシュやタオルで樹液を拭き取りながら剪定していきましょう。
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ベンジャミンの増やし方について
使用する道具
ベンジャミンは、挿し木で殖やすことができます
コツは、新芽でなくしっかり固まった茎を挿し穂にすることです。
15〜30センチ位までが着きやすい長さです。
茎を斜めに鋭い刃物できり、乾かさずに作業します
私がやるのは、
小さいペットボトルにゼオライトとメネデール希釈水を入れて、
茎を2〜3センチ程漬けておくやり方です。
もし葉が多いならビニール袋を被せます。
気温が20度以上ある、
その後の事も考えると5月位がベストな季節です。
適期に行えば2〜3週間で発根します
発根したら、
赤玉土の小粒や、さし芽用の土の入っている鉢に挿します。
まとめ
ベンジャミンを、枯らさずに元気に育てるポイントは、
冬の温度管理です。
冬は8℃以上の室温で管理しましょう。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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