ポトスという名は、
聞いたことある方が多いともいます。
観葉植物の中では、有名なポトス。
ポトスはソロモン諸島原産の園芸植物です。
耐陰性も強く、強健なので観葉植物として広く栽培されています。
淡黄色の斑が入るゴールデンポトスが一般的であるが、
全体が均一に薄い緑色のライムなどの品種もあります。
そこで今回は、
ポトスの育て方について
枯らさずに元気に育てるコツを紹介します。
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目次
ポトスの花言葉について
永遠の富・華やかな明るさ
ポトスは別名、黄金葛(オウゴンカズラ)とも呼ばれています。
緑の葉と黄金の葉(実際には黄色)で、黄金(ゴールド)にちなんで、
「永遠の富」という花言葉が付きました。
その影響から、ポトスは 金運を上げてくれるとされ、
銀行や企業のロビーによく飾られます。
また、繁殖力旺盛で緑を絶やさないことから、
「華やかな明るさ」という、
明るいイメージの花言葉を持つようになりました。
ポトスの種類・品種について
ゴールデンポトス
ポトスの中でも最もメジャーな品種で、
葉の緑と斑の白のコントラストを楽しむことができます。
花屋さんやホームセンターでよく見かけるのが、
この品種になります。
黄金かずらとも呼ばれます。
育てやすく丈夫なことから、
初心者の入門種に最適です。
葉っぱがハート型をしていることから、
葉のついたつるを、
好きな人に贈ると想いが成就するといわれています。
ポトス パーフェクトグリーン
ポトスの中でも新しく開発された品種で、
白い斑が全くない青葉が特徴です。
その名前の通り、パーフェクトなグリーンです。
ポトスの特徴である、
黄色が入りません。
ゴールデンポトス同様生長が早く、
特に日陰に強いので、置く場所を選びません。
どんなお部屋にも合わせやすく、
使い勝手の良いインテリア性のある入門種のポトスです。
ポトスライム
爽やかなライトグリーン一色の品種で、
お部屋にフレッシュな彩りを添えてくれます。
葉の色が薄いことから繊細な印象を受けますが、
ポトス同様育てやすく、
ミニ観葉植物としても根強い人気を誇っています。
日光によく当てると、
このように薄緑になります。
しかし、日光が少なくなると、
緑に深みがかかってきます。
ポトス マーブルクイーン
白をベースに緑斑の入ったやさしい色合いが人気の品種です。
生育が遅い上に過湿に弱く、
耐寒性をほとんど持たないことから、
ポトスの中では扱いづらい品種とされています。
また、挿し木で増やすのも難しく、
冬越しさせるには細かな手入れが必要なので、
栽培に慣れた上級者向きです。
ポトス エンジョイ
葉のふちに覆輪があり、
全体に白い部分が多く、
造花のような端正さで小ぶりでも見栄えがします。
一枚一枚の葉もコンパクトで
すっきりとした印象を与え、
お洒落な雰囲気でお部屋を演出してくれます。
こちらも育てやすく、
初心者向けのポトスです。
ポトスの育て方について
ポトスの置き場所について
使用する道具
ポトスは、日光が大好きな植物ですが、
夏は強光線を避けて明るい日陰で管理します。
その他の季節は、できるだけよく日に当てます。
日光に当てた方が葉の模様も鮮明になり、
丈夫な株になります。
耐陰性に優れていますが、
あまりにも日陰の場所だと日照不足になり、
弱々しく育ち葉の模様も薄くなってしまいます。
耐寒気温は8℃以上で、
それ以下になると次々と葉っぱが落ちてしまいます。
冬は室内の窓際の日光がよく当たる場所で育てます。
部屋の中でも、冬場は8℃以上に保つことが難しいので、
部屋の中に簡易温室を設置するのも良いですよ。
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水やりについて
ポトスは春~夏にかけては、
どんどんツルを伸ばして生長するので、
土が乾いたら水やりもたっぷりと行いましょう。
ただ、冬は生育が衰えるので、
ツルがしおれてきたら、
水やりをするくらい
水やりを控えめにしてかまいません。
冬場に観葉植物の葉が黄色くなって、
やがて茶色くなり枯れる。
このような症状は、
冬場の水のやりすぎによって起こります。
ポトスの肥料のやり方について
使用する肥料
春~秋にかけての生育期は、
2~3ヶ月に1回、固形油粕か、
液体肥料(ハイポネックス)を与えます。
特に梅雨入りから、
真夏にかけて著しく生長するので、
液肥なら10日に一度、
置き肥なら2ヶ月に1度を目安に肥料を増やすのもよいですよ。
一方、生育が緩やかになる冬は、
肥料を控えるようにしてください。
ポトスに適した用土について
使用する道具
ポトスは水はけのよい土を好みます。
はじめて育てるときは、
観葉植物用の培養土を使うと簡単です。
自分で土を準備するなら、
赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1を
混ぜ合わせたものがおすすめです。
ポトスの植え替えについて
使用する道具
鉢の大きさによって植え替える間隔は違ってきますが、
鉢の底から根が伸びていたり、
ちゃんと管理(水やり、日当たり)しているのに、
下の方の葉っぱが黄色くなって落ちてしまうような症状がでてきたら、
根詰まりしている可能性があります。
大きな鉢なら3年くらい、
小さな鉢なら1から2年くらいの間隔で植え替えるのが無難です。
適期は温度の充分上がった5月から7月が適期で、
古い土を3分の1ほど落としてから、
新しい用土で植え替えます。
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ポトスの剪定の仕方について
ポトスのつるが伸びていくと、
下の方の古い葉が落ちてバランスが悪くなります。
節と節の真ん中でカットします。
元株の方はカットしたすぐ下の節、
葉っぱの軸の付けねの真ん中から新芽が出ます。
注意点としては、そこに”斑(白や黄色の斑)”が、かかってること。
そうしないと”斑落ち君=真緑の子”になっちゃいます。
ですから、切る場所、新芽の出る場所の状況をみてカットします。
適当に切って、あとから斑落ちがでてきたら
再度切り戻しでも構いませんが、
植物に負担なのでできれば見極めて1回でしましょう。
もちろんカットした先っちょは、挿し穂にできますよ。
ポトスの増やし方について
ポトスは、さし木で増やせます。
ポトスは『水挿し』でも発根が容易で、
極端な話、短い茎+葉っぱ1枚でも
発根して苗になります。
(葉柄の付け根に芽があるので、葉だけでは無理です)。
水挿しの場合、発根するまでは肥料を与えません。
切り戻したときの枝を利用するといいでしょう。
葉が2~3枚になるように、
切ったさし穂を水の入ったコップに挿しておくか、
川砂に挿しておくと、
1ヶ月くらいで根が出てきます。
水に挿したものは、
根が出たあとに土に植え替えます。
挿し木の適期は4~7月です。
まとめ
はじめて観葉植物を育てる方は、
ポトスから育てはじめて、
増やし方や飾り方など、
いろいろな楽しみ方を覚えてみてはいかがでしょうか。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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